防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   1034号 (2020年9月1日発行)
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トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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防衛省・自衛隊 オフィスツアーを開催
 自衛隊東京地方協力本部(本部長・岸良知樹=当時陸将補)は7月29日、東京地本会議室及び市ヶ谷駐屯地厚生棟において、幹部自衛官との懇談や施設見学等により自衛隊に対する興味の振作等を図ることを目的として、第1回オフィスツアーを開催した。ツアーには大学3年生ら86名の申し込みがあったが、新型コロナウイルス感染症防止のため人数を制限し、43名での実施となった。
 当日は全般説明の後、「大規模災害発生時における防衛省・自衛隊の役割について」をテーマとしたワークシートの作成を通じ、災害派遣時の自衛隊の行動についてイメージアップさせ、作業後の所見発表の際に、自衛隊の職域の広さについて説明した。
 幹部自衛官との懇談では参加者を6グループに分け、陸海空の各幕僚監部勤務者が、それぞれの入隊したきっかけやこれまでの経歴、現在の職務について紹介した。参加者からの「語学はどれくらい必要ですか」「IT関連の勉強をしているが活かせますか」「全国勤務はどんなメリットがありますか」等の質問にも、具体例を挙げながら丁寧に回答していた。
 東京地本は今後も、海上自衛隊の艦艇部隊、陸上自衛隊の後方支援職種部隊や航空科部隊等の職場を研修するオフィスツアーを複数回計画しており、大学生らの自衛隊に対する理解の促進と、志願意欲の向上を図っていくとしている。
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4種の公務員が合同説明会を開催
 東京地方協力本部新小岩募集案内所(所長・高倉2陸尉)は、葛飾区生活安全課との調整により7月19日、葛飾区の新小岩地区センターにおいて、自衛隊、警視庁、東京消防庁及び法務省刑務官による「公務員4職種合同採用説明会」を実施した。
 この説明会は、秋季の採用試験に向けて公安系公務員への就職を希望する者を対象に、新小岩募集案内所からの呼びかけに応じ、葛飾警察署、東京消防庁及び東京拘置所の採用担当者が参加して実施したものであり、今回2回目の開催となる。開催に当たっては、葛飾区の感染拡大防止ガイドラインを順守するとともに、会場は説明会の単独使用として参加者のソーシャルディスタンスを確保、手指消毒液の設置等、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策をとって開催した。
 当日は、大学生や高校生及びその保護者48名が参加し、高倉所長の全般説明に引き続き、各省庁別の4個ブースに分かれてそれぞれの担当者が説明を実施した。新小岩募集案内所でのブースでは各自衛隊の特性及び広報官自らの経験に基づき、自衛隊の魅力について説明した。
 参加者からは、「どの職種も素晴らしい職業だと再認識できた」「一度に多種の公安職について説明を聞けてとても有意義だった」「感染防止対策がしっかりなされていて安心して参加できた」等の感想が聞かれた。
 新小岩募集案内所は、担当地域内に自衛隊施設が存在しない地域であるからこそ、今後も関係機関等と連携し、地域に密着した募集活動を実施して自衛隊に対する理解と関心を高め、自衛官募集業務に繋げていきたいとしている。
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商業施設で自衛隊をPR
 東京地方協力本部福生募集案内所(所長・武田1空尉)は7月19日、西多摩郡日の出町に所在する「イオンモール日の出」において、自衛隊PRイベントを実施した。
 これは毎年夏に開催しているイベントであり、東京地本募集相談員連絡協議会福生支部の募集相談員及び航空自衛隊横田基地の隊員による協力を得て実施した。
 当日は第1普通科連隊の軽機動装甲車及び偵察バイクを展示したほか、メインコートに設置された大型モニターでは自衛官募集動画等を放映し、多くの施設利用者が足を止めていた。中でも新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者への敬意と感謝を表すため、今年5月に行われたブルーインパルスの飛行の様子や自衛隊式感染症予防を紹介する動画を見た来場者からは「ブルーインパルスの飛行は心強い。医療関係者は心が晴れますよね」「自衛隊は基礎が徹底されているからクルーズ船内での感染が防げたんですね」等の声が聞かれた。新型コロナウイルス対策や災害派遣活動の写真パネル展示では「地震や豪雨等の自然災害だけでなく、いろいろな場面で自衛隊には支えてもらっている」等の感想があった。
 福生募集案内所は、各種活動の制約を受けるコロナ禍においても創意工夫し、防衛省・自衛隊の活動について理解の深化を図れるよう、所員一丸となって任務に邁進していくとしている。
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コロナ対策とりながら募集イベントを再開
 東京地方協力本部新小岩募集案内所(所長・高倉2陸尉)は7月3日及び12日、担当地域である葛飾区内の商業施設等において、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言解除後初となる募集広報イベントを実施した。
 イベントの実施に当たっては、葛飾区の感染拡大防止ガイドラインを順守するとともに施設管理者と事前に綿密な打ち合わせを行い、手指用消毒液の設置や隊員はマスク、フェイスシールドを装着する等感染防止対策を実施しての開催となった。
 JR亀有駅南口に隣接する「リリオ亀有」では、駅前広場に配列した野戦型救急車及び偵察用バイクや自衛隊の活動を紹介する写真パネルの周辺にテープで統制線を標示し、密集状態にならずに装備品等を見学できる環境を作った。また、同じくJR亀有駅の南東に位置する「アリオ亀有」では、施設内の広場に広報ブースを展開するとともに、海上自衛官の隊員が来場者と一緒に手旗信号を体験しながら「ソーシャルディスタンス」を意識することができるよう展示内容にも工夫した。会場には、東京都隊友会や東京都防衛協会、葛飾区自衛隊家族会等も応援に駆けつけ、今年度初の広報イベントは大勢の来場者で賑わった。
 来場者からは「イベントを通じてコロナウイルス対処での自衛隊の活動が知れてよかった」「手旗信号を教えてもらいながら自衛官を身近に感じる事ができた」との声が聞かれた。
 新小岩募集案内所は、担当地域内に自衛隊施設が存在しない地域であるからこそ、今後も関係部隊と連携し、地域に密着した募集広報活動を実施して自衛隊に対する理解と関心を高め、自衛官募集業務に繋げていきたいとしている。

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知って得するお金の話

辻 章嗣
「FPが勧める資産形成法」(その1)

結婚、子育て、マイホームなどの夢を叶えるためには、必要な資金を準備する必要があります。そこで、今回は二回にわたり資産を形成する方法について解説します。
1. 72の法則とは
「72の法則」とは、元金100万円を利率1パーセントで複利運用した場合、72年後に元利合計が2倍の200万円になるという法則です。
《72の法則》金利1%で複利運用した場合72年後に元利合計が元本の2倍になる法則
72÷金利=年数  金利1%:72年  金利1.0%:720年  金利0.01%:7200年
したがって、現在のように、低金利時代には、預貯金に資産をいくら預け入れていてもなかなか増えないことが分かります。

2. ポートフォリオとは
ところで、金融商品には、三つの性質があります。
流動性:必要な時に現金化できること
安全性:元本が減らないこと
収益性:収益が出やすいこと
ただし、この三つの性質を兼ね備えた金融商品は一つもありません。そして、一般的に、「収益性の高い商品は、安全性と流動性が低くなり」、「安全性と流動性が高い商品は、収益性が劣る」と言われています。
そこで、これらの三つの異なる性質をもった金融商品を組合せて保有することを考えます。この組合せを、「ポートフォリオ」といいます。
それでは、三つの資産を等しく保有すればよいかというとそうではありません。流動性資産は必要最小限に止め、安全性資産を中心に資産形成することになると思いますが、資産を増やすには収益性資産の利用を考慮することをお勧めします。
そして、収益性資産を保有することを投資といいます。

3. 投資と投機の違いとは
ここでは、投資に消極的な方にも積極的な方にも知っておいて欲しい「投資」と「投機」の違いについて解説します。
投資:株式や社債などを購入し、企業に資金を提供して、投資先の価値の向上を狙う。
投機:価格の変動に賭ける行為で、常に価格の変動を注視し、短期に売買を繰り返す。
投資においては、投資先の価値が高まることにより配当や株価上昇に伴う売却益を得ることができます。
一方、FX(外国為替証拠金取引)や株の短期売買などが投機にあたりますが、投機は、ゼロサムゲームと言われ「儲かる人と損する人の総和が同じ」となります。

4. 投資の基本とは
投資において、リスクを減らし安定した収益を得るための基本は、「時間と金融商品の分散」および「長期運用」です。
「時間の分散」とは、金融商品を購入する時期を分散し、少量ずつ買い増すことを言います。例えば、毎月一定額を拠出して同じ金融商品を買い続けると、価格が高いときには少量を、価格の安いときには多くの量を買うことができます。
また、「金融商品の分散」とは、株式と債権、国内資産と海外資産など性質の異なる複数の金融商品を組合せて保有することを言います。投資信託は、複数の金融商品を組み合わせた商品ですので、自分の好みに合った組み合わせの投資信託を選ぶことで金融商品の分散を図ることができます。
「長期運用」とは、資産の価格変動に一喜一憂せず長期にわたり保有することです。
次回は、自衛隊員の皆様に勧める具体的な資産の形成方法について解説します。

辻 章嗣
ウィングFP相談室代表
元航空自衛隊パイロット、ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士


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