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自衛隊ニュース   1032号 (2020年8月1日発行)
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浜松広報館再開館
旧政府専用機貴賓室を公開
 航空自衛隊浜松広報館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月28日から臨時休館しておりましたが、令和2年7月1日に再開館いたしました。
 また、再開館に合わせてB-747旧政府専用機貴賓室を公開しました。この貴賓室は、平成31年3月末までの運用中は警備上等の理由で非公開でした。当館では外見も含め、そのままを再現いたしました。もちろん、椅子やテーブルなどは実際使われていたものを使用しております。貴賓室の奥には大きなソファがあり、ベッドとして使用されていました。衛生電話なども設置しており、当時の様子がよくわかるような展示となっております。また、貴賓室の隣には、総理大臣等が移動中に記者会見を行った「記者会見席」も設置しております。こちらももちろん実物を使用しております。どちらもB-747の機内の雰囲気を味わうことが出来ますので、是非一度ご来館ください。
 なお、浜松広報館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、三密を避けるようさまざまな対策を行っております。ご来館される場合はマスクなどの着用をお願いするほか、館内は一方通行とし、徹底した消毒を行うなど、万全な対策を講じております。対策の一環として車での入場におきましては制限をしておりますので、当館HPをご覧になりお越し下さいますようよろしくお願いいたします。

隊員自主募集優秀部隊等表彰
<航空自衛隊>
 令和元年度の隊員自主募集成果が著しく優秀であった航空自衛隊の部隊等が、7月1日に航空幕僚長から表彰された。第2級賞状を受賞した中部航空方面隊司令部(入間基地)の募集担当者は、「全隊員が、常日頃から『我々の後輩の獲得は、我々の手で』という認識の下、積極的に活動した結果、第2級賞状を受賞できた。令和2年度も引き続き受賞を目指して活動していきたい」と受賞の喜びを語った。
 隊員自主募集とは、少子及び高学歴化により自衛隊を取り巻く募集環境が極めて厳しい状況にある中で、部隊等で勤務する隊員それぞれが主体的に募集対象者の情報を収集し、地方協力本部へ情報提供する活動であり、令和元年度は空自全体で2476件の情報が寄せられ、885名の入隊成果を挙げている。航空幕僚長表彰を受賞した部隊等は次のとおり。
◆第2級賞状 中部航空方面隊司令部(入間)
◆第3級賞状 第2航空団(千歳)、西部航空施設隊(芦屋)、第4術科学校(熊谷)
◆第4級賞状 西部航空音楽隊(春日)、航空開発実験集団司令部(府中)
◆第5級賞状 第3高射群(千歳)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第7航空団(百里)、西部航空方面隊司令部(春日)、南西航空施設隊(那覇)、作戦情報隊(横田)、第3輸送航空隊(美保)、第4航空団(松島)、第12飛行教育団(防府北)、飛行開発実験団(岐阜)
 なお、表彰式は6月末に行われた全国地方協力本部長会議において実施される予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会議がVTC形式となったため、各受賞部隊等に表彰状が伝達され、後日、部隊長等から表彰状が授与された。

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