防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1013号 (2019年10月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

小学生職業体験事業「ワラッシ!」に参加
<青森>
 青森地本(本部長・木村政和1空佐)青森募集案内所(所長・角谷清昭1陸尉)は、9月29日、青森市教育委員会の依頼を受けて浪岡中央公民館で開催された小学生職業体験事業「ワラッシ!」で自衛隊広報を行った。
 このイベントは、子供達が職業体験を通じて働くことの大変さや社会の仕組みを学ぶことを目的としており、抽選で当選した200名の小学生は、自分で選択した仕事の講座で実習を受け、給料(専用通貨「ネブータ」)をもらい、手作りコーナー等で消費するなど社会のしくみを楽しみながら学んだ。
 当日は、おしごと見学、マーケット、スポーツ体験等を自由に参加できるコーナーも設けられ、約1000人の市民が来場し賑わいをみせた。
 青森募集案内所は、ミニ制服試着コーナーを設け、子供達に迷彩服やセーラー服を試着してもらいながら、自衛隊の仕事について分かりやすく説明した。中でも、自衛隊カードバトルは順番待ちするほど大人気で、カードを手に入れた子供達は「自衛隊の車に乗ってみたい」「みんな迷彩の服を着ているの?」等自衛隊に対して興味を示していた。
 青森地本は、今後も様々なイベントで広報活動を実施し、地域住民に自衛隊の活動や自衛官の魅力を積極的に広報し、募集基盤の拡充に努めていく。

今年も大盛況「日本一の芋煮フェスティバル」防災ゾーンで広報展
<山形>
 山形地本(齋藤信明本部長)は、9月15日、山形市馬見ヶ崎川河川敷において行われた「第31回日本一の芋煮会フェスティバル」において広報展を実施した。
 この催しは、山形自慢の秋の味覚「芋煮」を直径6・5メートルの大鍋で約3万食作り、市民や観光客等に振舞うという山形県を代表する秋の風物詩。晴天に恵まれたこの日は、県内外から多くの来場者が訪れた。
 山形地本は、フェスティバル会場内の「防災ゾーン」において、第20普通科連隊の高機動車及びオートバイなどの車両展示コーナーに併せて、「なりきり自衛官コーナー」や「募集相談コーナー」の他、「防衛省カレンダーが当たるアンケートコーナー」、「いざと言う時役立つロープワークコーナー」、また、今回新たな企画として「自衛隊クイズコーナー」、「LIFE HACKコーナー」と盛りだくさんのイベントを開設。「LIFE HACKコーナー」を訪れた来場者は、ツナ缶・バターをロウソク代わりにする方法や鋏を使わない紐の切り方等を学んだ。
 「自衛隊クイズコーナー」では、山形地本が陸海空パンフレットの内容からオリジナルの問題を作成し、出題。クイズに挑戦し、見事80点以上獲得した来場者に自衛隊と芋煮キャラクター「イモニマン」がコラボした特製缶バッジをプレゼントした。子供と一緒にクイズを楽しむ家族や自衛隊グッズ目当てにコーナーは大盛況、自衛隊ブースは、終日多くの来場者で溢れた。
 また、防衛省カレンダーが当たるアンケートコーナーでは、ボランティアに来ていた高校生達が積極的にアンケートに記入、中には自衛隊へ興味を示す学生もいて、広報官から熱心に話を聞く姿が見られた。
 山形地本ではこのような自衛隊の装備品や隊員と直接触れ合う機会を活用し、自衛隊に対する親近感やあこがれを醸成し、募集につなげていきたいとしている。

訪問入浴介護サービス体験
大宮駐屯地でインターンシップ
<埼玉>
 埼玉地本(本部長・山野正志1空佐)は令和元年9月19日、訪問入浴介護サービス業「アサヒサンクリーン株式会社」の協力を得て、大宮駐屯地でインターンシップを実施した。
 同社は高齢者の「お風呂で温まりたい」との希望をかなえるべく、訪問入浴サービスを提供している他、訪問介護、デイサービス等の様々な福祉サービスを全国的に展開している企業である。今回は同社スタッフに駐屯地に来てもらい、駐屯地所在各部隊の援護担当者と退職後の再就職先として介護サービスに興味を持っている隊員ら約30名を前に、介護福祉事業の詳細についての説明の後、通常の訪問入浴サービスと同様に専用の浴槽を設置、要介護者に扮した隊員を実際に入浴させながら、サポート要領を約1時間にわたり展示してもらった。
 参加した隊員からは「高齢者福祉サービスの現場の様子を目の当たりにし、介護福祉事業の重要性を改めて認識できた」、「駐屯地内で企業の業務を直接研修できて大変有意義だった」等の感想が聞かれた。
 埼玉地本は引き続き、積極的にインターンシップを実施していく他、今回同様に駐屯地に企業を招き、広く隊員に企業の活動状況を紹介できるよう各企業との連携を深め、就職援護基盤の安定と拡充に努める所存である。

空自のお仕事に感動
新田原基地見学
<熊本>
 熊本地本(本部長・濱田博之1陸佐・当時)は、8月22日、航空自衛隊新田原基地が企画する基地見学を活用し募集対象者等に対して、自衛隊に関する理解と認識をより一層深めさせ、自衛官志願意欲の向上を図るため、職場見学を実施した。
 当日は、夏の太陽が歓迎してくれているような好天候のもと、募集対象者等13名が参加し、航空自衛隊の概要説明、基地所在部隊の職場見学、装備品展示、体験喫食の構成内容で実施された。
 「概要説明」では、航空自衛隊と言っても、航空機だけではなく、様々な職種があることを紹介すると、参加者は、驚きの表情を見せていた。「職場見学」では、管制部隊等を見学し、未知の世界に入り込んだかのように、終始、新鮮で緊張した様子も伺えた。また、シミュレータ実演及び体験ではパイロットの気分を体験しつつも真剣な表情をのぞかせていた。「装備品展示」では、F-15スクランブル発進の模擬展示、コックピットを見学し、感動の連続で「凄いっ!」、「コックピットの中はスイッチでいっぱい!」の声が絶えなかった。「体験喫食」では、普段、航空自衛官と同じメニューを食べて、舌鼓を打っていた。
 基地見学終了後には、売店にて普段手に入らない航空自衛隊グッズをお土産として購入し、満足の笑顔がたくさん見られた。
 参加者からは、「とても貴重な体験が出来、感動した」「航空自衛隊のことが、もっと知りたくなった」と本当に感動した一日だったことが伝わった。
 熊本地本は、今後も多くの学生等に自衛官の魅力を伝える募集活動に努め自衛隊入隊者の増加に尽力していく。

国際防衛ラグビーに募集対象者を案内
<神奈川>
 神奈川地本(本部長・兼本貢祐1海佐)横浜中央募集案内所(所長・平原幸男1陸尉)は、9月15日、国際防衛ラグビー競技会の見学に今年度の受験対象者を案内した。この競技会は2011年からラグビーワールドカップにあわせて開催され今回が3回目となるものであり、9月11日から9月23日の間、自衛隊のほか9カ国の軍隊が参加して行われた。これは「日本で戦うもう一つのワールドカップ」「ラグビーがつなぐ世界の戦士の絆」をスローガンに、大会を通じて各国軍間の相互理解・交流を深めることを目的としている。
 当日は当募集案内所担当の対象者5名が参加し、陸上自衛隊朝霞駐屯地内の会場へと向かった。現地に到着するとニュージーランド対オーストラリアの対戦が始まった。試合を観るやいなや参加者は両軍の熱戦に釘付けになり、身を乗り出して観戦している姿が印象的だった。終了後には「迫力があり面白かった」「選手を身近に見られて、スピード感もあり楽しかった」などの感想が聞けた。最後に広報センターを見学して朝霞駐屯地を後にした。
 横浜中央募集案内所は、「今後もこのようなイベントに対象者を案内し、国防に興味を持ってもらうとともに、防衛省・自衛隊に対する理解を深めてもらい募集成果につないでいきたい」としている。

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