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自衛隊ニュース   1007号 (2019年7月15日発行)
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防衛大学校合気道部創部60周年記念行事
 防衛大学校合気道部は、創部60周年記念行事を、6月22日、ホテルグランドヒル市ヶ谷にて開催した。祝賀会に先立ち、昭和52年から平成11年まで、師範としてご指導いただいた植芝守央合気道道主による講話が、「合気道の歩みと現況」と題して行われ、合気道に対する認識を深めることができた。その後の祝賀会には道主のほか、植芝充央本部道場長、磯山博全日本合気道連盟顧問などの歴代師範、大谷宗司及び鎌田伸一両防衛大学校名誉教授などの歴代部長、西正典防衛省合気道連合会会長、香月智防衛大学校副校長・防衛大学校校友会副会長などの来賓が招待され、OB・現役あわせて160名が参加した。祝賀会の中では、60年の歴史を振り返る趣向を凝らした記念映像が上映され、歓談を盛り上げた。会の最後には、中谷文彦OB会長から岩切宗利合気道部部長に対し、記念品の目録(道主揮毫による扁額)が贈呈され、感謝と感動が溢れる中での散会となった。 防衛大学校合気道部は昭和34年5月の創部以来、現在までに750名余のOBを輩出しており、現役部員は47名である。また、11月16日に横須賀市の防衛大学校において、創部60周年記念演武会を計画している。

Wi-Fi自動販売機が設置
駐屯地の生活環境の向上に一躍
 6月末、板妻駐屯地(司令・深田満男1陸佐)において、Wi-Fi機能を搭載した自動販売機が設置された。
 本事業は、高田克樹東方総監が推進する「隊員が帰ってきたくなるような駐屯地の追求」の一環として、駐屯地業務隊(隊長・上野富一郎1陸佐)が主体となって生活隊舎フロアにWi-Fi環境の構築を目指したものであり、今回は生活隊舎の10号隊舎2階(第1号機)及び33号隊舎2階(第2号機)に設置された。
 スマートフォンやタブレット等のネットワーク対応端末が接続でき、自販機を中心に半径30m程度での利用が可能で、営内生活環境の改善が促進される。
 本来ならば5年後毎の契約時にしか業者に対し要望できないニーズを「どうしても待っていられない」という上野業務隊長の発意により、関連業者との臨時の会同を開催し実現に至った。上野業務隊長は「今回は数社が設置の趣旨等についてご理解を頂き、これを皮切りに東方管内の全ての駐屯地に導入が推進されれば幸いです」と述べ、本年度は、他の生活隊舎をはじめとした計5箇所の設置を目指していく。

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