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自衛隊ニュース   973号 (2018年2月15日発行)
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祝 新たな門出 各地で成人行事

都城
 都城駐屯地(司令・廣田耕士朗1陸佐)は、1月17日、都城駐屯地において駐屯地成人行事を実施した。駐屯地各部隊成人者の記念すべき門出を祝うとともに駐屯地各部隊間の団結強化を図ることを目的に、駐屯地本部隊舎前において、新成人者総勢52名の内36名が壇上(中型トラック)に上り、駐屯地所在隊員が見守る中、成人としての目標を力強く発表。
 じ後、成人者が生まれた1998年を人文字にして記念撮影を行った。また、記念会食では、成人者が所属する部隊長と和やかな雰囲気で笑顔を交えながら会話を弾ませ、その後、駐屯地内において、記念植樹を行った。
 本部管理中隊東郷可蓮陸士長は、「余裕のある大人になりたいとともに、より一層、責任と自覚をもって行動していきます」と抱負を述べた。

八戸
 八戸駐屯地(司令・千葉徹1陸佐)は、1月12日、駐屯地体育館において平成29年度駐屯地成人式を実施した。
 今年の新成人は55名で、八戸市副市長を始めとする多くの来賓や新成人家族、駐屯地の隊員に見守られながら盛大に執り行われた。
 式典では、第2対戦車ヘリコプター隊の伊郷将平3陸曹が指揮する成人者が緊張した面持ちで整列し、駐屯地司令が新たなスタートを切る新成人へ「今後の自衛隊、また我が国を支える力は情熱を持った君たち新成人諸官の若い力です。どうか新成人諸官は期待され、将来を担っている存在であることを充分に自覚し、社会人としてまた自衛官として責任を全うし、任務達成に邁進することを期待します」と式辞を述べた。
 引き続き新成人を代表して、第5高射特科群の佐々木創希陸士長が、「期待に応えるため、社会人として自衛官として、強い責任感と確固たる自覚を持ち、国民の安全と社会の発展に貢献できるよう誠心誠意努力することを誓います」と力強く決意表明を述べた。また、人生の新たな門出を祝し、八戸陣太鼓部が祝い太鼓を演奏した。
 式典後の祝賀会食では、新成人のこれからの抱負や将来についての話が弾み、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。また、厚生センター前で20歳の献血を行い、思い出に残る成人行事となった。

北千歳
 北千歳駐屯地(司令・片岡義博陸将補)は、1月12日、駐屯地体育館において成人行事を実施した。
 成人式には、山口幸太郎千歳地方防衛協会会長(千歳市長)、岡昭雄北千歳駐屯地OB会会長、瀧澤順久自衛隊退職者雇用協議会千歳支部長をはじめ協力団体、駐屯地モニター及び新成人父兄が臨席し、40名の新成人が晴れの舞台に臨んだ。
 司令式辞において「素直な心を忘れないこと」「何事にも情熱を持って取り組むこと」の2つの言葉を送られると、新成人達は普段より一層緊張したまなざしで聴き入っていた。その後、千歳地方防衛協会会長及び北千歳駐屯地OB会会長が新たなスタートを切る新成人へ祝福と激励の言葉をおくった。
 引き続き、新成人を代表して第301観測中隊の霜山新3陸曹が「国民を守る自衛官として、日々向上心を忘れずに、家族、職場の方々そして国民の皆様方に認めてもらえるように、駐屯地司令、ご来賓の皆様からいただいた言葉を胸に精進してまいります」と力強く決意を述べた。
 大橋佳子千歳地方防衛協会女性部長の祝辞で始まり、終始和やかに行われた祝賀会食の後、駐屯地体育館で行われた、「元服ストラックアウト対抗戦」では、先輩隊員の応援の中、新成人達はコート内で躍進し、白熱した試合を繰り広げ会場を沸かせた。

南恵庭
 南恵庭駐屯地(司令・遠藤充陸将補)は、1月11日、駐屯地に所在する新成人18名に対し、無事成人を迎えられたことを祝うとともに、成人としての自覚を高めることを目的として駐屯地成人行事及び祝賀会食を実施した。
 成人行事では、駐屯地所在部隊全隊員の前で、成人者それぞれが一言ずつ成人としての抱負を述べた。
 祝賀会食においては、恵庭市の自衛隊協力諸団体の来賓を招いて行事を実施した。駐屯地司令の祝辞後、来賓を代表して原田裕恵庭市自衛隊協力会会長(恵庭市長)より祝辞がおくられた。また、新成人を代表して第303ダンプ車両中隊の小林篤陸士長が「一社会人として、自衛官としての自覚を忘れることなく、責任ある行動と思いやりのある優しい心を持って社会に貢献していくことを誓います」と抱負を述べ、新成人としての自覚を新たにした。

上富良野
 上富良野駐屯地(司令・神園雄一1陸佐)は、1月9日、隊員の成人を祝し、駐屯地成人行事を実施した。
 毎年恒例となっている本行事において、神園司令は「目標を確立し、その達成を追求すること」及び「これまでお世話になった方々に対する感謝の気持ちを持つこと」を新成人に対し社会人としての飛躍に期待を込め祝辞とした。
 新成人は一人一人、設置された台に上がり、これまで自分を育んでくれた部隊や両親への感謝の言葉と今後の抱負を述べ、成人としての決意を新たにした。

4師団
 第4師団(師団長・高田祐一陸将=福岡)の各部隊が駐屯する福岡、小倉、久留米、大村、対馬、別府、玖珠及び目達原の各駐屯地において成人祝賀行事を行った。
 成人祝賀行事では、74式戦車及び大型トラックとの綱引きや記念講演、銃剣道、書初め等、駐屯地毎に趣向を凝らして、新成人の門出を祝った。
 第4戦車大隊本管中隊・渋谷成美陸士長は「成人行事を終えて、まずはこれまで育て見守ってくださった両親、友人、上司及び同僚に感謝したいと思います。これからは、皆から頼られ尊敬され、部隊に貢献出来るような自衛官になれるよう日々精進し、頑張ってお世話になった方々に成長した自分を見て頂きたいと思います」と、力強い決意の言葉を述べ、一人前の社会人、自衛官になることを誓った。

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