防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   877号 (2014年2月15日発行)
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第15回百里基地音楽祭開催
 航空自衛隊百里基地(司令・大浦弘容空将補)は航空中央音楽隊(隊長・水科克夫2空佐)を地元の小美玉市小川文化センターに招へいし、第15回百里基地音楽祭を開催した。
 この音楽祭は、基地周辺在住の方々などへ音楽を通じて百里基地及び航空自衛隊に対する理解と信頼の更なる向上を目的として年に1度開催しているもので今年度は1月25日、新春コンサートとして基地協力者や地元の小中学校のほか、公募に応募した音楽ファンなどに来場いただき、1200席の会場はほぼ満席となった。
 演奏は事前の会場ロビーによるミニコンサートの後、午後5時から2部構成で行なわれ、第1部は「ホーム・クラシック名曲選」と題し気軽に楽しめるクラシック音楽を6曲、第2部では「イージーリスニング」と題して懐かしいポピュラー音楽など5曲が演奏された。
 アンコールでは「ゲット・イット・オン」及び航空自衛隊行進曲「空の精鋭」が演奏され、2時間に及ぶ音楽隊のすばらしい技術と迫力ある生演奏でこの日集った聴衆を十二分に魅了し音楽祭は盛況のうちに幕を下ろした。

負傷男性を救助
中村友紀3陸曹に感謝状
九州補給処
 九州補給処富野弾薬支処(処長・高橋健一2陸佐)に所属する3等陸曹・中村友紀は、平成25年11月22日午前6時頃、分屯地通用門付近を巡察中、隣接する道路上で事故のため受傷し出血している男性を発見、直ちに応急止血を実施して、駆け付けた救急隊員へ男性を引き渡した。同男性は順調に回復し、リハビリを始めている。中村3曹は、「血を流して横たわっている男性を発見した後は無我夢中でしたが、応急的な止血処置ができたのは日頃の救急法訓練の成果だと思います」と語っている。今回の人命救助の功績により、同3曹に小倉北警察署長から感謝状が贈られた。

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