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自衛隊ニュース   2010年10月1日号
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北澤防衛大臣が留任
菅改造内閣発足
新副大臣・両政務官初の三役会議に臨む
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 9月17日、皇居での認証式を経て正式に菅直人改造内閣が発足、北澤俊美防衛大臣が留任した。また、政府は同21日午前の閣議で副大臣、政務官人事を決定、新防衛副大臣に安住淳(あずみ・じゅん)衆院議員(民主党、衆院宮城5区、衆院当選5回、早大卒、48歳)、新政務官に松本大輔(まつもと・だいすけ)衆院議員(民主党、衆院広島2区、衆院当選3回、東大卒、39歳)と広田一(ひろた・はじめ)参院議員(民主党、高知選挙区、参院当選2回、早大卒、41歳)がそれぞれ就任した。離任行事は同日午後行われ、榛葉賀津也副大臣、長島昭久、楠田大蔵両政務官が順次儀仗を受け、大勢の職員に見送られながら退庁した。着任行事は翌22日に行われ、安住副大臣、松本、広田両政務官が順次初登庁し儀仗を受けたあと、大臣室で北澤大臣とともに政務三役会議に臨んだ。

防災の日
防衛省、各機関一体に
初めて東海・東南海・南海連動大地震を想定
1600隊員、車両400両など参加
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 「防災の日」の9月1日、政府は東海地震と東南海・南海地震が連動して発生した場合を初めて想定(▽発生日時【9月1日午前7時頃】▽震源地【和歌山県南方沖】▽地震規模【M8・7】▽最大震度【震度7】)し、菅直人首相以下全閣僚が参加して地震災害応急対策の実施体制を確保するための訓練を静岡県伊東市や千葉県君津市などで実施した。
 防衛省・自衛隊は、防災週間(8月30日〜9月5日)に際し、この訓練に参加、各機関と連携しながら被災者の救出・救助活動や救援物資の輸送などに当たった。また、地方公共団体などが行う総合防災訓練に参加して、地方公共団体などとの連携の維持・強化を図った。
統合防災演習
 平成22年度自衛隊統合防災演習(実動演習)が、8月29日から8月31日まで(機能別訓練)と、8月31日から9月1日まで(総合訓練)の2区分にわたって、折木良一統幕長を統裁官に市ヶ谷駐屯地や参加部隊の所在地、静岡県総合防災訓練各現地会場などで行われた。これは、東海地震発生時における自衛隊の統合運用による対処要領を関係機関と共同して実践的に演練し、自衛隊の災害対処能力の維持・向上を図ることを目的としたもので、統幕、陸海空自衛隊等人員約1600名、車両約400両、艦船4隻、航空機17機が参加した。


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