防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年1月1日号
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大阪モーターショーに初参加
《大阪地本》
広報ブースに5万人訪れ大盛況
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 大阪地本(本部長・江口直也陸将補)は12月4日から7日の間、インテックス大阪で開催された第6回大阪モーターショーに参加した。
 大阪モーターショーは、西日本最大級のモーターイベントとして平成11年より隔年で開催されており、今回は主要国内メーカー及び外国メーカーの最新モデルに加え、話題のエコカーやバイク、部品メーカーまでが一堂に集う大規模なイベントとなった。直前に開催された東京モーターショーで来場者数が減少したこともあり、今回の動向が注目されたが、初日から大勢の家族連れ等が来場し、好調なスタートとなった。
 大阪地本にとって、今回初の試みとなる大阪モーターショーへの参加であったが、国内自動車メーカーに隣接する位置にブースを構え、第36普通科連隊の支援を得て軽装甲機動車、高機動車及び偵察用バイクを展示することとなった。
 開催日を迎えると、開場と同時に、大阪地本のブースには大勢の来場者で埋め尽くされ、4日間で約22万5000人の入場者中、約5万人が地本ブースを訪れた。来場者は装備品に触れたり、乗車したりして楽しみ、他のメーカーブースにも引けをとらない超人気スポットとなった。また、制服コーナーでは、幅広い年齢層が訪れて、迷彩服を着た子供達が偵察用バイクに跨ったり、また、若い男女が制服を着てポーズを決め写真を撮る等、大いに活況を呈した。この他、パネルコーナーでは、自衛隊の活動パネルを見た来場者が隊員に質問を投げかける等の光景が見られた。
 来場者からは「自衛隊が参加していることに驚いた。自衛隊について初めて知ることができて楽しかった」「自衛隊の車両に触れることができるとは思わなかった。今回、とても親近感を感じることができた」などの声が多数寄せられ、府民の自衛隊に対する理解を深めることができた。
 大阪地本では、「今後も各種イベントに積極的に参加し、自衛隊をより身近に感じてもらえるよう努力していく」としている。


《京都地本》
地元まつりを支援
自衛隊変身コーナーが大人気
府知事から激励も
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 京都地本(本部長・大内田憲治1陸佐)は11月15日、京都府相楽郡精華町(町長・木村要氏)の依頼により「せいか祭り2009」を支援した。
 「せいか祭り2009」は精華町の秋の恒例イベントであり、けいはんな記念公園において開催された。当日は75店の地元産品の販売ブースや音楽ステージなど多彩なイベントがあり大勢(主催者発表約3万2000人)の来場者でにぎわった。
 学研都市の住民交流や地域の活性化を目的に、町や町商工会など24団体でつくる実行委員会が主催し、今年で21回目を迎えた。京都地本は装備品(73式小型トラック、偵察用オートバイ)の展示説明及び変身コーナー(子供制服試着による写真撮影)など支援し、6年連続の支援となった。
 当日は雨は降らず曇り空の肌寒い一日ではあったが、警察・消防・自衛隊コーナーを開設した「にぎわいの広場」には家族連れなどで賑わい、特に、自衛官変身コーナーは子供たちに大人気で列が途切れることがないほど大盛況で、1100人を超えるちびっ子自衛官が誕生した。
 また、京都府山田知事が激励に訪れ、変身する子供たちを満面の笑みで見守っておられ「大変ですね、頑張ってください」と激励の言葉が送られた。更に、地元住民からも「自衛隊コーナーは子供が楽しみにしています。来年も来てくださいね」といった声のほか、子供たちからは「ジープ、オートバイ乗れてたのしかった」などの感想も聞かれ、和やかな雰囲気で支援は終了した。
 京都地本広報は、「あわただしい一日ではあったが、“地域とともにある自衛隊"が浸透していることを確信できた一日」とコメントしている。

UH-1ヘリ体験搭乗
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 東京地本(本部長・森山尚直陸将補)は12月13日、陸上自衛隊広報センター(朝霞)でUH―1ヘリコプターの体験搭乗を実施した。参加者は募集対象者等45名。
 はじめに、東部方面ヘリコプター隊の隊員が安全教育で注意事項を伝えた後、体験搭乗を7グループに分けて行った。朝霞駐屯地グラウンドから荒川沿いを北に向かい、北千住あたりで折り返すルートで、飛行時間は約15分程度。埼玉や池袋の町並みを上空から見下ろせたほか、遠くには新宿のビル群や東京タワーが確認できたと話す参加者もいた。
 参加者の一人で、一般曹候補生として入隊予定の北村仁志君(19)に話を聞くと、「思っていたより音が大きく、迫力があった」との感想が聞かれた。また、「今回のヘリ体験のほかにも総火演や航空観閲式なども見学させてもらった。不安もあるが入隊が楽しみ」と、イベントを通じて入隊への気持ちを固めていったことを話してくれた。

隊友400名唐津市に集う
《佐賀》
櫻井よしこ氏の講演も実施
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 佐賀県隊友会(会長・上松大八郎氏)は12月5日、唐津市内で平成21年度九州・沖縄ブロック研修会「佐賀大会」を担当主管県として開催した。
 この研修会は九州・沖縄各県の隊友会員が一同に集い情報交換、切磋琢磨、懇親を深める等を目的として毎年各県持ち回りで開催されており今回は佐賀県での開催になったもの。研修会は3部構成で行われ、第1部では開会行事に始まり国歌斉唱、物故会員に対する黙祷の後、高田九州・沖縄地方連絡協議会会長代理、上松佐賀県隊友会長が挨拶、来賓からは古川佐賀県知事が祝辞を述べた。続いて来年度開催予定の大分県への引継行事及びブロック研修が整斉と行われた。第2部の防衛セミナーでは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「この国の行方」という演題で講演を行い、一般聴衆者を含む約550名の参加者は真剣なまなざしで聞き入っていた。第3部の意見交換会は用田西部方面総監、加藤佐世保地方総監及び小野田西部航空方面隊司令官をはじめ多数の部隊長等が来賓として参加した。終始和やかな雰囲気の中、各県の会員同士、会員と現職が親睦を深めていた。また唐津曳山囃子保存会による唐津市の祭り「唐津くんち」の曳山囃子が披露され佐賀大会に華を添えた。各県からの参加者は翌6日には、唐津市及び近郊の名勝、史跡等を見学し来年の大分大会での再会を楽しみにして唐津を後にした。

音楽で交流図る
《山形地本》
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 山形地本(本部長・日向和憲1陸佐)は11月28日、米沢市で行われた「自衛隊と米沢市民の音楽の集い」を支援した。
 この演奏会は、米沢市自衛隊協力会が主催で、演奏を通じて自衛隊に対する親近感を醸成し、更に理解の促進を図ることを目的に昨年に引き続き2回目の開催となる。
 当日は、あいにくの雨の中、第6音楽隊の演奏を楽しみにする市民が開場前から長蛇の列を作った。また、今年は米沢市教育委員会の共催ということもあり、多数の生徒・学生が訪れた。
 演奏会は、米沢市ゆかりのNHK大河ドラマ「天地人」のオープニングテーマで開演すると会場からは大きな拍手が贈られた。次に「わらべうた」「美空ひばりメドレー」など耳慣れた曲が演奏され演奏会は和やかな雰囲気の中、アンコール曲「星条旗よ永遠なれ」で演奏会は幕を閉じた。

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