防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年6月15日号
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ホビーショーでPR
《静岡地本》
装備品など来場者の注目集める
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大盛況となった自衛隊展示コーナー
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 静岡地本(本部長・深瀬尚久1空佐)は5月17、18の両日、ツインメッセ静岡で開かれた「第47回静岡ホビーショー」に参加し、自衛隊広報展示コーナーを開設した。県内外から訪れた家族連れや模型ファン約8万人に自衛隊活動の一端を紹介した。
 陸上自衛隊の装備品や平成19年度富士総合火力演習、自衛隊音楽まつりのビデオ上映、海自横須賀地方総監部の協力によるミニセーラー服の試着や南極の氷などの写真パネル展示を行った。中でも96式装輪装甲車、89式装甲戦闘車、87式偵察警戒車、軽装甲機動車、偵察オートバイが来場者の注目を集めた。装備品の周辺には常に人垣ができ、説明に当たる隊員に様々な質問を寄せる光景が終始見られた。
 来場者の一人は、「本物の迫力に圧倒されましたが、それにも増して隊員たちの丁寧で爽やかな対応ぶりに感動しました」と話していた。

掃海艇体験航海に地元住民550人参加
《佐賀地本》
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 佐賀地本(本部長・原圭三1陸佐)は5月17、18の両日、下関基地隊所属第43掃海隊の支援を得て掃海艇「いえしま」「なおしま」2艇による体験航海を実施した。
 体験航海開催に際しては、伊万里市、伊万里市父兄会等の自衛隊協力者による入港歓迎セレモニーがとり行われた。副市長及び父兄会長による歓迎の言葉に続いて第43掃海隊司令と「いえしま」「なおしま」両艇長に花束と記念品が贈呈され、伊万里への入港に歓迎の意を表した。これに対して乗組員一同を代表して第43掃海隊司令は、「今回の体験航海を通じてより多くの方に、掃海隊の任務役割を理解していただけるようにしたい」と挨拶し、関係者に記念の盾を贈呈した。
 体験航海は、約1時間の航程で3回行われた。両日とも快晴に恵まれ、初夏の日差しの下に伊万里市及び近傍の地域住民約550人が体験航海を通じて自衛隊との親交を深めた。
 また、体験航海に際しては、一般公募による一日艇長を実施した。その中の1人、波多江恵さんは佐賀県の高校1年生で、佐賀地本に防衛医科大学校の応募要領を聞きに訪れた際、偶然に一日艇長の公募を知り参加することとなった。体験航海を終えて「自衛隊は階級制度があり厳格なイメージを持っていて始めは緊張していたけど、隊員さんの親切なエスコートを通じて、そのイメージが一新された」との感想を語った。

防災訓練で関係機関との協力体制を強化
《宮崎地本》
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 宮崎地本(本部長・宇都定史1空佐)は5月25日、宮崎県総合防災訓練に参加した。訓練場所は小林市、えびの市、高原町に設置された7会場で、75の関係機関・団体等約1800人が参加、火山噴火・大雨及びこれに起因する災害(土石流、火砕流、噴石、林野火災、洪水など)を想定した訓練が各会場で実施された。
 えびの市永山河川敷運動公園で行なわれたライフライン応急復旧訓練では、西部方面航空隊と九州電力が連携し、CH―47による九電・高圧発電車の懸吊空輸が初めて実施された。
 また、高原町で行われた孤立地域に対する偵察要員の空挺降下も今までにない訓練で、ヘリから自由降下する空挺隊員の勇姿に県民から「うわー!」と歓声が上がるなど、真剣に訓練状況を見学していた。
 災害が起こった場合、宮崎地本の役割は県と自衛隊との連絡調整であり、今回は小林市で行われた災害対策本部運用訓練に参加したほか、今までの災害派遣状況のパネル展示などを行った。

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