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   2004年10月1日号
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将来は本物を…
「紙飛行機コンテスト」
<滋賀地連>
 滋賀地連(部長・岡澤和美1陸佐)彦根募集事務所は8月7日、彦根市商店街が実施する「花しょうぶ祭り」のイベントの一つである「紙飛行機コンテスト選手権」の支援を実施した。
 競技は大人の部と子供の部に分かれ、A4サイズの用紙で参加者各自が作成した紙飛行機を飛ばし、飛行距離を競うかたちで行われた。うまく前に飛ぶものや、風にあおられ後方に飛んでいく飛行機など様々で、楽しいイベントとなった。
 地連が考案した、F15やT4などが印刷されたペーパークラフト用紙と航空機の写真をセットにして参加賞として配ったところ、ペーパークラフト用紙ほしさに3、4回競技に参加する子もいた。子供たちに「将来、本物の飛行機を飛ばしてみるかい?」と質問すると「絶対に、自衛隊に入ってパイロットになる」との声も聞かれた。

企業が必要としない人材とは
<香川地連>
 香川地連(部長・進藤進1陸佐)では、このほど善通寺駐屯地と高松公共職業安定所施設を利用し就職補導教育を実施した。
 本教育は善通寺駐屯地に所在する平成16年度内に退職を予定する任期制隊員と平成17年度以内に退職を迎える定年制隊員を対象として、社会・労働情勢など職業選択に必要な知識や、再就職の心構えについて教育し、再就職に関する準備の促進を図ることを目的として行われた。
 本教育全般に関する説明のあと、1日目は担任官の援護課長による「現在の就職環境、就職準備にあたっての着意事項、企業・自治体への援護施策」を教育。部外から講師を招へいし、演題「企業が求めない人材像」熊野モータース・熊野博之社長)の講話ほか、援護担当者からの就職活動に関する心構えについて説明。実例を交えた教育内容に、参加隊員は熱心に耳を傾け真摯に教育に臨んでいた(写真)。
 また、既に再就職を果たし、部外で活躍するOBを招へいして懇談会を開催し、再就職準備・活動における着意事項について諸先輩達から実体験に基づく教訓を教わった。退職予定隊員から次々と質問が飛び交い、意欲的に就職に関する情報収集に取り組んでいた。
 また2日目は、公共職業安定所の施設を借用し、自ら求人検索を行って求人情報の実態について把握するとともに、厳しい雇用情勢について認識を新たにしていた。次いで、午後からは初の試みとして警察官・消防士の採用模擬試験を実施し、その採用試験問題の出題傾向・対策に関する就職準備の一端を紹介した。最後に本教育の総括として地連援護担当者との就職・進路相談を実施し、相談を終えた隊員からは「就職に関する準備の重要性・必要性が理解できた」、「就職に関する不安が解消できた」などの声が寄せられた。

街角で自衛隊をのぞいてみませんか?
<三重地連>
 三重地連(部長・佐藤晃章1陸佐)は7月25日と26日の両日、四日市市本町の手作りカレーの店「ミヨシ&どんぐり」で県内初の試みとなる「街角で自衛隊をのぞいてみませんか…?」を開き、ビデオ放映や写真パネル、携行食、制服、戦闘服などを展示した。
 この企画は「自衛隊協力会三重地連友の会」会員で「ミヨシ&どんぐり」の森多美子店長と共同経営者の村上博英さんの発案によるもの。最近ではテレビ、新聞などで自衛隊の活躍を見たり聞いたりするようになったが、まだまだ中身まで知ることが出来ていない市民が多い中、自衛隊協力会会員である森店長が一人でも多くの方に自衛隊を知ってもらおうと、ご自身のカレー店を展示場所として提供。四日市市内での街角広報が実現した。
 イラク・サマワでの自衛隊の人道復興支援活動を紹介する写真やパネル「自衛官への道」など約300枚と、陸・海・空自衛官の制服、迷彩服や防弾チョッキ、背のう、ヘルメット、長靴などの戦闘装着セット、パイロットスーツなどのほか、乾パンや各種缶詰などの非常食や携行食などを多数展示した。また、「破氷艦しらせ」が持ち帰った南極の氷も展示し、訪れた人々は珍しそうに見たり、触ったり、気泡のはじける音を聞いたりして楽しんでいた。
 訪れた人たちからは「防弾チョッキがこんなに重いとは思っていなかった。イラクで活躍している方々は大変ですね」「子供を自衛官にさせるにはどうしたらいいの」などの声が聞かれ現職の陸・海・空自衛官が一人一人に詳しく説明した。

「身近な職業」自衛隊
<山形地連>
 山形地連(部長・川嶋昌之1陸佐)はこのほど、中学生による「身近な職業調べ」と題するインターンシップを支援した。県内の中学生が自ら地連に足を運び実現したもので5名の女子生徒が本部を訪れた。
 募集班長の花山3佐が自衛隊の概要と地連の任務などを説明した後、募集広報ポスターが掲示してある場所に移動して広報活動を体験した(写真)。その後、総務課、募集課、援護課を見学し、各課長からの説明を真剣に聞いていた。午後から行った質疑応答の時間には、「仕事にやりがいを感じる時は、どんな時ですか」「仕事をするときに心がけていることは何ですか」「今の職業を選んだ理由は何ですか」などと積極的に質問が出された。メモをとる姿からは、自衛隊を就職の選択肢の一つとしてとらえ、知識や情報を得ようとする真剣さが伺えた。女性隊員による懇談を実施し、職業体験を終了した。

採用するなら自衛官
<石川地連>
 石川地連(部長・行本雄司1空佐)はこのほど、金沢市内の民間施設・メルパルク金沢で、退職自衛官名古屋無料職業紹介所とともに平成16年度北陸地区合同企業説明会を実施した。参加者は、来春任期満了で退職予定の隊員で、北陸3県への就職希望者65名(陸上47名、海上8名、航空10名)、参加企業は北陸3県に求人を有する10業種36社であった。
 当日午前中の金沢駐屯地での事前教育を終えた隊員は説明会場に入るとやや緊張した面持ちで各人が希望する企業や面接指名を受けた企業のブースを訪問し、会社説明・面談を受けた。
 また副会場では県外から北陸地区へUターンする隊員のための「ふるさとコーナー」を開設し、身上把握、就職相談、予備自衛官等制度の説明を実施した。
 参加した隊員からは「希望する仕事が見つかって良かった」、「企業担当者から内定をもらった」などの感想があった。また、企業の人事担当者からは「やっぱり自衛官は礼儀正しくていい。採用するなら自衛隊から」との声が寄せられ、大変好評であった。

塾講師に説明会
<京都地連>
 京都地連(部長・福田敏1陸佐)は7月18日、京都府京田辺市に開校している「未来学園」(川口尚登学園塾長)で、塾講師と募集相談員10名を対象に「自衛隊の説明会」を実施した。
 この説明会は、一般市民・学生が、「自衛隊は武装集団であり、戦闘訓練しかしていないのでは?」とのイメージが多くあることから、「塾の指導的立場にある講師へまず自衛隊への正しいイメージを持ってもらいたい」との趣旨で行われた。
 まず福田部長が講話に立ち経歴を紹介。「部隊の指揮官・幕僚から研究開発まで経験できる自衛隊の幅広い教育システム」を説明した。続いて、自衛隊の段階的な教育訓練について説明。また健全な人間の育成に必要な知育・徳育・体育の「総合的教育体系」や隊員の幸福を追求した「服務指導態勢」は「親身な環境で人材を育てる」と説明した。
 参加した塾講師は「自衛隊は第一線部隊の勤務ばかりではなく幅広い教育システム、人材育成の組織であることが良くわかった。今後の塾生に対して自衛隊の説明の参考となった」と感想を述べた。

<地連 東西南北>
海をPR「噂の広報室長」
<山梨地連>
 山梨地連(部長・竜嵜哲事務官)広報室長として活躍している古川1海尉の正体は、実はプラモデル造りの名人。その技術は海自隊員の問でも噂になるほどの腕前である。
 さらなる上を目指し仕事に挑む古川1海尉は「模型を使ってより多くの人に自衛隊の装備品を知ってもらえたら…」という強い思いから製作に挑んだ。ひとつ製作するのに約2ヵ月という時間が費やされ、「砕氷艦しらせ」や「南極大陸」をカットした模型など4点が完成した(写真)。「しらせ」は氷面に停泊し、すぐ側には米粒より小さいペンギンが約10頭、S-61Aが飛行している様子も再現。また、「南極大陸」は南極点を中心に棚氷や氷河、海面下の大陸までも再現した。
 この2点を南極の氷贈呈式に展示した際、子供達が興味を持ち「言葉や写真だけよりこのような模型を実際見た方が分かりやすいし、すごく興味が湧く。しらせに比べるとペンギンがこんなにも小さいなんて想像もしていなかった」などの感想も聞け、古川1海尉の顔からも笑みがこぼれていた。
 地連では今後も模型などを使って多くの方々が自衛隊の活動内容や装備品に興味を持てるよう努力していく方針である。
「艦内宿泊体験」で海へ
<宮崎地連>
 宮崎地連(部長・杉崎信之1空佐)は7月24日と25日の両日、日南油津港に艦艇広報のため入港中の護衛艦「ゆうだち」で、艦内宿泊体験を行った(写真)。
 海上自衛隊の基地のない宮崎で、どうやって募集対象者にPRするかを検討したところ、「艦内宿泊体験」をとの案があった。しかしこの案、賛否両論で、特に「窮屈な生活を体験させたら逆効果ではないか」との声もあった。「親近感と興味を持たせるには何事にも経験から」ということで、2年前からこの企画を関係部隊と調整。海幕の協力を得て今回実施となった。
 参加したのは、中・高校生16名。初日は艦艇の概要説明、艦内見学、艦長の講話などが行われた。夜は官邸にイルミネーションをつけた電灯艦飾を岸壁から見て興奮し、また「油津港まつり」の花火を艦上から楽しんだ。翌日は、体験航海に参加し、乗員の働いている姿を直に見学した。
 「護衛艦のことがよく分かり、とても興味がわきました」「次回も是非参加したい。友人にも勧めたい」などの感想が参加者から聞かれ海上自衛隊への受験意欲を高めることができた。
 宮崎地連では初めての試みの実施にあたり「ゆうだち」艦長以下、乗員の積極的な対応に感謝するとともに一人でも多くの海自希望者を得るため、今後の企画でも海自の協力と支援を期待している。

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