防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2002年9月1日号

中谷長官「理想と情熱でがんばって」
東チモールで派遣隊員を激励
 中谷元・防衛庁長官は8月16日から21日までの間、東チモール及びオーストラリアを訪問した。17日、東チモールのディリに到着した中谷長官は現地でPKO活動中の東チモール派遣施設群(郡長・小川祥一1等陸佐)を視察し、衛生班や宿営地を訪れ隊員を激励。「理想と情熱で頑張ってください」と書いた色紙を隊員に贈った。
現地に到着しWACから歓迎される中谷長官(写真提供・内局広報課)

最新鋭装備ずらり
米空母リンカーン佐世保入港 マスコミ関係者に初公開
 米海軍の原子力空母エイブラハム・リンカーン(102.000t、約5.400人乗り)が16日午前9時15分ごろ、長崎県の佐世保港に入港した。寄港目的は「休養、補給、維持」で、米原子力空母の国内寄港は、97年9月に神奈川県横須賀港へ来た,ニミッツ以来で通算9回目。
 この米海軍最強の原子力空母エイブラハム・リンカーンがプレス関係者にはじめて公開された。全長330mの飛行甲板には、戦闘攻撃機が所狭しとおかれ、中には、同艦に初めて配備された最新鋭戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットも見られた。また、ゲリラ対策のため機関銃もあちらこちらに見ることができる。午後には、離着艦訓練の模様も公開された。
艦上には最新鋭戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットの姿も(8月16日、佐世保港)

小中学生、防衛庁でピースサイン
ピクルス王子の市ケ谷探検ツアー

 防衛庁は、8月22、23日の両日、文部科学省主催の「子ども霞が関見学デー」に連携して、「ピクルス王子の市ケ谷台探検ツアー」を開催した。これは、事前にホームページ等で募った小・中学生を対象に庁舎内を公開するもので、毎年夏休みに行われている。11時、ツアーはピクルス王子の防衛講座でスタートした。大型スクリーンで学習タイムを過ごし、昼は隊員と同様のメニューの食事体験。午後は中谷防衛庁長官と大臣室で対面、長官の語り掛けに積極的に応答していた。

 
参加者は実物の銃を手にする302保安中隊員に興味津々
ピースサインで記念撮影(8月22日、大臣室で)

予備自衛官補 初訓練始まる
 陸上自衛隊で今年度新たに導入された予備自衛官補制度は、この8月から書く方面で教育訓練が始まり武山駐屯地でも8月21日、東部方面隊の予備自衛官補(一般)の訓練開始式が行われた。
宮本予備自衛官補が訓練参加75名を代表して宣誓

補給艦「ときわ」 インド洋から帰国
テロ対策特別措置法に基づく協力支援活動のためインド洋方面に派遣されていた補給艦「ときわ」(艦長・池田泰博2等海佐、乗員130名)が8月7日、約6ヶ月に及ぶ任務を終え、母港の横須賀に帰港した。
長期の活動を無事に終え横須賀に帰港した「ときわ」

即応予備自の能力・県防災訓練で発揮 38普連
 7月30日、青森県十和田市で行われた「平成14年度青森県総合防災訓練」に、第38普通科連隊は、4中隊主力の即応予備自衛官を主体とする75名をもって参加。即応予備自衛官の災害対処能力の高さを示した。
訓練中、即応予備自衛官は幅広い対応能力を示した
(ヘルプ)

Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc