防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1058号 (2021年9月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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中空音楽隊が野外コンサート、演奏技術指導を実施
<愛知>
 愛知地方協力本部(本部長・福重毅尚1陸佐)は、7月23日から24日の2日間、航空自衛隊中部航空音楽隊(隊長・朽方3空佐=浜松)の支援を受けて市街地広報等を実施した。
 7月23日は、名古屋市中心部のオアシス21において野外コンサートを2回開催し、259名の観客を集めるとともに、休憩時間には自衛隊音楽隊に興味がある大学吹奏楽部員6名と懇談し、音楽職種をPRした。
 また、名古屋市の金山総合駅において、7月22日から25日の4日間「金山にぎわいマルシェコラボ企画自衛隊ウィーク」として自衛隊広報ブース、車両展示(パジェロ、オートバイ)及び名古屋市家族会による自衛隊グッズ物販を実施したが、ここでも23日・24日の2日間にわたり中部航空音楽隊員6名によるアンサンブル演奏が計3回実施され、約140名の来場者を魅了した。
 7月24日は、汐路中学校吹奏楽部の生徒53名、瑞穂高校吹奏楽部の生徒35名に対し演奏技術指導を実施した。
 両校とも、パートごと細部にわたる熱い指導により、汐路中学校の生徒からは「音楽隊員の楽しく分かりやすい説明で吹奏技術が向上した」、瑞穂高校の生徒からは、「近くにコンクールを控えており、音楽隊員に教えてもらった技術と貴重な経験をコンクールにも活かしていきたい」と述べていた。
 大変暑い時期に実施した野外コンサートと演奏技術指導等ではあったが、自衛隊音楽隊の演奏を通じた広報活動は、市民の自衛隊に対する親近感の醸成と、学校や学生との距離を大きく縮める大変効果の高い広報活動である。愛知地本は、今後とも様々なイベントを実施し、募集対象者の目線に立った募集広報効果の高い活動を通じて、優秀な人材確保に努めていく所存である。
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予備自1日間招集訓練
即自への志願意欲を向上

<宮城>
 宮城地方協力本部(本部長・諏訪国重1陸佐)は、7月25日、仙台第4合同庁舎において、令和3年度初となる予備自1日間招集訓練を実施し、定年制退職隊員等22名が参加した。
 招集訓練は、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保等、新型コロナウイルス感染症拡大防止措置を講じて、本部長に対する申告、服務の宣誓、本部長訓示及び制度説明等を実施した。
 台風や集中豪雨による災害において、予備自等の災害招集が増加傾向にある中、即応予備自の勢力維持、とりわけ、任期制退職隊員からの即応予備自の確保が必要不可欠との認識から、昨年度に引き続き、地本と指定部隊による連携を図り、東北方面後方支援隊(隊長・村上章1陸佐=仙台)及び第38普通科連隊(連隊長・齋藤篤史1陸佐=多賀城)の所属隊員による部隊説明のほか、災害派遣活動に従事した即応予備自による体験談の披露、現状説明及び質疑応答等が実施され、即自有資格者5名への志願意欲の向上を図った。
 対象者は、普段接することのない先輩即応予備自の生の声に真剣に耳を傾けていた。
 宮城地本は「今後も指定部隊と連携を図り、1名でも多くの志願者獲得を目指す」としている。
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群馬県高等学校長協会に募集協力を依頼
<群馬>
 群馬地方協力本部(本部長・井ノ口哲也防衛事務官)は、7月6日前橋テルサで行われた群馬県高等学校長協会の定例会議に、副本部長(福崎亮2陸佐)が参加し、募集協力の依頼及び防災教育の提案を行った。
 当日は、県内の35市町村101校の校長先生が参加したため、幅広く自衛隊を認知してもらうことができた。
 コロナ禍で各種自衛隊のイベントが制限される中、自衛隊の様々な活動を、より多くの生徒に知ってもらうこと、東日本大震災から10年の節目を迎える今年、防災教育を通じて災害や学校内外の危険を回避する方法を伝え、「災害に適切に対応する能力の基礎を培う」ことを目的とした防災教育を提案した。
 また、防衛省・自衛隊は更なる女性活躍推進のため令和12年度までに全自衛官に占める女性の割合を12%以上とすることを目標としており、女性活躍のPRをするため女性自衛官紹介パンフレット(陸女・空女)とともに、自衛官募集のための総合パンフレットをあわせて配布した。
 群馬地本は今後も様々な場所で自衛官募集に繋がる活動を実施し、優秀な人材確保と募集目標達成に向け地本一丸となって邁進していく。

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