防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1041号 (2020年12月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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WACワクワクワーク
<山形>
 山形地方協力本部米沢地域事務所(所長・高島1空尉)は、11月12日、山形県立米沢商業高校で開催された「WAKU WAKU WORK・IN 米商」に参加、職場体験学習を支援した。
 「WAKU WAKU WORK」は、2017年から始まり、毎年、地元の高校から3校を選び実施しているもので、米沢商業高校での開催は、10月20日に実施した米沢中央高校に続く第2弾。ここ、米沢商業高校での開催は初めて。体験学習には、製造・福祉・販売・理容美容・サービスなどの様々な地元企業の他、自衛隊・警察の公務員など23のブースが開設され、1年生約100名がそれぞれ興味のある仕事を体験した。
 自衛隊ブースでは、ワークアウト(筋トレ)・VR体験、また、屋外では自衛隊車両の展示・説明を実施、10名の生徒が参加した。また、米沢商業高校は、女子生徒が多いことから2名の女性自衛官(本校卒業のリクルータ(44普連所属・青木1陸士)と地元置賜地区出身隊員(第11施設群所属・齋藤陸士長)の支援を受け、入隊のきっかけや現在の仕事内容・魅力などを説明、身近な先輩の話に生徒たちは興味津々、目を輝かせながら聞き入っていた。
 終了後、生徒からは、「学校の授業ではできないことができて楽しかった」「将来、自衛隊も進路の一つとして考えます」など嬉しい言葉が多く聞かれた。
 米沢地域事務所では、今後も各種イベントに参加し、一人でも多くの方々に自衛隊の魅力と活動を発信していきたいとしている。

地域防災展
家族連れに大人気

<秋田>
 秋田地方協力本部(本部長・大久保正広1空佐)は、11月8日にイオン土崎港店で開催された「地域防災展」において、自衛隊のPRを行った。
 同イベントは、日常から災害に対する備え等について、地域住民等に再認識してもらう事を目的として開催されたもので、当日は、第21普通科連隊(連隊長・五十嵐雅康1陸佐)協力のもと、広報コーナーの開設、高機動車、オートバイの自衛隊装備品展示のほか、活動写真パネル展示、各種パンフレットやグッズの配布等を行い、多くの来場者、特に親子連れを楽しませた。
 また、普段目にする機会が少ない高機動車は子供達に大好評で、「これ乗りたい!!」「このプラモデル欲しい!!」などの歓声に包まれる中、終日大盛況に終わった。
 秋田地本では、今後も積極的に地域イベント等の、地域住民等と直接触れ合える機会を活用して、防衛省・自衛隊の多岐にわたる活動について理解を広げるとともに、職業としての自衛官の魅力などを伝え、受験希望者の獲得に繋げていきたい。

Vリーグで太鼓演奏
入場を盛り上げる

<富山>

 11月14日、富山地方協力本部(本部長・飯島達也1陸佐)は、第10戦車大隊「滋賀十戦太鼓」(今津駐屯地)の支援を得て、富山県黒部市で実施されたVリーグ「KUROBEアクアフェアリーズ」ホームゲームにおいて、広報活動を実施した。会場(黒部市総合体育センター)には、およそ1600人のファンや市民、バレークラブの学生らが観戦に訪れた。
 オープニングセレモニーはプロリーグの華やかな雰囲気に包まれ、地元キッズダンスチームのダンスに引き続いて、滋賀十戦太鼓の力強く迫力ある、勇壮な太鼓が披露された。特に、火力と機動力で敵を圧倒する戦車部隊の戦闘をテーマにした曲目「戦車機動部隊」で選手を鼓舞し、入場を盛り上げた。
 試合はKUROBEアクアフェアリーズが接戦を制し、ホームでの初勝利となった。黒部市長をはじめ、観戦者から「太鼓演奏の後押しだ、ありがとう」との感謝の声も多く聞かれた。
 会場前広場では、自衛隊車両(高機動車、1/2tトラック)の展示とともに地本広報ブースを設け、試合観戦者のみならず親子連れや若者等、幅広く自衛隊の活動と隊員募集をPRすることが出来た。

奄美大島の小学生が自衛隊の自由研究で最優秀賞
<鹿児島>
 鹿児島地方協力本部奄美大島駐在員事務所(所長・森田正2海尉)では、奄美市立小宿小学校6年生の久保慶悟君から、夏休み社会科作品コンクールの自由研究課題として、『自衛隊は奄美大島のためにどのようなことをしているのか』をテーマに作品を作りたいとの依頼を受け、事務所での取材対応や広報行事に招待するなどの支援を行った。久保君は昨年度奄美大島における「奄美駐屯地」の開設をきっかけに奄美大島での自衛隊の役割に強い関心を持ち、自衛隊の任務や活動を新聞や広報行事において、独自の視点で調査研究し、「陸上自衛隊が奄美大島にできた理由」「自衛隊はどのように奄美大島のために役に立っているのか」「新型コロナウイルス感染症に対しての活躍」などの内容を全56ページに渡り写真や新聞記事などを用いてまとめ、奄美大島群島における「令和2年度小学生社会科作品コンクール(6年生の部)」で最優秀賞を受賞した。
 取材の中で久保君は「将来は航空自衛隊のパイロットになりたい」と語っていたため、10月24日に大和村で実施された防災訓練での航空自衛隊「UH-60J」による訓練展示に招待すると、憧れの航空自衛隊の航空機に興奮が収まらない様子で、ヘリから降下した救難員が洋上で救助する場面では「カッコいい!」と目を輝かせていた。また当日視察で訪れていた南西航空方面隊司令官(鈴木康彦 空将)と記念写真を撮影するなど、久保君にとって生涯忘れられない一日となった。
 今回、久保君の作品は数多くの教育関係者や小学生、保護者に閲覧されており、奄美群島内での自衛隊の活動に対する理解拡大に繋がった。
 同事務所では、今後も地域の子供たちが自衛隊に対して興味や関心を持つよう、様々な学校教育を積極的に支援していきたいとしている。

第1回名張学園祭を全力で支援
<三重>
地域の盛り上げに一役買います!
 三重地方協力本部伊賀地域事務所(事務所長・田中眞一郎2空尉)は11月22日第1回名張学園祭を支援した。
 今回の名張学園祭は、若者中心で継続性のあるイベントとして名張地区まちづくり協議会が主催したもので、市内の県立高校2校の生徒や卒業生が実行委員となって実施された。
 当日、屋内ホールではバンド演奏、ダンス、ファッションショー等の舞台発表が、隣接する公園では働く車のブース展示等が行われた。働く車ブースには、陸上自衛隊第33普通科連隊、航空自衛隊第14高射隊の支援を得て1/2tトラック、偵察用バイク、水タンク車が展示され、海上自衛隊舞鶴地方総監部の支援でドッグタグ(認識票)作成を行った。
 参加者は家族連れが多く、子供たちは、はしゃぎながら展示車両に乗り込んだりしていたが、保護者も「自衛隊の車両を初めて見ました!戦う車だけでなく、色々な車両があるのですね!?」と、自衛隊の装備と任務の多様性に関心している様子であった。また、実行委員として参加している高校生も合間の時間に自衛隊ブースを訪れ、「自衛隊って危なくないのですか?女性でも活躍できますか?」等、就職先の一つとして考えているような質問もあった。
 三重地本では、「今後も、地域のイベントに積極的に参加し、地域住民と良好な関係を築くともに、募集広報活動にも力を入れていきたい」としている。

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