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自衛隊ニュース   1029号 (2020年6月15日発行)
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関山演習場定期整備
<第5施設群>
 例年、関山演習場及び相馬ヶ原演習場は、第12旅団が担任実施していたが、今年度から、整備の効率化及び均一の品質管理等を踏まえ東部方面隊から命ぜられ第1施設団が担任することとなった。
 関山演習場においては第1施設団長(豊田真陸将補=古河)を担任官とし、関山演習場整備隊長を第5施設群長(庭田徹1陸佐=高田)として第5施設群及び第12旅団各部隊整備隊により整備隊編成し5月25日から31日の間に演習所整備が行われた。
 本整備では新型コロナウイルス感染症の対策として、参加部隊は在新潟部隊の第5施設群、第2普通科連隊及び第30普通科連隊のみに縮小となり、また同任務の参加部隊の混交を避けるため、前段5月25日から27日まで第2普通科連隊、後段5月28日から31日までを第30普通科連隊に区分し整備を実施した。また隊員には「手洗い、うがい」「マスクの着用」「人との距離の離隔を確行」等を徹底し安全確保を図りつつの整備となった。
 本整備に先立ち、5月22日に指揮官会議が行われ演習場整備の実施要領等についての認識統一と整備隊長の企図を徹底するとともに整備隊長庭田1陸佐は、「目的意識をもった整備の実施」を各部隊に要望した。
 整備は天候にも恵まれ、「機動路整備部隊」の第5施設群各中隊は、機動路の維持・補修、各射場停弾堤整備、B道の補修及びLZ整備等を行い、第2普通科連隊及び第30普通科連隊は、機動路沿いの除草等及び射場の維持・補修を行った。
 5月29日、演習場整備担任官の第1施設団長豊田陸将補の視察が行われ、第392施設中隊、第393施設中隊はそれぞれ整備状況報告を行い、担任官はその説明に耳を傾けた。同日夕方、整備隊長庭田1陸佐が点検を行い演習場機能の維持と安全対策を確認し大きな事故及び怪我等なく無事に終了した。

名寄市立大学生へ給食経営管理実習を支援
<名寄>
 名寄駐屯地業務隊(隊長・兼利純作2陸佐)は、5月25日から29日までの5日間、名寄市立大学保険福祉学部栄養学科3年生の学生5名に対する給食経営管理実習を支援した。
 この実習は、栄養士取得に必要な必修実習科目で、平成25年から毎年業務隊が支援を実施している。まず、糧食班栄養管理主任の山崎技官による栄養学及び献立作成要領等の座学、調理現場での切込み、各種主菜・副菜の調理実習を体験し、さらには、部外委託業者に現場で必要な調理を行う上でのアドバイスを受ける等、栄養士として実際の現場における連携の重要性についても確認していた。
 終始コロナウイルス感染防止を強く意識した真剣な実習になったが、実習終了にあたり学生が隊員のために作成した手洗い啓蒙ポスターは、隊員の目を引き非常に好評であった。

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