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自衛隊ニュース   1020号 (2019年2月1日発行)
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天皇皇后両陛下を「と列」奉送迎
<防医大>
学生・職員約100名が大任を果たす
 1月22日、防衛医科大学校(長谷和生学校長)は、隣接する国立障害者リハビリテーションセンターの創設40周年記念式典にご出席する天皇皇后両陛下の行幸啓に際し、学校北門前で「と列」をもって奉送迎を行い、敬意を表した。
 天皇皇后両陛下は、同施設に創立10周年の節目ごとにお見えになっており、10年前も現在の上皇上皇后両陛下に対してと列を実施した。
 今回のと列部隊は医学科4学年の学生76名と教職員(自衛官)22名で編成された。学業が優先のため、授業の合間をぬって限られた時間で訓練を行った。本番の30分ほど前から奉迎のための整列を始めた。緊張からか、気温5度の寒さのせいか、表情をこわばらせた学生も見られた。埼玉県警の刑事は注意事項を説明したあと、クイズで緊張をほぐそうとしていた。
 1分前を知らせる車が前を通り過ぎ、冷たい空気が一層張り詰める。14時5分、天皇皇后両陛下を乗せた御車が速度を緩めてと列の前を通過した。約100名のと列部隊は、挙手の敬礼を行い、目迎目送した。と列側にお座りになっていた皇后陛下は、車内から優しい眼差しを学生たちに向けられていた。
 また、お帰りの際も、と列部隊は同様に奉送を実施した。
 第1大隊の学生長を務める中谷明人学生は、と列に参加した学生に対し、「自分達80人弱に唯一与えられた貴重な機会を大切にするように」と伝えた。昨年11月の「祝賀御列の儀」に続いて2回目となった五十嵐靖明学生は「と列に参加して国民の期待を背負っていると自覚できた」、同じく2回目の政(つかさ)佑宇学生は「自衛官としての意識が高まった」と目を輝かせた。
 学生部長・福森秀樹1陸佐の「斉一な動作と歓迎の気持ちをしっかり持って心一つに」という指導どおり、大任を果たした学生たち。貴重な経験を経てあらためて抱いた思いは、共通して「自衛隊の組織に身を置くことの自覚」。将来国民の負託に応えるべく学業に励みたいと3名は話してくれた。

豪州森林火災に関する国際緊急援助活動
C-130H2機が小牧基地を出発
 1月15日、オーストラリア連邦で昨年9月から発生している森林火災に関し、外務大臣臨時代理から国際緊急援助活動の実施に関して協議があった。これを受けて日米防衛相会談などのため不在をしている河野防衛大臣に変わり、武田防衛大臣臨時代理が国際緊急援助活動を命じた。航空自衛隊は16日、愛知県に所在する航空自衛隊小牧基地から第1輸送航空隊のC-130H輸送機2機を派遣し、現地時間16日午後に、シドニー郊外にあるリッチモンド空軍基地に到着した。準備が整い次第、消火・復旧活動等に関連する人員・物資の輸送を行った。
 C-130H輸送機と航空自衛官らは「Save Australia Fair 美しのオーストラリアを守ろう!」を合言葉に、エディンバラやアバロン空港へ及びキングスコートなどへ現地の消防士などの輸送を行っている。オーストラリアは非常に重要なパートナーでもあり、東日本大震災の際には、輸送機を派遣して支援してくれた恩もあり、太田将史1空佐以下70名が気温40度という真夏の豪州で活動している。

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