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自衛隊ニュース   988号 (2018年10月1日発行)
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地域と家族と絆深める
各種イベントで市民らと交流

家族と隊員ふれあい行事
<北海道補給処>
 北海道補給処(処長・大森丈義陸将補=島松)は、8月8日、本部庁舎前広場において駐屯地隊員・家族等ふれあい行事を実施した。
 本行事は、家族からの理解促進及び駐屯地としての一体感の醸成を図ることを目的として、隊員家族約1200人が一堂に会した野外バーベキューを実施した。当日は、天候に恵まれ爽やかな晴天の下、バーベキュー、流しそうめん等趣向をこらした夏の味覚を満喫するとともに、子供用のイベント会場では、輪投げ、水ヨーヨーすくい等で歓声が大いにわいた。
 ふれあい行事を通して駐屯地の隊員及びその家族の絆を深めるとともに融和団結を図り大盛況で幕を下ろした。

笑顔広がる夏休み
<福知山駐屯地>
 福知山駐屯地(司令・飯島達也1陸佐)は、8月10日に駐屯地を一般開放し、夏祭りを開催した。今年は西日本豪雨により内容等を一部変更し模擬売店や音楽演奏、福知山踊りのほか、福知山市のご当地アイドル「Happy3days」による屋外ミニライブを行い、約1200名が来場し大いに盛り上がった。
 また、夏祭りに併せて小学生を対象とした「夏休みちびっ子大会」を開催し、自衛隊車両の体験試乗や暗視眼鏡体験のほか、自衛隊車両との綱引き大会を行った。
 特に綱引き大会では30人の子どもたちが自衛隊車両を引っ張り、1・5メートルを動かすことが出来れば勝利という条件の下、当初、高機動車(重量約2・7t)と対決、家族や来場者の方々からの声援を受け、力を合わせて見事に勝利した。続いて82式指揮通信車(13・6t)が登場、引き始めた当初は若干動いたものの、徐々に動きが小さくなり審判によりストップがかかると、現役自衛官が助けに入り子どもたちと協力して綱引きを再開、見事に1・5メートルを動かし勝利した。
 夏祭りを通して自衛隊に対する理解を促進するとともに防衛基盤の拡充を図り、市民らや子どもたちとの熱い夏の思い出を作ることが出来た。

納涼行事に家族ら6200人
<姫路駐屯地>
 姫路駐屯地(司令・堀川佳紀1陸佐)は、8月2日、国会議員、自衛隊協力諸団体や地域市民、隊員家族ら約6200人の参加を得て、『地域とともに更なる未来へ』をキャッチフレーズとした納涼行事を実施した。堀川司令は、開催にあたり「日頃から、自衛隊に対する、御理解と御協力をいただき、深く感謝いたします。これからも地域の皆様と共に歩み、期待に応えられるよう精進して参ります」と挨拶を述べた。
 イベントには、隊員が吹奏する、らっぱコンクールに始まり、姫路市のご当地アイドル「KRD8」が歌に合わせてダンスを踊ると、会場からは手拍子と大声援が寄せられた。続いて、歌手を目指している防衛モニターの「高島彩」さんが歌を披露すると、圧巻の声量と美声に会場からは大きな拍手が送られた。また、盆踊りには、駐屯地太鼓「姫路白鷺太鼓」による力強い演奏が盆踊り会場を盛り上げ、地域婦人会をはじめ、地域市民と隊員が一緒に櫓を囲み地域との絆をより強固なものとした。
 納涼行事の最後には、約100発の花火が夜空を彩り、多くの観客の心を魅了し、喝采・感動がこだまする熱い一日となった。

市民と共に盆踊り
<第4師団>
 第4師団管内では、8月4日に別府駐屯地、8月8日に福岡駐屯地及び小倉駐屯地において、盆踊りを実施した。
 盆踊り当日は各駐屯地を一般開放し、自治体、自衛隊協力諸団体、自衛隊OBをはじめ、隊員家族、友人や近隣住民の多くの方にご来場いただき、部外団体によるアトラクション、音楽隊員による音楽演奏等、多くのイベントを実施し、地域との連携強化に努めた。
 各駐屯地に来場者からは、「駐屯地に入り、案内等をしてくれた隊員の皆さんを通じて、自衛隊により親近感を覚えました。私も自衛隊で仕事をしてみたい」等の声も聞かれた。
 第4師団は、これからも各種交流の場を通じて、地域の皆様との連携を深めていきたいとしている。

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