防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   974号 (2018年3月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部


みやぎ陸上自衛隊まつり
<宮城>
 宮城地本(本部長・谷村博志1陸佐)は1月14日、仙台駅西口イービーンズ6F喜久屋書店店内において「みやぎ陸上自衛隊まつり」と称して、陸上自衛官によるトークショーイベントを開催した。
 陸上自衛隊の保有する各種装備品の話に始まり、女性自衛官の仕事やプライベート、レンジャー隊員による実演付きのサバイバル術講座、格闘指導官による明日からでも使える簡単な護身術講座など、陸上自衛官ならではの内容で来場者に楽しんでもらうことができた。
 トークショーには延べ50名ほどが訪れ、普段はなかなか聞くことのできない陸上自衛官の話に耳を傾けていた。また、来場者の中には興味津々で積極的に質問する学生や、レンジャー隊員の話を真剣に聞き入る女子大生、「僕、将来防衛大学校に入りたいんです」と夢を語る小学生等もおり、大盛況のうちにイベントを終了することができた。
 宮城地本は、引き続き自衛官の魅力を伝えるイベントを企画し募集広報につなげていきたいとしている。

第2回ちよだ利根川おもてなしマラソンに参加
<群馬>
 群馬県東毛地区を担当する群馬地本(本部長・大塚英司事務官)太田出張所(所長・渡邉純2海尉)は、1月21日「第2回ちよだ利根川おもてなしマラソン」に参加するとともに第12後方支援隊の支援を受け広報活動を実施した。
 当日は、天候もよく県内外から約6000人の来場者が訪れ盛況を博した。
 会場では、群馬地本キャラクター「だるまん」によるPR、装備品の展示、子供用ミニ制服等の試着及び装備品のパネル展示等を実施し、幅広い年齢層の来場者が楽しんだ。
 地本からは、本部長以下4人の精鋭が、「自衛官募集」とデザインされたオリジナルゼッケンを身に付け、それぞれ異なる距離(2km、5km、10km)を完走した。訪れた方からは「自衛官頑張れ」「自衛官速い」「自衛官募集中」等の多くの声援があり、そのPR効果は抜群であった。また来場者に対し募集チラシの配布や来場者からの自衛隊の職務内容、福利厚生、仕事のやりがい等の質問に対する回答を実施した。
 太田出張所は今後も地域のイベントに積極的に参加し、地域住民に対し自衛隊への理解と関心を深めてもらえるよう広報活動を行っていくとしている。

「千葉県・自衛隊幹部連絡会議を開催」
<千葉>
 千葉地本(本部長・猪森聡彦1海佐)は1月18日、千葉市内において千葉県・自衛隊幹部連絡会議を開催した。
 本会議は、主に防災・募集等に関する情報交換を行い、千葉県と自衛隊のより一層の連携強化を図ることを目的に毎年開催している。
 今年度は、千葉県からは、森田健作知事をはじめ副知事、県警本部長、防災危機管理部長等の主要幹部8名、自衛隊からは海上自衛隊教育航空集団司令官、高射学校長をはじめ県内所在の部隊等指揮官10名の計18名が参加した。
 会議では、千葉県から1月24日に実施される千葉県国民保護共同実働訓練等の説明があった後、第1空挺団から「自衛隊の災害対応について」として、東部方面隊及び千葉県における災害対応態勢、昨年3月に千葉県旭市で発生した鳥インフルエンザ災害派遣における活動概要及び教訓事項を説明した。引き続き、千葉地本長から「自衛官等の募集における県と自衛隊の連携」として千葉県内の、自衛官等の募集・採用に関する状況を説明した。知事からは、30年以上前に航空自衛隊のポスターのモデルをやった経験を話されるとともに、自衛隊での女性の進出や防災官の重要性に関心を示されるなど、和やかな雰囲気の中で各参加者の親交を更に深めることができた。
 千葉地本は、今後も県との連携を更に強化し、防災をはじめ自衛隊の入口と出口の役割を担う窓口組織として努めていくとしている。

「補給艦ときわ」艦艇広報について
<山口>
 山口地本(本部長・秋本康雄1空佐)は、1月20日、21日下関市あるかぽーと岸壁において補給艦「ときわ」を迎え艦艇広報を実施した。厳冬の中、両日ともに晴天に恵まれ、2日間で2940名の来場者に対して広報活動を実施し、自衛隊に対する理解を深めることができた。
 全長167mと大きな艦艇を見た来場者は驚きの声を上げ、艦の役割や活躍などの話を聞き入っていた。また、特別公開では招待した募集対象者に対し海軍カレーが振る舞われ本場の味に舌鼓を打ってもらうと共に、普段見ることの出来ない乗組員の生活環境などを見学し、船内の生活を肌で感じ、見学者は大変満足そうな様子であった。
 また、広報ブースのミニ制服試着コーナーでは、親子で制服を着用し艦をバックに記念写真を撮影したりして楽しんでいた。また、ガチャガチャによるオリジナル缶バッチなどのグッズが当たる催しも大盛況で、幼児から大人まで集客する効果があった。
 募集広報コーナーにおいても募集対象者が多く訪れ、今後の募集活動に資する情報の獲得が出来た。
 山口地本は、今後も艦艇広報などの広報の場を通じ、地域の方々に自衛隊への理解を深めていきたいとしている。

女性自衛官が中学校で自衛隊のやりがいをPR
<静岡>
 静岡地本(本部長・定免克己1空佐)は、2月5日、藤枝市立瀬戸谷中学校で行われた「職業講話」に講師として県内の基地で働く女性自衛官2人を派遣した。
 同校卒業生の中には平成28年度航空学生航空要員がいるほか、本年度は女性が陸上自衛隊自衛官候補生として入隊が予定されており、多くの先輩が自衛隊の門を叩いている。
 今回の職業講話は、1年生の男子生徒4人と女子生徒12人の計16人を対象に「生き方・職業」について学ぶことを目的とし、「企業や社会が求める人物像」などについて講話を行った。
 自衛隊から参加した講師は、静浜基地に所在する航空自衛隊第11飛行教育団基地業務群施設隊消防小隊所属の杉山夏帆1空士と同施設隊電気班に所属する天間さくら1空士の女性自衛官2人。
 講話では「進路選択をするにあたり必要な考え方や中学の時に身に付けておきたい力」「仕事の苦労ややりがい」などについてそれぞれの経験や女性ならではの視点から語り、生徒たちからの質問にも丁寧に答えた。
 約20分間の講話を4回実施し、制服や迷彩服を着た女性自衛官の話に興味津々な様子で聞き入る生徒たちに、2人は自衛隊の仕事ややりがいについて優しく語っていた。
 静岡地本は、今後も学校との繋がりを大切にし、職業講話などの依頼を積極的に活用し、隊員の言葉を通じて学生に自衛官の仕事ややりがいなどの魅力を伝えていくとしている。

善光寺節分会(せつぶんえ)
福(目標達成)を呼込む豆まき

<長野>
 長野地本(本部長・星野浩幸1陸佐)は、2月3日、長野市の善光寺で開催された恒例の節分会に参加した。
 寒さは厳しいものの好天に恵まれ、仁王門から山門そして本堂へと続く参道沿いは多くの参拝者で溢れた。
 回廊直近の最前線は、豆を取ろうと意気込む参拝者で揉みくちゃで、まさに臨戦態勢。本部長は松本駐屯地司令とともに本堂回廊に上がり、長野地本に任務達成の『福』を呼び込むべく「鬼は〜外!福は〜内!」の威勢のいい掛け声とともに一斉に豆を撒いた。
 立春直前の伝統行事に参加し、長野地本は最後まで目標達成への闘志を燃やし、芽吹きの春に向かう。

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