防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   973号 (2018年2月15日発行)
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寄書 年男・年女の抱負
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監的道延長工事に参加して
6施大隊1中隊(神町) 3陸曹 廣澤優一
 私の所属する第6施設大隊は白河布引山演習場において監的道延長工事を担任しています。
 私は一昨年、施設学校で特技「測量」を取得し、部隊に帰ってすぐに本工事に参加しました。実際の現場は、教育の時とは違い、高低差や障害物も多く、その他にも、様々な困難な状況により、苦戦することも多々ありましたが、全てが自分の経験となって自分自身のスキルアップに繋がると思い一所懸命に取り組んでいます。
 29年度は工事に参加して2年目に入り、少しずつではありますが、要領をつかんできて、組長を任せてもらえるまでになりました。まだまだ自分自身の知識や技術が足らないと感じることもありますが、更に勉強をして経験を積んで、いつか自分の測量したこの現場が地図に記されることを夢見て全力で頑張っていきたいと思います。
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大切な仲間のために
東北方面情報処理隊(仙台) 先任上級曹長 准陸尉 佐藤 一彦
 我が家に戻れば2児の父親。妻からみれば夫。また2匹の愛犬からしてみれば、いつも散歩をしてくれて美味しいおやつをくれる都合のいいオジサンでもあります。
 そんなオジサンでも生活をして行く上では、どれも疎かにする事は出来ません。どれかに偏ればどれかがバランスを崩す事になるのです。
 例えば仕事で失敗した時や、夫婦喧嘩をした時は、愛犬に癒されたり、趣味の釣りなどをして心のバランスを保つのです。皆さんも少なからず何かしら癒されるものや趣味などをお持ちですか?心のバランスを保つ為の手段は人それぞれだと思いますが、時として服務事故に繋がり兼ねないものもあります。「ストレスを発散するために○○○をやりました」自分の欲望・欲求を抑えきれずに事件・事故を起こした時によく聞く言い訳です。
 我々は国民の負託に応える自衛官です。国民に信頼され頼りにされるべき存在が国民を不安にさせる行為を絶対に行ってはいけません。もし、あなたの身近に心身のバランスを崩しかけている隊員がいたなら、まずは声を掛け話を聴いてあげて下さい。
 「君は、ひとりじゃない大切な仲間だ」と。
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常に目標を持つ
12普連本管中隊(国分) 陸士長 塩屋宏知
 24歳、2回目の年男を迎えるにあたり振り返ると、一番に頭に浮かんだのが4月に肩の手術をしたことです。術後は3ヶ月駆け足禁止、6ヶ月筋トレ禁止というなにも出来ない状態でした。この時は相当ストレスが溜まっていました。
 今思うとよく乗り越えたなと思います。その間当たり前に仕事ができない時たくさんの先輩方に助けてもらいました。今では肩も治り私が心がけていることは常に何らかの目標を持つということです。それを実行に移しています。そうすることで自分の中の甘えをなくし、達成感が得られるのではと思ったからです。
 身体が健全な時に最大限のパフォーマンスを発揮できるように努力する癖がつくはずです。これを心に刻み年男として頑張りたいと思います。
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信頼される陸曹になる
33普連3中隊(久居) 陸士長 藤城大輝
 年男になった私の今年の目標は、陸曹教育隊に入校し陸曹として必要な知識や技術を身に付け、中隊の力になれる誰からも信頼される立派な陸曹になることです。
 なぜ私がそのような目標を持ったかと言うと、中隊の先輩陸曹の姿を見て、私もこのような陸曹になりたいと思ったからです。中隊の陸曹の方々は、勤務に対する知識や技術があり、作業等をする時にいつも周りから信頼されている方が多く、私も普段からとても頼りにしています。他にも、いつも明るく接してくださりとても優しい方が多く、人間としての魅力もあり一緒に勤務をしていて、とても楽しく感じることができます。
 私はそんな先輩方の姿を見て、先輩方のように誰からも信頼され、知識や技術面でも役に立ち、一緒に勤務したいと思われる存在になりたいと思います。
 そのような陸曹になるため、私は常日頃から課業時間外も自主的に体力練成をして、少しでも体力を向上させ、中隊や後輩達に必要とされる、役に立つ陸曹になるために実施しています。私は、陸曹になるための勉強に励み、更に目標に近づく事ができるように努力を重ね、先輩方の指導を吸収し、自分がどのように進むべきかを計画していきたいと思います。それを実行していくためには、今まで以上に体力面も向上させ、陸士の手本となれる陸曹を目指して行きたいと思います。そして陸曹になったならば、目標とする陸曹像である周りから信頼され、安心して仕事を任せてもらえるような陸曹になるという目標に向かって日々精進していきたいと思います。
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3つの目標
普教連対戦車中隊(滝ヶ原) 陸士長 和田彰太
 私は、2回目の年男を迎えるに当たり、3つの大きな目標を決めました。
 1つ目は現在教育参加中の大型免許の取得です。普通免許は持っていますが、大型車は普通車とは視点や操作が違うため大変です。しかし中隊の代表として参加しているので、必ず免許取得し、立派な操縦手になります。
 2つ目は陸曹候補生への指定です。自分の能力をしっかり分析し、体力練成、試験勉強を継続して行い、必ず今年中に指定されるように頑張ります。
 最後の目標は、銃剣道青少年大会優勝です。先回は普教連2部Aチーム先鋒として出場し、結果はベスト16位でした。ベスト8までの1勝が近いようで遠く感じました。年間通じて選手皆で1つの目標に向け、厳しい練習を乗り越えたことは、とても良い経験になりました。今年は個々の能力を向上させ、一回り強いチームになり必ず優勝します。
 以上3つの目標を達成する為には、同時並行して努力をすることが必要ですが、必ず全て達成し、和田彰太ワンダフルな1年にしたいと思います。
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2つの抱負
6施大隊本管中隊(神町) 3陸曹 今 理穂
 私は今年で24歳となり2回目の年女を迎えます。入隊してから早6年になりますが、これまで健康で充実した毎日を送ってこれたのも上司・家族又は友人のおかげであることに感謝しています。
 年女を迎えるにあたって2つ抱負を述べます。1つ目は、一人前の無線通信陸曹になることです。引き続き初級陸曹として何事にも積極的に取り組み、大隊・中隊に貢献できる隊員になれるよう無線通信陸曹としての技術・知識・体力を向上させます。
 2つ目は、体を鍛えることです。自衛官である以上体力は必要不可欠なものです。健康第一に、毎日トレーニングに励んでいきたいと思います。以上2つのことを踏まえ自分に甘えることなく、日々成長できるよう一日一日を大事に過ごしていきたいと思います。
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飛躍的な年にしたい
普教連本管中隊(滝ヶ原) 陸士長 佐野拳乙
 今年は24歳になり2度目の干支がやってきます。今年の目標は陸曹になることです。現在、私は陸曹候補生の試験の結果待ちであり合格したら自分の自衛隊人生で重要な教育があります。なので体力及び技能を更に向上させて中隊、小隊で活躍できるように日頃から常に向上心を持って頑張りたいと思います。今年は、心身共に大きく変われるように日々成長していき飛躍的な年にしていきたいと思います。
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自分自身を高める
49普連3中隊(豊川) 3陸尉 沢田真介
 私は、平成29年度に中隊訓練検閲を2回も受閲することができ心身ともに本当に充実した、またとない一年を49連隊で過ごすことができ非常に感謝しております。
 そして、年男となるこの平成30年度は、昨年度の恩返しをするためにも幹部として学ぶことができた知識と経験を活かし、また発揮出来る様に自分自身を鍛え修練の年としていけるように頑張ります。
 まず当面の目標は、迫撃砲小隊長としての識能を高め、中隊の火力幕僚として能力を発揮できるように修練し、自分自身を高めていきたいです。
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感謝の気持ち
駐屯地業務隊(久居) 村田文子
 平成30年は、私にとって節目となる定年退職を迎える年齢となります。
 昭和53年採用され、たくさんの方との出逢いが、私の財産となり、今日まで勤務することが出来ています。上司、先輩、同僚、そして気の置けない仲間がいました。気の合う仲間2人は、すでに第2の人生を頑張っています。一緒に泣いて笑える2人がいたからこそ、私もここまで来ることが出来ました。2人が、次々と卒業していく中、1人残る不安もありましたが、心配することはありませんでした。私のことを癒してくれるすてきな後輩がいました。
 どんな仕事でも楽ではないけれど、ありがたい事に自分一人ではないと思わせてくれる人たちが周りにいることに感謝です。
 そして何よりも、いつも支えてくれているのは家族です。いつも助けてくれる家族にも感謝です。
 平成30年は、見えてきた卒業を前に、私がいつも心に思っている「健康で笑顔で過ごす」ことを目標にします。
 うまく息抜きをし、気分転換して、何事にも頑張り過ぎず、無理をせず、心地良い状態で過ごすことです。
 それが自然と健康でいる事につながり、いつも笑顔でいられ、公私ともに充実した生活が待っている気がします。
 もちろん「感謝の気持ち」を忘れずに。

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