防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   967号 (2017年11月15日発行)
-
1面 2面 3面 4面 5面 7面 8面 10面 12面

陸上自衛隊高等工科学校 音楽フェス2017
 10月28日、衆議院議員小泉進次郎氏を始め、多数の来賓の出席のもと、生徒の家族・保護者を含めて約730人の来場者を迎え、陸上自衛隊高等工科学校(学校長・滝澤博文陸将補=武山)の「音楽フェス2017」が、横須賀市文化会館(横須賀市深田台)で開催された。
 今年のフェスは「真の友情」をテーマに、吹奏楽部及び和太鼓部の演奏並びにドリル部の演技が披露され、生徒による手作りの演出、演奏、演技等の若い力がみなぎる音色やひたむきな姿が、会場の大観衆を魅了した。また、ホールのロビーでは書道部、写真部、美術部及びロボット研究部の作品展示及び実演も行われた。
 来賓の小泉議員より「高等工科学校の行事に参加し、生徒たちの活動を目の当たりにするたびに目頭が熱くなります。私の高校時代と比べて高等工科学校の生徒たちは、部活、勉強、それに加えて訓練そして高校生の時から日本を思い、国防のことを学んでいます。親元を離れ、自分たちを律して毎日を生活している。こんな日本一の学校が横須賀にあることを一人でも多くの全国の皆さんに知ってもらいたい」と挨拶があった。
 音楽フェスの最後を飾るグランドフィナーレでは、参加生徒全員が会場内に配し、この春に逝去した作曲者である「米本稔」氏を悼み、生徒たちは拳を大きく振りかざしながら、校歌を大合唱して来場者の大きな拍手に包まれて無事に終了した。来場者からは「感動した」「元気をもらった」など、多くの声が聞かれた。

今津駐屯地 創立65周年記念行事
 10月22日、豪雨の降りしきる中、今津駐屯地(司令・岩男保博2陸佐)において、高島市市長をはじめ、各自治体の長、滋賀県議会議員、協力諸団体の方々等多くの来賓の臨席及び周辺地域の市民約1500名の来場を得て、今津駐屯地創立65周年記念行事を挙行した。
 岩男司令は、式辞で「地域とともに手を携える駐屯地として、国民の負託に応えられるよう訓練に精励する」また、「陸上自衛隊にとっての力の源はこの場に整列している隊員一人一人であり、その一人一人が日々の備えを怠らず駐屯地一丸となって精進していく」と力強く述べ隊員の士気を鼓舞した。
 行事は、一糸乱れぬ観閲行進の後、駐屯する情報科部隊による装備展開要領を展示し、その後2コ戦車部隊を主力とした訓練展示が行われ迫力のある車両部隊による実戦さながらの攻撃戦闘に来場者からは、どよめきと割れんばかりの拍手が送られた。その後、戦車試乗、装備品展示、子供広場等の様々な催し物が行われ、暖かい笑顔に包まれて本行事は盛会裏に終了した。

美唄駐屯地創立40周年
第2地対艦ミサイル連隊創隊25周年記念行事
 美唄駐屯地(司令・長友康1陸佐)は、10月22日当駐屯地において「美唄駐屯地創立40周年・第2地対艦ミサイル連隊創隊25周年記念行事」を挙行した。
 式典に先立ち、美唄屯地の支援者や協力者に対し司令より感謝状を贈呈した。
 記念式典には、自衛隊協力会美唄隊区連合会会長の高橋幹夫美唄市長をはじめ多くの来賓が出席、周辺住民及び隊員家族約400名が来隊した。
 式辞において長友司令は「我々の存在意義は、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える」ことにあります。本記念日にあたり、改めて我々の使命に思いを致し、日々厳しい修練を積み重ね、何事にも即応して任務を完遂し得るよう、より一層精進するとともに、美唄駐屯地の隊員である誇りを胸に、地域との触れ合いや地域事業との連携をより一層強固なものとしていく所存であります」と決意を述べた。
 続く観閲行進では、第11音楽隊の演奏に合わせて第2地対艦ミサイル連隊及び第101特科直接支援大隊第4直接支援中隊の車両32両が堂々の行進を披露した。
 その他会場では、装備品展示、札幌地方協力本部による広報ブース開設、駐屯地曹友会による子供広場等のイベントが実施され、盛会のうちに本行事は終了した。

NEXT →
(ヘルプ)

Copyright (C) 2001-2017 Boueihome Shinbun Inc