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自衛隊ニュース   967号 (2017年11月15日発行)
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ブルーイン・クルーと交流
<入間基地>
 11月2日、航空自衛隊入間基地(司令・中原茂樹空将補)内にある庁内託児施設「Jキッズスカイ入間」の園児たちがブルーインパルスクルーと交流を持った。
 この日は「入間基地航空祭」前日でもあり、各地から航空機が飛来するなど準備が慌ただしく進められていた。しかし、各種の飛行予行を見られるとあって、基地内外はお祭りムードが溢れていた。そんな中、「Jキッズスカイ入間」の園児11名は、ブルーインパルス予行見学をターミナルの屋上から行った。エプロンに置いてあるC-1輸送機の脇をブルーインパルスがタキシングをはじめると「ワァ大きい飛行機の横で青い飛行機がならんで走っている」と喜び、展示飛行が始まると「煙が出てる」とブルーインパルスの動く方向に顔を動かす。
 子供たちはターミナル後方に虹をみつけ、ここでも歓喜の声を上げる。「飛行機好き?」と聞くと「パパがお仕事しているから好き」と可愛い回答を聞けた。
 その後、展示飛行を終えたブルーインパルスのクルーたちとの交流の時間。手作りのメダルをクルー一人一人の首に掛け、一緒に記念撮影をした。
 「Jキッズスカイ入間」に子供を預けている親は、「主人の職場が基地内なので朝は連れて来てもらい夕方は妻の私が迎えに来ます。二人の子育てがしやすいです」と大好評。また、「課業中でも子供に会えるし助かっています」と言いながらも部隊からの呼び出しに走って戻って行く人も。
 「羨ましい環境ですね」と「Jキッズスカイ入間」を運営している社会福祉法人桑の実会の桑原理事長に問うと「いざという時は24時間預かるつもりでやっている」「小さい時から入間基地を見て育っているのでお役に立ちたい」と熱い気持ちを話してくれた。
 親の職場を見て育つ子は、将来親と同じ職業を選ぶのだろうか。飛行機に向かって手を振る園児たちがとても微笑ましかった。

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