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自衛隊ニュース   952号 (2017年4月1日発行)
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防衛省自衛隊地方協力本部だより
各地本で入隊予定者激励会

11名を激励
〈大分〉
 自衛隊大分地方協力本部日田地域事務所(所長・酒向弘明1陸尉)は、2月21日、県内各市町村の先陣を切って実施された日田市自衛隊協力会及び同家族会主催による自衛隊入隊予定者激励会を支援した。
 今春の日田市からの入隊予定者は11名で、主催者を代表して同市自衛隊協力会会長である原田啓介日田市長は、「皆さんは自衛隊に合格するという最初の目標を達成されました。入隊後は次の目標を持ち、立派な自衛官を目指して下さい」と、入隊予定者を激励、それを受けて入隊予定者代表の筒井汐輝君(空自一般曹候補生)が、「本日は感激で胸が一杯です。お世話になった方々のご期待に添えるよう頑張ります」と力強く謝辞を述べた。
 筒井君は妹も空自一般曹候補生に合格しており、担当広報官の秋好公志陸曹長は、「兄妹共に他県の大学・短大に在学中のところ、両親に本人達への説明の機会を作ってもらったことがきっかけで、こうして兄妹揃って自衛官への道を選んでくれることになりました。」と振り返った。
 激励会に参加した入隊予定者は皆、溌剌として入隊への意気込みが強く感じられ、頼もしさに溢れていた。
 大分地本は、家族にとっても地域にとっても宝である入隊者を引き続き支援する。

約420名を激励
〈千葉〉
 自衛隊千葉地方協力本部(本部長・猪森聡彦1海佐)は3月4日、四街道市文化センターで協力5団体が主催した平成28年度千葉県自衛隊入隊・入校予定者激励会を支援した。
 この激励会は入隊・入校予定者及びその家族に対し、新たな門出を祝うとともに入隊・入校前の不安を払拭して円滑な着隊、着校に寄与するものであり、県内約420名の入隊・入校予定者のうち217名とその家族及び近隣の市民が参加し、来賓や先輩隊員からの激励を受け、入隊・入校の決意を新たにした。
 当日は多くの来賓からの祝辞と祝電に加えて稲田防衛大臣、自衛隊体育学校所属のリオオリンピック2016メダリストからのビデオメッセージも披露された。これらの激励を受け、代表として陸上自衛隊一般幹部候補生の入隊予定者が「国民の信頼を得られる自衛官になるために努力を重ね期待に応えます」と力強く謝辞を述べた。
 その後は、習志野・下志津・木更津駐屯地合同和太鼓チーム「千葉防人太鼓」の迫力ある太鼓演奏、陸上自衛隊東部方面音楽隊による金管八重奏を楽しみ激励会を終了した。
 千葉地本は今後も協力団体と連携した活動を通じて県民との親和を深め自衛隊への理解を獲得していくとしている。

約150名を激励
〈長野〉
 自衛隊長野地方協力本部(本部長・後藤孝1陸佐)は、長野県内の6地区で行われた自衛隊入隊・入校予定者激励会を支援した。
 長野県は、昨年度から地域密着型の激励会を開催しており、北信・東信・中信・諏訪・上伊那・飯伊各地区の協力団体主催のもと、各地選出の国会議員や県議、長野県知事代理、市町村長、学校教諭らを来賓として迎え、父兄の方々とともに総勢約150名の予定者の新たな門出を祝った。
 各主催者代表をはじめ、多くの来賓が激励したほか、稲田防衛大臣のビデオレターが披露された。また、来賓として出席した本部長は、「自衛隊には23万人以上の仲間と教育のプロがいる。加えて長野県には66の協力団体、5,000名以上の協力者がいる。皆さんに、活躍してもらうための態勢は整っている。安心して入隊に備えてほしい」と激励した。このあと式典を盛上げた松本アルプス太鼓や音楽演奏などの演出に続いて、入隊・入校予定者代表が「国民や国際社会の期待に応えるため、辛いことにも耐えて精進する(中信地区入隊予定者)」「多くの方々に応援されていることを忘れない(諏訪地区入隊予定者)」「使命にやりがいを感じる。日頃から立派な言動や態度を心掛ける(上伊那地区入隊予定者)」など力強く挨拶した。

18名を激励
〈広島〉
 自衛隊広島地方協力本部(本部長・森脇仁1海佐)三次地域事務所(所長・荒瀬哲久1陸尉)は、2月26日グランラセーレ三次で行われた自衛隊家族会三次地区協議会(会長・森末一二三)が主催する
「平成28年度三次地区入隊予定者激励会」を支援した。激励会には、三次市長をはじめ、庄原市長代理、県議、市議、高校学校長、広島県家族会長、本部長、第46普通科連隊 第3中隊長の来賓12名、募集相談員、募集協力者、隊友会、自衛隊家族会支部長、入隊予定者18名及び家族等、約90名が出席し盛大に挙行された。懇親会では、稲田防衛大臣からの激励メッセージのほか、昨年リーグ優勝した広島東洋カープの田中選手と安部選手やJ1サンフレッチェ広島、女子サッカーチームアンジュビオレ広島の選手による激励メッセージが放映され、会場を大いに盛り上げた。また、第46普通科連隊の先輩隊員2名が入隊予定者を激励した。三次市から入隊予定の西村竜之介君は、「教育・訓練は厳しいと思うが同期との絆を深め3ケ月間頑張り、職種は偵察隊に行き、将来はレンジャー隊員になりたい」と力強い抱負を語った。当日は地元ケーブルテレビの取材があり、翌日のテレビニュースに紹介され、入隊予定者は入隊意志を一層強固にした。

58名を激励
〈岡山〉
 岡山地本(本部長・立石健一1陸佐)は2月10日、岡山市が主催する平成28年度岡山市自衛隊入隊激励会に参加した。激励会には入隊予定者58名、列席者として自衛隊、岡山県防衛協会、岡山市、岡山市議会から33名が出席した。
 激励会は岡山市役所で実施され、入隊者の紹介が行われた後、岡山市長からの温かな激励の言葉と岡山地本・本部長から「一緒に頑張りましょう」と激励の言葉が贈られた。
 激励の言葉に対し、入隊者代表・三上真結さんが「期待に応え、しっかりと任務を果たしたい」と堂々とした姿で謝辞を述べていた。三上さんは陸上自衛隊幹部候補生として入隊を予定している。
 岡山地本は、「入隊者は皆、緊張しながらも堂々とした姿で激励会に出席していた。清々しく溌剌とした若者達の姿を目の当たりにし、大変頼もしく感じた。今後も多くの若者に自衛隊に興味を持ってもらえるよう募集基盤の拡充に努めていきたい」としている。

13名を激励
〈栃木〉
 3月4日、栃木地方協力本部(本部長・奥村晶一1陸佐)は足利市民会館にて催された足利市協力4団体(防衛協会足利支部、隊友会足利支部、足利市家族会、募集相談員連絡会足利支部)主催による平成28年度足利市入隊予定者激励会に参加した。本激励会は入隊予定者13名(一般曹候補生5名、自衛官候補生8名、ほか3名)及び御家族6名を含む74名が参加する盛大なものとなった。
 初めに主催者を代表して防衛協会足利支部の大橋弘一支部長による挨拶、その後は入隊予定者の紹介、来賓祝辞と続いたのち、リクルーターである陸自中央音楽隊所属の高根澤輝陸士長(栃木県立足利高校出身)が激励のピアノ演奏を行い、出席者一同を沸かせた。
 激励演奏後は足利市家族会の川田勝次会長から入隊予定者ひとり一人に記念品が贈呈されたのち、入隊予定者を代表して細田裕貴君(空自一般曹候補生入隊予定)が謝辞と入隊への決意を述べた。
 記念品贈呈後は募集相談員連絡会足利支部の中山富夫支部長の音頭による乾杯で祝賀会食が行われ、和泉足利市長も出席された。
 会食後は高根澤陸士長からもう一度ピアノ演奏のサービスがあり、万雷の拍手ののち、隊友会足利支部の鶴貝勝巳支部長の音頭で一同万歳三唱し、本激励会は終了となった。
 入隊予定者各位は多くの人に祝福され、全員が入隊への決意を新たにしていた。

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