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自衛隊ニュース   938号 (2016年9月1日発行)
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第4次即自招集訓練を公開
即自雇用企業主等が見学
〈第49普通科連隊〉
 第49普通科連隊(連隊長・茅野剛也一陸佐=豊川)は、7月8日から8月1日までの間、各出頭訓練地において第4次即応予備自衛官招集訓練を実施した。
 期間中7月15日から19日までの間は、第5中隊に対する連隊練度点検を、7月22日から8月1日までの間は、第2次連隊野営訓練をあいば野演習場(滋賀県高島市)においてそれぞれ実施、この間、関係地方協力本部と連携し7月25日から30日(29日を除く)には即応予備自衛官雇用企業主等に対し一部を公開、12府県内から38社68名が参加し各種の射撃を見学した。
 連隊練度点検では、平成26年度の改編に伴い新編した第5中隊が「陣地攻撃における第一線中隊の行動」を演練したほか、連隊本部においても一連の状況下における指揮所開設等訓練を実施、梅雨前線の影響もあり不安定な天候下の訓練となったが、これまでに積み重ねてきた練成の成果を存分に発揮し所望の成果を収め、来たる11月の連隊訓練検閲に向けた練成の資を得た。
 第2次連隊野営訓練では、81ミリ迫撃砲(第5中隊を除く)及び120ミリ迫撃砲の部隊射撃、個人携帯対戦車弾射撃、対人狙撃銃射撃を行い各種火器の射撃練度向上を図るとともに、一部の中隊においては小銃・機関銃の基本射撃や攻撃等の訓練を行い部隊練度の向上を図った。
 訓練公開は、即応予備自衛官制度に対する理解促進及び即応予備自衛官の出頭環境向上を図ることを目的として毎年実施しており、今年は即応予備自衛官の直属の上司等中間管理職まで参加規模を拡大、射撃訓練見学のほか概要説明、体験喫食、体験試乗(戦車、軽装甲機動車、高機動車)、装備品展示なども併せて実施するとともに、参加企業と即応予備自衛官との懇談の場面も設定した。
 参加者からは、「社員(即応予備自衛官)が大雨のなか、真剣に訓練に取り組む姿に感動した。さらに出頭しやすい環境作りに力を入れたい」「訓練形態、制度について実際に見学して理解できた。以後の新入社員にも反映していきたい」など多数の感想が寄せられた。

血管年齢測定会を開催
明治安田生命保険相互会社が
生活習慣病予防を啓発
 8月22、24、25、29、31日、9月1日の6日間、防衛省厚生棟地下1階で、明治安田生命保険相互会社による「血管年齢測定会」が開催された。多忙な市ヶ谷地区勤務の隊員等に対し、生活習慣病予防を啓発する事を目的として、11時から14時の昼食をとる人が多い時間に無料で実施した。ピーク時は測定待ちの長蛇の列ができるほど、たくさんの人が立寄り、健康管理に対する関心の高さが伺えた。
 採血はせず、指先を測定器のセンサーに入れて18秒待つだけ。出てきた結果シートを目にした人達は悲喜こもごも。ホッとする人、がっかりする人ひとりひとりに担当職員が説明を行った。
 この取組みは市ヶ谷地区では今回が初めて。明治安田生命では、「今後は各部隊でも同様の測定会を実施していき、健康管理に役立てて頂きたい」としている。

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