防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   931号 (2016年5月15日発行)
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1・16面 12・13面(PDF) 17面 19面 20面 21面 22面

地域との絆 更に強く
地本便り

新年度決意新た
〈佐賀〉
 佐賀地本(本部長・大塚陽一1陸佐)は4月7日、平成28年度の任務遂行に当たり、関係協力団体の会長等を来賓に迎える中、全部員が集合し、「出陣式」を行った。本部長は「本部・各事務所等が相互の連携により、部員一同一丸となり、平成28年度の募集目標を必ず達成する」と訓示し、目標達成に不退転の決意をもって臨む意志を表明した。続いて関係協力団体会長を代表し、大坪勇郎佐賀県防衛協会会長が「目標を掲げることで知恵や工夫が生まれる」、「各人が目標に向け全力で頑張れ!」と激励した。そして、各事務所等の代表隊員が決意表明を行うとともに、祈願ダルマの目入れを行った。
 その後、庁舎玄関前において、自衛隊佐賀地方協力本部のマスコットキャラクター「カッチー隊」に扮した鳥栖地域事務所の陸海空広報官3名が登場し、かけ声をかけ、全員で勝ち鬨をあげ目標達成へ向け、決意を新たにした。
 最後に出陣式の締めくくりとして、車両出陣式を行い、各事務所等の代表の車両にお神酒をかけ、安全祈願を行い、本部長の「出陣!」のかけ声を合図に、各車両が平成28年度の任務遂行に向け前進した。
 佐賀地本は、「本年度も部員一同が一丸となって、目標達成に邁進していく所存です」としている。
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〈山梨〉
 山梨地本(本部長・中村信也1陸佐)は、4月18日、山梨地本本部で「出陣式」を実施した。まずはじめに、甲府、大月両所長、各課長等、副本部長の順に前年度目標に対する成果報告を行った後、27年度達磨の目入れを行った。本部長の総括の後、達磨の開眼が終了。続いて、前年度優秀広報官の表彰を行った。表彰を受けたのは、大月地域事務所の田中3海曹だった。最後に今年度の目標達成を祈願して、28年度達磨の目入れを行った。締めくくりとして前年度優秀広報官になった田中3海曹の音頭で勝どきをあげた。
 山梨地本は、「前年度は山梨地本として達成出来た事、出来なかった事ありましたが、今年度も一丸となって、目標達成のため邁進していきます」としている。

高校生に演奏を指導
〈帯広〉
 帯広地本(本部長・小橋史行1陸佐)は4月5日、広尾郡大樹町に所在する北海道大樹高等学校(金田英司学校長)において、第5旅団の協力を得て第5音楽隊(隊長・鍋澤勇雄2陸尉)による演奏技術指導の支援を行った。大樹高校では第5音楽隊の隊員11名が大樹高校吹奏楽部の生徒11名、広尾高校吹奏楽部の生徒17名及び両顧問の教諭による温かい出迎えを受けた。第5音楽隊と生徒達による対面式後、それぞれのパート毎の教室に分かれ隊員が懇切丁寧に技術指導を行った。日頃、プロの演奏家たちの指導を受ける機会の少ない生徒達は、短い時間の中で演奏技術を修得しようと真剣な眼差しで練習に励んでいた。
 帯広地本は、これからも第5旅団と連携し地域の学校で行われる演奏技術指導を支援し自衛隊に対する理解の促進を図っていく。

即自訓練開始式
〈香川〉
 香川地本(本部長・酒瀬川友博1陸佐)は、4月16日、善通寺駐屯地で行われた平成28年度第47普通科連隊第1中隊招集訓練開始式に参加した。開始式終了後、各地方協力本部ごとに、それぞれ即応予備自衛官に対し激励を行った。当日出頭している県内の即応予備自衛官19名に対し本部長の激励の後、香川県隊友会及び香川地方協力本部から即応予備自衛官に対し激励品を贈呈し、出頭者の士気及び帰属意識の高揚を図った。
 また同日、同駐屯地食堂において、今年度新規採用になった即応予備自衛官3名との会食を実施した。
 会食が進むにつれ、緊張感もほぐれ職種、訓練内容といった自衛隊に関する話題、さらには、隊員の私生活に関する話題に及ぶなど、会食が終わりに近づく頃には、笑顔で会話がはずむ大変有意義な会食であった。
 今後も、香川地方協力本部は、即応予備自衛官への激励等を通じて信頼関係を深め即応予備自衛官との良好な関係維持に努める。

JEEPミーティング
〈埼玉〉
 埼玉地本(本部長・山口英章1空佐)は、4月10日、埼玉県深谷市の利根川河川敷特設会場で行われた「第23回ミリタリーJEEPミーティング」で募集広報を実施した。同イベントは上里町募集相談員相川氏の主催で毎年行われ全国から200名以上の会員が自慢の軍用車両を展示する大会である。
 埼玉地本募集広報ブースを訪れた多数の来場者に対して、パネルによる陸海空自衛隊装備品の写真展示をするとともに、各自衛隊の職種説明を行った。
 また、平成28年度募集案内のパンフレットを配布して自衛官の魅力、募集内容について多くの来場者に広めることができた。

岡山大学説明会
〈岡山〉
 岡山地本(本部長・立石健一1陸佐)は4月13日、カレッジリクルーター大迫1海尉と伊藤2空尉、清水3陸尉の支援を得て、岡山大学での自衛隊幹部候補生説明会を実施した。
 説明会では大迫1尉と伊藤2尉、清水3尉に加え本部長・立石1陸佐が自ら自衛隊幹部のやりがいや魅力について体験談やユーモアを交えた説明を行った。参加者からは具体的な勤務環境や生活環境について様々な質問が活発に出され、終始和やかな説明会となった。
 岡山地本は、「今後も充実した内容の説明会を開催するとともにカレッジリクルーターを活用し、自衛隊の仕事に対するイメージアップを図り、より多くの自衛官募集に繋げたい」としている。

「働くクルマ大集合」でPR
〈三重〉
 三重地本(本部長・内田昌輝1陸佐)は5月3〜5日の3日間にわたり、鈴鹿サーキットで開催された「働くクルマ大集合」において、陸自第33普通科連隊の支援を得て装備品展示・乗車体験・制服試着・ラッパ吹奏などを実施し、多くの来場者に対し自衛隊をPRした。同イベントは、ゴールデンウィーク中に毎年開催され、自衛隊・警察・消防及び民間企業で活躍している特殊車両の展示・乗車体験が行われるもので、3日間で延べ10万人の来場者で賑わった。
 メインステージでは、起床ラッパで始まる自衛隊生活の様子を第33普通科連隊ラッパ隊が吹奏で披露し、その様子を四日市地域事務所長が解説コメントを加えて紹介することで、多数の観衆が自衛隊の規律正しい1日をイメージしながら興味を持って聞き入っていた。引き続き、軽装甲車の後部座席に乗り込んだ子供たちは、ジグザグ走行する車両から大きな歓声をあげるなど嬉しそうであった。
 自衛隊広報ブースでは、乗車体験と制服試着ができ、制服を着た子供たちは、高機動車や偵察用バイクなどの運転席に乗り、「本物みたい!」と楽しんでいた。また、自衛官からラッパの吹き方を教えてもらい、必死で音を出そうとする子供がいるなど、自衛官と子供たちがふれあう姿が多数見られた。
 三重地本では「今回のイベントでは自衛隊と多くの人たちが身近に接することのできる絶好の機会であり、自衛官を理解していただく人が一人でも多くなるようPRしていきたい」としている。

定年退職者直前教育
〈旭川〉
 旭川地本(本部長・阿部仁一1陸佐)は4月11日、旭川駐屯地第2師団司令部庁舎3階統裁室Aで2陸佐以下の平成29年度・30年度定年退職予定隊員及び平成28年度定年退職予定隊員のうち本教育未受講者の隊員85名に対して、今年度第1回目の定年退職者直前教育を担任実施した。
 本教育は、定年退職予定隊員に対して、円滑な再就職準備を推進する目的で実施するものであり、教育の冒頭に就職目的・目標の確立、企業が退職自衛官に求めるもの、新社員としての心構え、健康管理などに関して本部長が訓示した後、地域の最新雇用情勢、再就職援助の状況、職種選定及びキャリアパス、退職後の共済・年金手続、予備自衛官等制度を教育し、部外講師4名によるファイナンシャルプランの基本知識に関しての講義を行った。
 参加者は、定年退職を間近に控えているということもあり、それぞれの教育課目を真剣な眼差しで聞き入っていた。
 旭川地本は、顧客満足度の追求を主眼として、今後も定年退職者の希望に添った再就職の実現のため、部隊と一丸となって就職援助業務を実施してゆく。

サイトリニューアル
〈秋田〉

 秋田地本(本部長・原田一樹1空佐)はこのほど、インターネットを活用した広報の一環として、部外向けのウェブサイトをリニューアルした。
 今回大きく変わったのはトップページデザインで、従来画面をシンプルに整理集約したほか、閲覧環境がPCやタブレット、モバイル端末などのいずれを使っても、ユーザーが快適に利用できるように努めた。また、今後は更にコンテンツの充実を図っていく予定である。
 秋田地本は「多くのユーザーにとって魅力的なサイトを目指して各種企画を展開していくとともに、インターネットを有効活用した効果的な広報を行い、地本の目標達成に繋げていきたい」としている。


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