防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   921号 (2015年12月15日発行)
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全国で活躍する海上自衛隊
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自衛隊記念日式典
〈第31航空群〉
 第31航空群(群司令・園田直紀海将補) は11月7日、「岩国航空基地自衛隊記念日記念式典」を開催した。当日は、招待者約400名の来臨とともに、岩国航空基地に所在する部隊の隊員約400名が参列した。記念式典では、岩国市長等の来賓からの祝辞に引き続き、岩国地区自衛隊協力会、岩国市観光協会、岩国青年会議所、その他自衛官の就職援護に貢献した企業に対し第31航空群司令から感謝状と記念の盾が贈呈された。
 式典会場の前には、岩国航空基地に配備されている航空機が展示され、記念式典の終わりには新型救難消防車IB型による祝賀放水が行われ、行事のフィナーレを飾った。
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YDT03長距離行動訓練
〈横須賀警備隊〉
 横須賀警備隊水中処分母船3号(YDT03、船長・亀山隆1海尉)は10月28〜11月9日、長距離行動訓練を実施した。阪神大震災から20年目の今年、関西の行動海域等に対する慣熟を図るとともに南海トラフ地震の災害派遣に備えることが目的。10月28日に横須賀を出港し途中、寒冷前線の影響により強い西からの向かい風のため乗員一同平均左右約20度の動揺と戦いながら30日に阪神基地隊に入港、11月2日に同隊を出港し翌3日に三重県尾鷲港に入港。休日で天気も良く絶好の広報日和で233名の見学者が訪れた。
 一般公開では操舵装置に興味を示し触れた子どもも多く、船長席に座り記念写真を撮る姿も。船内には水中処分隊の器材を展示し隊員による説明を実施。見学者は器材の説明を興味深く聞き、潜水器材に触れ、中には実際に背負った人も。処分艇に子どもを乗せた記念の撮影では「思ったより硬い」との声も。その後は入隊予定者に特別公開を実施した。船と隊の説明後、処分器材の説明、航海科員による航海機器の説明とらっぱ吹奏。特に、初めて聞く巡検らっぱに皆聞き入っていた。最後に乗員と一緒にカレー体験喫食。乗員の生活や入隊予定者の入隊動機に盛り上がり「美味しい」「辛い」と全員完食した。4日は尾鷲市防災課職員に特別公開。潜水器材、航海機器の説明、らっぱ吹奏を行い奏者には拍手が送られた。その後はカレーを食べながら船の来船目的や市の防災態勢の懇談があり、年2回、市を挙げた防災訓練を陸自の協力を得て実施していると聞き市民の防災意識は非常に高いことが窺えた。
 6日朝に尾鷲港を出港し昼前には浜島港に入港した。午後は地元小学生に特別公開を行った。岸壁で船と隊の説明を行った後、児童と教師を船内に案内。舵輪を回し目を輝かしたり双眼鏡を覗きはしゃいでいた。後甲板では処分艇や潜水器材の説明。処分員が背負う空気ボンベの重さに驚いたり視界の悪い海中でも見える機器の説明を受け、見てみたいと言う児童も。船内見学後、岸壁で乗員による結索展示とらっぱ吹奏。展示後に代表児童1名が体験、初体験に戸惑いつつ運用員の手助けを受け、もやい結びを完成させることが出来喜んでいた。らっぱ吹奏ではトランペットと違いバルブが無くても吹けると説明、その見事な吹奏に聞き惚れ終了後に拍手があがった。最後にバスで帰る児童を乗員が帽振れで見送ると彼らも笑顔を見せながら帽子を振って応えてくれた。7日午前にはサミット開催関係者に対し体験公開。湾内で処分艇と搭載艇の体験搭乗を行いスピード感を味わって貰えた。さらに、出入港作業では乗員のキビキビした動きに海上自衛官の規律ある態度に感銘を受けていた。入港後には会食を行った。午後は海自への理解を深めてもらうため募集相談員に対し特別公開を実施、説明と船内案内を行った。EOD器材の説明では機雷や不発弾等を捜索する携帯用ソナーが在ることを説明し手探りだけでない事を理解して貰った。船橋では航海機器の説明を行い、面舵と取舵の語源を航海科員から聞き理解して貰った。なお、滞在中三重県の防災拠点2ヵ所を視察する機会を得て防災への取り組みを確認することができた。
 「地本の協力で事前に周知されていたこともあり地元の自衛隊協力関係者からも終始温かく迎えられました。船内公開は十分な広報効果があったとの確信のもと今後も海自の理解促進に努力していきたい。諸調整を実施していただいた横須賀地方総監部、三重地方協力本部及び燃料、真水の補給支援を実施していただいた阪神基地隊関係者に対し心より感謝申し上げます」
(YDT03)
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電機、機械設備新課程開講式
〈第3術科学校〉
 10月21日、第3術科学校(校長・本橋稔彦海将補=下総)において海曹士専修科電気設備課程及び同機械設備課程の始業式が、他専修科1課程とともに行われた。この課程は、総人件費改革による電気員、蒸気員の削減を受け、平成22、23年の第3術科研究において「基地施設の維持管理と施設員の教育のあり方」が検討され、結論として今後施設員が基地内の電気及び機械設備の業務委託の管理を行うこととされたことから、施設員に電気・機械設備に関する知識技能を習得させるために新設されたものである。
 課程開始初年度の入校者は、北は八戸、南は佐世保からの7名(電気設備課程4名、機械設備課程3名)で第1期生として後進の手本となるべく、また修業後、部隊の即戦力としての実力を体得すべく気力溢れる態度で始業式に臨んでいた。
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元護衛艦しらね
舞鶴を去る
 11月14日、除籍後舞鶴港内に保管されていた元護衛艦「しらね」が(株)ジャパンマリンユナイテッド因島工場へ曳航され、最後の母港である舞鶴をあとにした。
 護衛艦「しらね」は昭和52年2月に(株)石川島播磨重工業東京第1工場で竣工、海上自衛隊初のシステム艦として部内外に知られ、環太平洋合同演習(RIMPAC)、阪神淡路大震災、東日本大震災への派遣等をはじめとし、観艦式においては観閲艦を10回務めるなど輝かしい功績を遺した。その後、今年3月に除籍となり。舞鶴港内に保管されていた。
 当日は、小雨が振りしきる中、元乗組員や関係者に見守られ、(株)ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の曳船によりゆっくりと引き出され、舞鶴港をあとにした。
 なお、本艦の錨は舞鶴市内の赤レンガパーク市営駐車場入り口にモニュメントとして展示されている。
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海賊対処部隊家族へ説明会
〈佐世保地方隊〉
 佐世保地方隊は、第22次派遣海賊対処行動水上部隊留守家族に対する中間家族説明会を10月24日、平瀬体育館で行い、第5護衛隊、護衛艦「あきづき」、護衛艦「さわぎり」の165家族478名が参加した。
 佐世保地方総監・山下万喜海将の挨拶に始まり、第1護衛隊群司令・齋藤聡海将補の挨拶及び現地における隊員の艦上での任務状況等についての説明が行われた。引き続き、佐世保音楽隊による演奏会が行われ、アニメソングや大海原での隊員の活躍を想起させる加山雄三のヒットソング等に、会場は大いに盛り上がった。
 演奏終了後は派遣部隊隊員が作成したビデオレターが放映され、厳しい環境で勤務する父や我が子の元気な姿を見て、家族は安堵の表情を浮かべながら見入っていた。また、家族は派遣隊員へ送る手紙やビデオレターの撮影に臨み、隊員への想いを託していたほか、参加した子供たちは、佐世保先任海曹会からのドリンクやポップコーン、各種遊戯に歓喜の声を上げていた。
 家族は隊員が無事に帰国、再会することを楽しみにそれぞれ会場を後にした。
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秋の関門海峡ヘリ体験飛行
〈下関基地隊〉

 下関基地隊(司令・小松永秀一1海佐)は10月24日、第22航空群の支援を得て下関市内の募集対象者及び基地モニター等20名に対し、SH-60Kによる体験搭乗を実施した。当日は朝もやでやや視界の悪い状況での開始となったが、徐々に晴れ、搭乗者の殆どが初の海自ヘリ搭乗とのこともあり、空からの関門海峡の景色を楽しんだ。今回の体験搭乗を通じ、海上自衛隊について理解を深めてもらう良い機会となった。

※同面、部隊・機関等の長名等は全て実施当時。


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