防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   915号 (2015年9月15日発行)
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〜中央即応集団〜
魁の風
Central Readiness Force
南スーダン派遣施設隊(第8次)
内閣府副大臣が視察
 南スーダン派遣施設隊第8次要員(隊長・山下博二1陸佐)は、8月12日から14日にかけて、赤澤亮正内閣府副大臣の視察を受けた。
 南スーダン派遣施設隊第8次要員が本邦からの視察を受けるのは、指揮転移後今回が初めてとなる。
 来訪では、山下隊長による状況説明、日本隊宿営地及び施設活動現場の視察が行われた。
 施設活動現場(ジュバ市内の道路整備、文民保護区域の防護壁設置及びエチオピア隊居住コンテナ構築)の視察においては、活動状況を確認するとともに、酷暑の中施設活動を行う隊員を激励した。
 隊員は赤澤副大臣の激励を受け、一人一人が日本の代表としての更なる任務への邁進を心に誓った。
 また、活動現場の視察終了後に、派遣隊員との懇談会が行われ、赤澤副大臣から、「諸官の頑張りが日本国を大きな力で支え、日本国民の誉れとなっています。これからも宜しくお願いします」と挨拶が述べられ、隊員の労をねぎらうとともに、親睦を深めた。
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UNMISS副軍事司令官
日本隊を初度視察
 南スーダン派遣施設隊第8次要員は、8月24日、UNMISS副軍事司令官Yang少将の初度視察を受けた。
 視察は、儀仗にはじまり、状況報告、日本隊宿営地内の巡視及び装備品の展示を実施した。
 副軍事司令官は状況報告において、日本隊の現況を細部に亘り質問・確認し、宿営地内の巡視において、施設案内・装備品の展示をしたところ、特に、隊員の生活環境について興味深く視察をした。
 また、視察終了後に懇談会を実施し、副軍事司令官から「指揮官が指揮下部隊を確実に掌握することは非常に重要なことである。本日、日本隊を視察して生活環境や勤務環境が良好に維持、整備されており、山下隊長は部隊を確実に掌握していることを確認できた。皆さんの派遣期間は残り半分程残っているが、引き続き日本隊の活躍を期待しています」と述べた。
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UNICEFの幸村女史が講話
 南スーダン派遣施設隊(第8次要員)は、8月15日、南スーダンジュバ市UNトンピン内の日本隊宿営地において、UNICEF職員の幸村真希女史を招いて、国際貢献の現場において、自衛隊外の国際機関等の活動を理解して、幅広い知識を教授し国際感覚を陶冶する目的で部外講話を行った。
 講話は「南スーダンでの支援活動」と題して、NGOやUNICEFで勤務した体験談を、活動現場での写真と共に約1時間にわたり行われた。
 隊員達は、興味深い内容に真剣な面持ちで聴き入り、講話は活発な質疑応答で幕を閉じ、国際任務に従事する者としての気持ちを新たにしていた。また、講話終了後の女性隊員との会食・懇談では、和やかに意見交換が行われた。
 隊は今後も派遣間に国際機関職員等の部外講話を予定している。
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派遣海賊対処行動支援隊(第4次)
陸自初の司令が着任
 8月6日、アフリカ大陸のジブチ共和国にある日本国・自衛隊の唯一の海外活動拠点において、陸上自衛官として初めて支援隊司令に着任した古庄1陸佐が、第4次派遣海賊対処行動支援隊の活動開始に際し全隊員に対して訓示を述べた。
 訓示の中で、古庄1佐は支援隊の任務を念頭に置きつつ、「ジブチ共和国の関係機関、ジブチに展開する他国軍及び日本大使館等と密接な連携を確保しつつ、DSPE、DAPE(※)等のニーズに迅速かつ的確に対応・支援し、また航空機等を確実に防護して本活動拠点を良好な状態で維持・管理・運営することに、最大限の努力を傾注する」と述べ、統率方針を『支援隊任務の完遂』とした。また、本活動が遠く日本から離れて行われる海賊対処行動であること、支援隊が陸上自衛官と海上自衛官から編成される部隊であること等の特性を踏まえ、『日本国代表の誇りと責任の堅持』及び『融和団結』の二点を要望事項として示した。訓示の最後に、「本職は常に諸官と共にあり、常に先頭に立ち、支援隊の任務を完遂することを誓う」と述べ、隊員の士気を鼓舞した。
 支援隊の隊員は日中の最高気温が50℃に達するここジブチにおいて、任務にまい進している。航空機による警戒監視任務や護衛艦による船舶護衛任務のような華々しさはないが、その活動一つ一つが日本国の経済活動を支える海上交通路の安全を確保する"海賊対処行動の礎"であると自負し文字どおり汗を流しつつ日々の業務を遂行している。また、日本にいる留守家族の温かい応援に支えられて活動できていることに常に感謝をしている。
※DSPE:Deployme
nt Surface force for counter-Piracy Enforcementの略、派遣海賊対処行動水上部隊の意味
DAPE:Deployment Air force for coun
ter-Piracy Enforcementの略、派遣海賊対処行動航空隊の意味

151期飛行安全幹部課程入校式
〈航安隊〉
 8月28日、航空自衛隊航空安全管理隊(司令・有馬龍也空将補=立川)で、第151期飛行安全幹部課程の入校式が厳粛に執り行われた。来賓に陸幕装備部航空機課航空安全班長・高岡良一1陸佐、海自航空集団司令部安全主任幕僚・浅野一郎2海佐、空幕監察官・山野正志1空佐が参列した。
 今期は全国の部隊から空自12名、陸自2名、海自1名の合計15名が入校し、特技も操縦士、警戒管制要員、偵察航法士、警務要員と様々だ。
 本課程は飛行運用幹部又は操縦幹部等として飛行安全及び航空事故調査に必要な知識技能の修得を教育目標におき、280時間(約7週間)に渡り飛行安全、航空事故調査、航空心理、安全工学等を履修する。事故の未然防止を推進する必要から特にヒューマンファクターズ(人的要因学)に力を入れ、部内外講師による講義、御巣鷹山現地訓練、民間航空会社研修施設での研修を実施し、安全意識への啓蒙などを行っている。
 入校式で有馬司令は本課程を「飛行安全、事故調査に関わる基本的な事項を勉強し、部隊での安全幕僚として指揮官を支える重要な責務を果たす重要な期間」とし「様々な知識の吸収、経験を通して充実したものにしてほしい」と訓示した。
 入校式後、学生長の冨田宏幸3空佐(警戒航空隊第602飛行隊=浜松)は「現場で隊長の力添えになれるよう航空安全の専門知識を修得したい」と抱負を述べた。佐渡寛治1陸尉(第2師団第2飛行隊=旭川)は「部隊の代表として入校させて頂いたので、本課程で修得したものを部隊に反映させ、また後進の育成にも活かしたい」と、新名将吾1海尉(第1航空隊第11飛行隊=鹿屋)は「本課程を通じて安全を見つめ直し、安全と向き合っていきたい」とそれぞれ意気込みを語った。
 15名は10月21日の修了式まで教育を受け、帰隊後は修得した知識と経験を各部隊で発揮することとなる。

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