防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   906号 (2015年5月1日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
富国生命保険相互会社 竹沢 周平
竹沢氏は平成24年3月、第1対戦車ヘリコプター隊本部付隊を陸士長で退職。28歳
 私は、平成24年3月まで3年間陸自の航空機整備手として勤務しました。
 現在は富国生命保険相互会社で、営業所長補佐として営業職員の育成・管理・指導の仕事をしております。
 在職中の勤務環境には大変恵まれ、部隊の皆さんにもお世話になったという気持ちが本当に強いです。
 環境に恵まれた中で私が退職しようと思ったきっかけは、自分自身の問題でした。性格上、考えたことや想ったことを試したくなることがよくあり、(しかしながら自衛隊の職場ではなかなか必要としない発想ばかり…)タイミングも重なり、退職者向けの合同企業説明会に参加したのが転職への第一歩でした。
 現在、営業所長を目指して、営業職員とお客さまへのご提案・アフターフォロー、PR活動も兼ねたイベントを企画しています。今月の活動目標を掲げ、それに対して今日の活動はどうであったかを振り返るという話し合いは欠かせません。
 この仕事は数日で結果が出ることもあれば、数年越しで成果が出ることもある地道な仕事ですが、結果が出た時の達成感は計りしれないものがあります。人との繋がり、温かさや優しさに触れ、身を委ねているわけではありませんが、運や縁、タイミングが本当に大切なポイントであると感じています。
 退職後も勤務していた部隊の上司・同期・後輩との交流が今もなお続いており、入隊して本当に良かったと思います。
 また、会社初の即応予備自衛官としても、業務と両立しながら汗を流しています。私は、違う道へと進みましたが、「命を守る」という点では同じ志を持って勤務しています。
 最後に、若者のわがままな希望を真剣に受け止めてくれた援護担当官に本当に感謝しております。

Home's English Class(防衛ホーム英語教室)
I'm being indecisive!
アイム ビーイング インデサイシヴ
迷っちゃうなあ!
Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。ゴールデンウィークになりましたね。すでに海外旅行を楽しんでいる方や、東京ディズニーランドに足を伸ばしている方もいるかと思います。北海道は、桜の花が楽しめる時期でしょうか。人を見たり(笑)、花を見たり、色々な過ごし方がありますが、家族や友人と楽しく有意義に過ごしたいものです。その間、当直や警衛勤務で、しっかりと部隊を守ってくれる隊員の存在も、心強いですね。
 さて、今回の表現は、"I'm being indecisive"「迷っちゃうなあ!」です。be+〜ingの形は、現在進行形ですね。be動詞が二つも並ぶことってあるの?と疑問になります。beingは、現在起きている状況を説明しています。ですから、 過去と将来にはあまり関係がなく、今現在の一時的な状況を示しています。「今、私は〜です」となります。indecisiveは、「どちらにするか迷う、いじいじする、決断力がない、思い切りが悪い」という意味です。「決断する、決心する」のdecide(ディサイド)から来ています。そして、先ほどのbeingの「今だけの状態」という意味が加わり、性格的には優柔不断ではないが、今この問題や課題に対しては、決めかねているという感じが出ます。普段は、思い切りよく決めることが出来るが、今、直面していることは迷ってしまうという意味です。面白い表現ですね。「私は、(性格的に)優柔不断だ」と表現したい時には、I'm(always:常に)indecisiveとなります。
 5月の爽やかな季節を十分楽しんで、さらに少し体を動かして、体力を増強してこれからの季節に備えたいですね。暑くなる前、ジメジメの梅雨で体がなまる前に、少し体を鍛えておくと安心です。年度初めで貯めたストレスを発散し、陽気で楽しい生活を楽しんでください。
それでは、皆さん。See ya!〈スワタケル〉

スポーツよもやま話
根岸直樹
騒動を乗り越えた横綱・白鵬に注目
〈大相撲〉
 「先輩、元気?大阪場所にも来なかったね」と、いきなり声を掛けられて返事に窮した。4月中旬、埼玉・三郷巡業の日のことだった。何しろ「マスコミとは何も話さない。変な質問でもしようなら、にらみつけられる」と若手記者にいわれていたので、近くにも寄らずにいたのに、向こうから声を掛けられたのだから、驚いた。
 マスコミ相手に何もしゃべらない、といわれてから長い。しゃべらなくなったのは、初場所の稀勢の里戦以来だ。対戦が取り直しになった後、白鵬がマスコミ相手に「あんな勝負、子供でもわかる」と判定に文句をつけたことから「審判批判」のレッテルを貼られてしまったから。以後、白鵬は支度部屋にいるときでさえもマスコミに背を向け、殆どしゃべらなくなってしまった。宮城野親方(元幕内・竹葉山)が審判部へ謝罪して、一件落着したようにも思えていたのだが「本人に反省する態度も言葉もない」ということで、問題はくすぶり続けていた。
 それがまた、3月場所で再燃してしまった。熱戦が期待された大関・稀勢の里戦で、何と0・6秒という短時間勝負を決めてしまったから。白鵬が立ち合い、右に飛んだように見えたため、稀勢の里はもろくも両手を土俵に突いて、それこそ「子供でもわかる」ような勝負になってしまったのだ。「横綱らしくない手」と批判の声が渦巻いたが、白鵬は「飛んだんじゃない。手が支えになっていた」と主張、質問する報道陣に「皆さんも、相撲をもう少し勉強してほしい」と注文までつけていた。
 それにしても、初場所以降、横綱・白鵬は何かと話題を提供し続けている。「変に勘ぐられても困るが、いわれてみればそれが横綱の使命というものなのか。もう終わってしまったことと考えず忍び、耐え、また努力して頑張るしかないですね。肌の色が違うなんていったこともないし、オレは相撲をやりたくて日本に来た。このままいけるところまで突っ走って記録を伸ばしていきたい」と、真剣な表情で話している。
 宮城野親方は「もうすんでしまったことでもあるし…」と言葉をにごしているが「日本語のアヤをよく知らないから、重たい言葉というのを分からずに口にしていることが多い」といい、北の湖理事長も「言動は師匠に監督責任がある。今後、厳重に注意するようにいっておいた。横綱なのだからそれにふさわしい言動をとらないといけない。誤解を招くようなことは今後、一切してはいけない」と話している。協会としては「責任追求しない方針」だそうだ。
 白鵬はいま、何事もなかったように、取材記者相手にモンゴル相撲を取ってみたり、つい先頃は33回目の優勝額を飾った都内の写真展に出掛け、見学の女子高校生と一緒に写真をとったり、談笑したりして、普段の愛想のいい、人付き合いのいい横綱に戻り、5月10日初日の夏場所(東京・両国国技館)に向け、けいこ、巡業に励んでいる。
 「まさかここまでくるとは思わなかった。親方、父・母、部屋、ファンの皆さんにも感謝したい。これまでの事を相撲の神様が許してくれるとしたら、あとはいける所までいくしかない」。その言動におごりや高ぶりは微塵も感じ取れない。様々な問題を乗り越え横綱・白鵬は、またひと回り大きくなって夏場所に登場する。注目していきたい。

防衛ホーム俳句コーナー

洗ひ場に地下足袋を干し桐の花 制野 和子
耕作の当て無き小田の蓮華草 江田 雅子
見えて来し桐の花まで歩を伸ばす 長尾 花子
御田植やとんと地を蹴る巫女の舞 井戸田盛男
那須岳の裾を朱に染めつつじ燃ゆ 菊池  緑
青田風吹きぬけて行くレストラン 幸保 洋子
貝風鈴鳴らして島の駐在所 堀田裸花子
地下足袋を履き幼児の神輿舁 堀川 利枝
トロ箱の植田にもある余り苗 佐賀あかり
母の日の子なき夫婦に花届く 宮川  栄
見えて来し桐の花まで歩を伸ばす 長尾 花子
下闇を抜けて青田の明るさに 阿部久美子
ベランダの産衣に触るる鯉幟 有馬 澄廣
高々と光を放ち栃の花 生嶋千代女
寂々として参道の竹落葉 久保 英美
揺れ様に迷ひの見ゆる茅花かな佐藤 邦子
海の絵島を洗ふ青葉湖 高木 智念
春光へ紙飛行機を放ちけり 田中 雅巳
選 者 吟 牛蛙声を憚る法の池 成川 雅夫
(「栃の芽」誌提供) 


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