防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   897号 (2014年12月15日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
医療法人勤誠会 米子病院 杉山義孝
杉山氏は平成25年6月、第3輸送航空隊を准空尉で定年退職。55歳
 私は、平成25年6月、航空自衛隊美保基地勤務を最後に定年退官を迎え、美保基地援護室の支援をいただき、医療法人勤誠会米子病院に再就職し、一年余りが経過しました。米子病院では美保基地出身OBの諸先輩方も数多く活躍されており、皆様の心温まるご指導の下、看護業務に従事しております。
 希望の動機は、地元で人の役に立つ仕事をしたいと思い、基地援護室の紹介で、米子病院に就職させていただくことができました。
 私の業務は看護助手として、患者さんの入院生活の支援、介護等をしております。看護の仕事中で、大きなウエイトを占める部分に患者さんへの対応があります。患者さんに信頼されるためには、チームワークを良くし、患者さんの希望に合った対応をすることが大切です。それには、自分の責任と看護師の責任の領域を示す境界線を心の中に確立しておかなくてはなりません。そのうえで、看護師との信頼関係を築き、明るい雰囲気の中で看護の仕事を進めていけば、お互いに意思の疎通が出来てチームワークも良くなり患者さんにも好感をもたれます。
 私は仕事に入る際は、「今日も一日笑顔で自分の持っている力を出し尽くせ」と自分に活を入れるようにしています。帰宅した時はへとへとに疲れていますが、女房の手料理と、冷たいビールで疲れも吹き飛びます。時には失敗もありますが、私の土台となっている38年間の自衛隊勤務で培った強い精神力、体力及び忍耐力をもって常に前向きの気持ちで、当たり前の事(礼儀、規律、服制、清潔、気配り等)を当たり前にやっていれば、必ずや周りが認めてくれるようになると思っています。
 現役の皆様にとって、再就職は不安と思いますが、自衛隊で培ってきたものは決して無駄にはなりません。特に礼儀正しさ、規律正しさ、協調性等は十分自分の力になります。現役の皆さんも自信を持って次の仕事に臨んで頂きたいと思います。

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アイ エコー マイ ワイフ イン エブリシング
I echo my wife in everything!
 妻の言いなりなんだよ!
 Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。年の瀬も押し迫ってきました。忙しさも寒さも厳しくなってきているように感じます。慌しさの中でも、予定したことは、着々と進んでいることと思います(そう思うだけでも、気分がリラックスします)。今年はいろいろとお誘いが多く、この時点で忘年会や懇親会が5回終わっています。いろいろな関係の方々とお話を聞き語る中に、明日への生活のヒントが沢山ありますね。楽しい時間と美味しい料理以上に、ためになることがいっぱいです。
 さて、今回の表現は、"I echo my wife in everything!"「妻の言いなりなんだよ!」です。echoは、「こだまする、反響する、人の意見を真似する」という意味です。このフレーズは、妻のことをすべて真似するから、言いなりになるという意味になります。本心は別として(笑)、パートナーの言いなりになるのは、クリスマスシーズンだけでも非常に有効なコミュニケーション方法ですね。関係が深まります。男性が基礎知識やアイデアがないのにあれこれとクリスマスのイベントや計画を考えるよりは、妻や彼女の意見に乗るほうが、正解かもしれません。
  忘年会のシーズンですが、大雪などの自然災害で、隊員は毎日が準備や、災害派遣で汗を流しています。本当にお疲れ様です。筆者も心と体の準備を整えています。これから、ますます寒さが厳しくなりそうです。年末の慌ただしさも、何かと人の心を浮わつかせます。そんなときこそ、毎日を着実に、大切に暮らしていけるといいですね。
 ゆったりとした心で、陽気に参りましょう。それでは、一日一日を大切に、充実させていきましょう。楽しくストレスの少ない生活を楽しんでください。
 それでは、皆さん。See ya!〈スワタケル〉

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