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自衛隊ニュース   897号 (2014年12月15日発行)
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武道で心身を錬成
全国隊員が日頃の鍛錬の成果披露

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実業団日本一に輝く
空手マスターズの部 体育学校・二階堂2曹

 11月24日、東京・九段下の日本武道館で第32回全日本実業団空手道選手権大会(主催・全日本実業団空手道連盟、主管・全自衛隊空手道連盟)が行われた。
 自衛隊からは、組手試合団体戦に9チーム、同じく男子個人戦に21人、女子個人戦に3人が出場。形試合では、団体戦に4チーム、男子個人戦に13人、女子個人戦に2人が出場した。また、マスターズ(40歳以上)では組手試合男子個人戦(40~49歳)に6人、形試合男子個人戦(40~49歳)に2人が出場した。
 この中で、組手試合マスターズ男子個人戦(40~49歳)部門に出場した、二階堂恭嗣2陸曹(体育学校=朝霞)が見事初優勝を飾った。接戦をモノにしながら勝ち上がった決勝戦も一時は相手にリードを許す厳しい展開。「先日のマスターズ全国大会で守りに入り敗退した悔しさから今回は攻めを強く意識した」との言葉通り、見事逆転、その後も攻め続け勝利を手にした。
 表彰後にチームメート等から胴上げをされた後の表情は、普段の鍛錬と「一戦一戦大切に積み重ねた」結果が出た安堵と喜びに溢れていた。
 また昼食後に行われた式典では全日本実業団空手連盟から自衛隊中央病院、自衛隊体育学校、陸自高等工科学校へ、長年の大会運営に寄与した事に対して感謝状が贈呈された。

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サンボ世界王者誕生
体育学校柔道班・田2陸曹
本職・柔道の国際大会でも銅

 11月22日、千葉県成田市で世界サンボ選手権大会が開催され体育学校柔道班の田尚里2陸曹がスポーツサンボ女子80s級に出場し優勝の快挙を達成、体校2年ぶりの世界王者誕生となった。田はあくまで柔道選手だが日本サンボ連盟の要請で昨年のユニバーシアードに出場し優勝、今年の世界選手権も日本開催ということで再度要請があり出場したもの。サンボは旧ソ連が軍隊や警察の格闘訓練を目的に様々な格闘技をミックスし作った競技で世界最強の格闘技とも称される。柔道も母体の一つで上半身の道着や帯など柔道との親和性は高い。「サンボで寝技や関節技に行く連携を学んだ。柔道に生かしたい」(田2曹)。サンボは五輪競技ではないが、レスリング等様々な格闘技の強豪が集った大会で柔道の技術だけで世界の頂点に立ったことは、大きな自信になったようだ。(なお、田2陸曹は柔道の国際大会グランドスラム東京大会最終日の12月7日に女子78s級で出場、3位入賞を果たした。)

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第53回全自合気道演武大会
北から南まで24支部約200人参加

 12月6日、防衛省市ヶ谷駐屯地・基地体育館で第53回全自衛隊合気道演武大会(主催・防衛省合気道連合会 会長=防衛事務次官・西正典弐段)が行われ北は青森から南は九州まで24支部の会員、西会長、大会委員長・神谷正一六段、OBら総勢約200人が日頃の鍛錬の成果を披露した。
 今回は初々しさ溢れる白帯姿が多く目に付いた。西会長は講評でこの点について特に触れ、「指導の輪が拡がっている。この上なく喜ばしい」と目を細めていた。「見ることもまた稽古」とは昨年の西会長の講評の中にあった言葉だが、有段者、高段者は当然ながらよく声も出て動きも美しく力強い。白帯の会員に話を聞くと、「溜息が出ます。憧れます」と、大いに刺激を受けている様子だった。現役自衛官として最後の参加となったキャリア35年の神谷六段、七段のOB諸氏、そして何より来賓の植芝守央・合気道道主、多くの会員からすれば雲の上の存在とも言える達人たちの演武ともなれば一段と張り詰めた空気が場内に流れ皆の視線は畳に集中。演武の直後は万雷の拍手が鳴り止まなかった。
 各支部のレベルが拮抗し、熱の入った演武が披露された今大会は優秀支部を決定する議論も大いに白熱し時間を要した。そうして選ばれた優秀支部は次の通り。▽厚木(海)▽三沢(空)▽市ヶ谷(共)関西(共)▽中央病院(共)「部として伸びている時期。受賞が刺激になれば」(市ヶ谷・西浦克卓部長)「優秀支部に選ばれるよう頑張ってきた。とても嬉しい」(厚木・安川誠部長)


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