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団結深めた"BBQ"
第6施設大隊(神町) 3陸曹 我妻直明 |
私は、7月上旬、山形県の馬見ヶ崎河川敷において、中隊の呼びかけに応じた営内外の有志10数名と2週間前から計画していたバーベキューを団結会と称し実施しました。メンバーと事前打ち合わせをし、綿密な計画を立て当日を迎えました。
その日は天候に恵まれ、最高の条件でスタートし、計画通り火起こし班と食糧調達班に分かれ準備しました。私は調達班となり安い店を探し買い物カゴ2つが満杯になるほどの食糧を買い現地へ前進しました。一人当たり2000円で収まり、居酒屋で飲むより断然お得となりました。
現地で火起こし班と合流しBBQを満喫しました。仲間たちと仕事や趣味について語り合い、気がつけばあっという間に時間が過ぎ、共に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
BBQは計画から準備、調理そして撤収まで仲間たちと和気あいあいと行います。部隊とは違った環境で語り合うことにより、話が弾みます。居酒屋等で団結会を行うよりも安価で楽しむことが出来ます。是非、皆さんも計画し、中隊の仲間との団結を深めてみてはいかがですか。 |
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連隊最強の称号を掴む
第33普通科連隊(久居) 3陸曹 春成 恭 |
私は、昨年度から実施されている最強戦士選考会について以前から興味を抱いていたもののなかなか参加出来ませんでした。しかし今回9月22日から26日にかけて実施された平成26年度2四半期最強戦士選考会に1中隊を代表して3曹の部に参加することが出来ました。
この選考会では、戦士として最も重要な戦技である射撃を頂点に闘争心及び体力を鍛える銃剣道と持続走の二つの戦技を加えた三つの能力が試されます。私がこの過酷な競技に参加を決めたのは、以前から興味を持っていたことに加え、約2年間勤務していた係業務の交代時期であり下番後は何かに挑戦してみたいという思いがあったからで、上司からの勧めに対し何のためらいもなく「出ます」と返答しました。
日頃から、射撃と持続走においては練成できていたものの銃剣道に関してはほとんど携わっていなかったため、少し不安もありました。しかし良き仲間に恵まれ、励まされたことで不安を払拭し、気持ちを盛上げることが出来ました。その甲斐もあり、選考会本番では射撃と銃剣道を終えた時点での総合成績はまだ最強の座を狙える位置につけており、最後の競技である持続走に望みを繋ぎました。「とにかく全力を出し切れば悔いは残らない」と自分を鼓舞し、また中隊の仲間たちによる頼もしい応援の力に後押しされ、なんとか上位に食い込むことが出来ました。そして、総合成績で逆転し、連隊最強の称号を掴むことが出来ました。
この最強戦士への挑戦は、個人の気力、体力、技能を向上させるとともに中隊の士気の高揚につながっていると実感するいい機会になりました。今後も様々なことに挑戦し向上していきたいと思います。 |
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地本臨時勤務を終えて
宮崎地本投稿(佐世保警備隊) 海士長 松浦希望 |
私は、自衛隊宮崎地方協力本部日向地域事務所の臨時勤務に就く前は、佐世保の部隊で機関科員として勤務していました。
地域事務所での勤務は今回が初めてのことであり、着任したばかりの七月の頃などは不慣れで、来客や電話の対応で戸惑うことが多々ありました。
その中でも、特に戸惑うことが多かったのが、入隊試験を受ける高校生や民間の方への募集説明会です。
私は、その説明会の中の一部を担当していましたが、普段の部隊勤務では殆んど関わることのない受験者への対応は、私自身が人前に立つことが不得手であることもあり、あまりスムーズなものではありませんでした。多人数を相手に説明会を行う時などは、緊張して口ごもってしまい十分な教授を行うことができない、ということもありました。
しかし、この臨時勤務の期間の中で何度も人前に立ち、どうすれば相手にわかってもらえるだろうか、もっと丁寧な教え方はないだろうかと、自分自身で説明資料を何度も確認していくうちに、どのように話せば相手が理解できるのか、また、勉強を教える以外で、どのように接していけばよいのかが段々とわかってくるようになりました。
私は、今回の臨時勤務で説明会だけでなく、艦艇が入港した際の広報支援などで多くの人に接する機会がありました。それは、部隊へ戻ったあとも残る有意な経験であったと思います。
私は、この経験を今後の部隊生活の中でも活かし、自衛官同士だけでなく部外者の方とも円滑な関係を築いていける自衛官になりたいと思います。 |
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896号 (2014年12月1日発行)