防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   876号 (2014年2月1日発行)
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海上自衛隊特集

2分隊2班艇が優勝
初任海曹短艇競技
佐世保
 佐世保教育隊(司令・黒松久1海佐)は昨年12月4日、第119期初任海曹課程(第1分隊、第2分隊)の短艇競技を行った。競技は、分隊対抗の部と各班対抗の部で、深紅の優勝旗及び金メダルを目指し、教育隊沖に隣接する海面に設定した往復2qのコースで予選2レースと決勝レースを行った。
 当日は、曇天無風、穏やかな海面状態で絶好の短艇日和であった。学生の意気は高く、この日のために培った体力、気力そしてチームワークを遺憾なく発揮し、各分隊4艇の計8艇が闘争心あふれるレースを展開した。
 予選は2レース行われ第1分隊から1艇、第2分隊から3艇が決勝に進出した。決勝は、第1位に第2分隊の第2班艇(班長・橋本2海曹)、第2位には第4班艇(班長・石本3海曹)が輝いた。特に第1位の第2班艇は見事なスタートダッシュとストロークで1位を取り、表彰式では司令から一人一人に金メダルが授与された。
 今回の短艇競技で最速は、予選第1組で第1位の第2分隊第4班艇が出した13分32秒14でベストタイム賞に輝いた。
 また、分隊対抗では第2分隊(分隊長・松元眞吾2海尉)が第1位に輝き、深紅の優勝旗を手にするとともに、優勝分隊に対しての栄誉として分隊旗が掲揚され、誇らしげにたなびいた。
 水泳競技で惨敗した第2分隊は、短艇競技に全力を出し切り、最後に行われる持久走競技に向けて乗り切る自信をのぞかせていた。

歴史と思い出を乗せ
「いそゆき」除籍へ
 護衛艦「いそゆき」(艦長・青木操2海佐、乗員約160人)は昨年12月14日、除籍前の最後の行動を終了し、佐世保港倉島岸壁に入港した。
 「いそゆき」は今年度末に除籍となる予定であり、今回の行動ではかつての母港である横須賀及び呉に寄港し、各地方総監、歴代艦長、就役当時のぎ装員などを招いて艦上昼食会が催された。特に横須賀においては10人の歴代艦長や護衛艦隊司令官を含む5人のぎ装員が艦上昼食会に参加し、「いそゆき」の29年に渡る歴史を紡いできた各々の思い出と惜別の念を語った。
 また、今回の行動は航空機を搭載する最後の機会であり、記念すべき最後の搭載機となったのは第22航空隊のSHー60J8290号機であった。当機は平成25年度遠洋練習航海においても「いそゆき」に搭載され、「いそゆき」への搭載日数が今年度のみで209日間となる「専属機」であり、愛着のある航空機が最後の航海に花を添えた。

コンサート開催
22航空群
 第22航空群(群司令・西成人海将補=大村)は昨年12月13日、シーハットおおむら(大村市)で恒例の大村航空基地クリスマスコンサート2013を行った。
 このコンサートは、海上自衛隊第22航空群が主催し、海自佐世保音楽隊が演奏するもので、今年で20回目を迎えた。開始当初は大村市民会館(収容人数800人)で開催されていたが、大村市の人口増加とともに海自に対する関心とコンサートの人気から、1998年に完成した収容人数が2000人以上のシーハットおおむらメイン・アリーナで実施されるようになった。
 コンサートは2部構成で、第1部は平成25年度吹奏楽コンクール課題曲の祝典行進曲「ライジング・サン」や「ひこうき雲」「Z伝説~フライングゲット」「宇宙戦艦ヤマト」などが演奏された。第2部はクリスマスの定番「ホワイトクリスマス」「サンタが町にやってくる」「ハレルヤ」などが演奏された。
 全ての演奏が終了しても、過去最多となる観客約2300人の拍手が鳴り止まず、アンコールに応え、最後は「軍艦マーチ」で締めくくった。来場者からのアンケートでは「是非来年も来たい」「素敵な時間をありがとうございました」といった意見が数多く寄せられた。

ボートマラソンに参加
舞鶴
 舞鶴ボート部は昨年11月のHOS(瀬田川)が漕ぎ納めの予定だったが、部員の更なる進化を求め12月15日、舞鶴漕艇協会企画のTOMAIボートマラソンに参加した。
 舞鶴市は7月に「ちゃったレガッタ」を年1回実施し、毎年約50チームの市民が参加しているが、ボート愛好者に水上練習により親しんでもらおうと、初のボートマラソンが企画された。
 当日は、雨の合間をぬって「日本板硝子」「チーム走思走愛」「舞鶴ボートクラブA・B」のナックル4隻及び東舞鶴高校ボート部のスカル7隻が、クレインブリッジまでの往復約7qを漕いだ。大会終了後、風雨が強くなったため、艇庫で豚汁を囲んで暖をとり、参加者の親睦を深めた。
 結果は、シングルスカル1位、河口君(東舞鶴高、34分43秒)、男子ナックル1位、舞鶴ボートクラブA(42分14秒)、2位、舞鶴ボートクラブB(45分29秒)、3位、日本板硝子(47分23秒)、女子1位、チーム走思走愛(56分29秒)であった。

談合防止講習会
大湊地方隊
大湊地方隊(総監・槻木新二海将)は、昨年12月2日、入札談合防止を図ることを目的に、公正取引委員会東北事務所から講師を招き、入札談合防止教育講習を実施した。
 公取委から講師を招いての講習は大湊地方隊としては初めてで、北は稚内、南は八戸から調達関係職員約120人が参加した。
 講師の公取委東北事務所総務課長熊谷氏は、調達関係職員に特有の2つの立場として、納税者である国民からの要請に基づく監視役と入札談合に加担してしまう潜在的リスクについて説明し、官製談合防止法の熟知、遵守の重要性を語った。
 参加した隊員からは「入札談合防止教育を隊員に対しこれまで実施してきましたが、今回の教育で新たな知識を得ることができ、非常に参考になりました」「知らないうちに談合に加担することがないようにします」といった意見が聞かれた。

幅広く意見交換
幹部学校長
米国
 海上自衛隊幹部学校長(福本出海将)は昨年11月5日から6日にかけて米国ワシントン特別区に所在するシンクタンクを訪問し、米国在住の安全保障研究の専門家らと意見交換を実施した。幹部学校は、安全保障政策の立案並びに海上防衛戦略及び防衛構想の策定に寄与するため、海上自衛隊のシンクタンクとして「戦略」「作戦」「国際法、国内法」「戦史」等に関する調査・研究に力を入れている。今回は米国の視点から見たアジア太平洋地域の安全保障環境、日米同盟の深化等について幅広い意見を聴取し、今後の教育、研究に活かすことを目的として、米国戦略予算評価センター(CSBA)のクレノビッチ所長他研究員、米国外交問題評議会シーラ・スミス博士、アーミテージインターナショナル所長であり、元米国務副長官のリチャード・アーミテージ氏らと懇談した。アーミテージ氏は、米国海軍兵学校を卒業し、米海軍士官として勤務した経験もあることから、海上自衛隊と米海軍の関係強化について豊富な知識と経験に基づいた見解を聞くことができ、有意義な意見交換となった。

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