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自衛隊ニュース   2013年4月15日号
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防衛省・航空自衛隊が協力する
『空飛ぶ広報室』

 4月8日、4月14日からTBS系列で始まる「空飛ぶ広報室」の出演者たちが小野寺五典防衛大臣を表敬した。空自の制服を着た鷺坂室長(柴田恭平氏)を見た瞬間、小野寺大臣は「かっこいい!」と驚きの表情。主演の新垣結衣さんからTBSのキャラクター「BooBo」のぬいぐるみは大臣に、「Boona」のぬいぐるみは片岡晴彦空幕長に手渡された。また、4月9日には、原作者の有川浩さんが大臣室に小野寺五典防衛大臣を表敬した。


学生化初の卒業生の門出
新しい講堂で盛大に祝う
高等工科学校

 高等工科学校(学校長・菊池哲也陸将補)は3月21日、陸上幕僚副長・番匠幸一郎陸将立ち会いの下、学生化生徒初の卒業式を講堂において行った。
 2月26日に落成式を迎えたばかりの講堂は、天に伸びゆく生徒の姿をモチーフとする独創的な形の延べ床面積約3200u、2階建ての建物である。内装には木材をふんだんに取り入れ温かみのある空間を演出している。約1200名の人員を収容できる講堂内の座席シートカラーは、スクールカラーのエンジ色を取り入れた。多目的行事を行える講堂の他に資料室やブリーフィングルーム、来賓室も備えている。
 式は小泉進次郎衆議院議員をはじめとする部内外多数の来賓が臨席し、全国各地から駆けつけた卒業生の家族が見守るなか、厳かな雰囲気の中で執り行われた。学校長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、式辞では、今年度制定した学校規範の1つ「負けるな、やり遂げよ」を餞の言葉として送った。
 また、陸上幕僚副長は、「本物で一流の軍事のプロフェッショナルとなれ」「自ら進んで先頭に立ち、困難に立ち向かえ」「高等工科学校の良き伝統後継者たれ」と訓示を述べた。
 在校生の送辞、一言一言をかみ締めながらの卒業生の答辞と続き、「仰げば尊し」「高等工科学校 校歌」を声高らかに斉唱した。
 引き続き、学校グラウンドにおいて、恒例の在校生による送別パレード・ドリル演技及び本校出身者が操縦するヘリコプターによる祝賀飛行が行われ、晴れの門出に花を添えた。
 エンジ色で縁取りされたチャコールグレーの制服を身に付けた296名の学生化生徒初の卒業生は、午餐会の後、家族・在校生・学校職員に見送られた。拍手で送られる卒業生は、3年間共に過ごしてきた同期との別れの寂しさと、新たな出発への決意を胸に堂々と行進した。
 なお、卒業生は、一部生徒が防衛大学校・海自及び空自の航空学生に進む他、ほとんどの者が平成25年度から新たに試行される生徒陸曹候補生課程(各陸曹教育隊)に進む。


浜松広報館に新登場
三世代ブルーの勇姿

 航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)は、航空自衛隊について多くの市民に知ってもらうため、実際に使われていた航空機・装備品の展示や映像機器等を駆使し、「見て体験して楽しみながら航空自衛隊を見学できる」広報館として、日頃から老若男女問わず広い層に利用されている。
 3月27日、展示資料館2階のブルーインパルス(以下「B/I」という)・コーナーをリニューアルし、新たに歴代B/I機のソリッドモデル(木製の模型1/50)を機種ごとに編隊での離陸隊形に造形された展示品が登場した。
 この展示品に使用されたソリッドモデルは、B/Iに情熱をそそいだ模型愛好家(故人)が作成した初代F―86FからT―2、現在のT―4の3機種全18機を、その愛好家の家族(名古屋市在住)から「多くの皆様に観てもらい航空自衛隊広報に活用して頂きたい」との趣旨で寄贈された。寄贈後、浜松基地所在の教材整備隊がジオラマ風に造形し展示することとなった。浜松広報館は、「是非、広報館にご来館いただきB/I機三世代の勇姿をご覧ください」としている。


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