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自衛隊ニュース   2012年10月1日号
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防衛政策方針の周知徹底図る
野田首相迎え高級幹部会同開催
将官ら180名一堂に
「日々の備え万全に」野田首相

 防衛省の政策方針の周知徹底と当面する重要課題の意見交換を目的に、第47回自衛隊高級幹部会同が、自衛隊最高指揮官の野田佳彦首相を迎え9月11日に防衛省で行われた。森本敏防衛大臣、渡辺周副大臣、下条みつ・神風英男両政務官、金澤博範事務次官、鎌田昭良官房長、岩崎茂統幕長をはじめ各幕僚長、部隊・機関の長(将官)ら約180名が出席。野田首相は高級幹部を前に「持てる能力を最大限に発揮する努力を尽くし日々の備えに万全を期していかねばならない」などと訓示した。次いで森本大臣は訓示で「動的防衛力の構築に努めるとともに国際社会の平和と安定のための役割を果たすこと」、「日米同盟の深化・拡大」、「危機管理体制の充実」の3点を要望。引き続き、事務次官説示、統幕長挨拶、国際協力機構理事長・田中明彦氏の講演、防衛大学校・陸上自衛隊の各発表が行われた。


実爆を伴う滑走路被害復旧訓練
航空自衛隊
弾痕の深さは2.3mと1.7m
各種重機を使用し復旧

 9月13日、大分県の日出生台演習場で航空自衛隊による実爆を伴う滑走路被害復旧訓練が行われた。これは、滑走路が爆撃や砲撃によって航空機の離着陸が出来なくなった場合を想定して行われるもの。北空・中空・西空と持ち回りで訓練をしており今年は西空が担当。福江広明西空司令官を統裁官とし、5空団・8空団・西施隊・南施隊などから約300名が参加。
 午前10時、模擬滑走路に対し8空団のF—2が模擬対地爆撃を行い、340kgと500lbsの普通爆弾2個が地中同時爆破。事前に作られた25m×50mの滑走路に直径約13mと直径約10mの穴が開いた。その後、5空団が被害調査等を行った。
 油圧ショベルやブルドーザー等約10台の重機を使い弾痕復旧。金属製のAM—2型滑走路復旧マットとグラスファイバー製のFFM型滑走路復旧マットを敷き、最後にMOS(緊急滑走帯)標示と機動バリヤ等を設置して訓練は終了した。


7ヵ国海軍と信頼深める
「カカドゥ12」に参加
海上自衛隊

 海上自衛隊は、8月29日から9月14日まで、オーストラリア・ダーウィン周辺海空域において、オーストラリア海軍主催の多国間海上共同訓練(カカドゥ12)に参加した。
 「カカドゥ」はオーストラリア海軍が毎年実施している多国間訓練で、セミナーと実動訓練を隔年で実施している。今年度はオーストラリア、日本、ブルネイ、インドネシア、ニュージーランド、シンガポール、タイから艦艇や航空機が参加し、対空戦、対潜戦、対水上戦、射撃、戦術運動、通信等の実動訓練を実施した。海上自衛隊の派遣部隊は、護衛艦「しまかぜ」及び乗員約180名で構成された護衛艦部隊(指揮官=しまかぜ艦長・矢野幸浩1海佐)と、P—3C2機及び搭乗員約40名から構成された航空部隊(指揮官=第21飛行隊長・竹内俊雅2海佐)。
 各国参加部隊は、8月30日の記念式典を皮切りに艦上昼食会、スポーツ交換行事などの記念行事を消化し、9月2日に艦艇がダーウィンを出港。同13日までの間に、「しまかぜ」は対空射撃や洋上給油、内火艇による立入検査を含む各種訓練等を、P—3Cは対潜戦、通信訓練を含む各種訓練等を実施した。
 海自の派遣部隊は、カカドゥ12の前後に日豪新(ニュージーランド)共同訓練(8月22〜29日、「しまかぜ」が参加)、日米豪共同訓練(9月16〜23日、P—3Cが参加)を行った。
 今回の部隊派遣は、共同訓練による戦術技量の向上と、近年、安保分野の二国間関係が緊密度を増す日豪をはじめ太平洋上の各国海軍と海自実戦部隊の間での信頼関係の強化に寄与した。


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