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自衛隊ニュース   2012年4月15日号
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創立52周年を祝う
駒門駐屯地
初披露! 10式戦車

 4月1日、静岡県御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地(司令・伊崎義彦1陸佐)において、駒門駐屯地創立52周年記念行事が行われた。
 前日は台風のような風と雨だったが、記念行事当日はすっきりと晴れ渡り行事日和となった。2月に第1機甲教育隊に配備されたばかりの10式戦車を見る事ができるとあって、開門前から並ぶ人々。式典が始まるまでの間も、81式自走架柱橋や155mm榴弾砲FH—70などの展示車両をカメラに収める人、模擬店で楽しむ人など様々だ。また、綺麗に手入れされた61式戦車も展示してあり、61式・74式・90式・10式戦車すべてを見られるという事も今回の人気の秘密だ。
 記念式典は、渡辺周防衛副大臣や細野豪志環境大臣、若林御殿場市長、大橋裾野市長を始め多数の来賓を招いて行われた。続いて約230名の隊員と各種車両による観閲式。「ヒトマル走るかな」と見物者のワクワクした気持ちが伝わってくる。10式戦車が登場するとシャッター音が一層大きくなる。「初めて動画を撮ったよ」と最高の笑顔の人も。
 次いで音楽演奏、模擬戦展示と続く。74式戦車や10式戦車の空包音に驚きながら、敵部隊と我部隊を交互に見ているうちに、あっと言う間に模擬戦展示は終了した。「74式戦車に比べて、10式戦車の空包の音は音量控えめのややかん高い音」「これだけ迫力のある訓練展示は初めてみた」などと感激の言葉があちらこちらから聞こえた。
 その後、10式戦車等の特別展示が行われ14時半の一般開放終了まで人の減ることのない駒門駐屯地創立52周年記念行事だった。


満開の桜のもと盛大に開催
小平駐屯地で観桜会

 小平駐屯地観桜会が4月7日、小平学校OB会「清武会」との共催で開催された。同駐屯地内の広場では、はじめに主催者の小平学校長兼駐屯地司令・伊藤善寛陸将補が挨拶し、関係者に感謝を伝えた。続いて、「清武会」の山岸征洋会長や来賓から心温まる祝辞が送られたあと、代表者による盛大な鏡割りと乾杯の音頭で懇談が始まった。参加者はそれぞれ、満開の桜を愛でながら懇談を楽しんだ。


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