防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年11月15日号
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地元まつりでPR
《群馬地本》
装備品・写真パネルなど展示
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 群馬地本(本部長・小野真範事務官)は10月16日、高崎市榛名支所で開催された「第27回榛名ふるさと祭り」で広報活動を行い、自衛隊をPRした。
 このイベントは、文化豊かな住みよい地域づくりを目指すとともに人々のふれあいを深めて市民の郷土愛を育む地域住民参加の祭典。
 当日は絶好の秋晴れでイベント日和となった。群馬地本は会場の一角に広報ブースを設け、高機動車や陸海空自衛隊装備品等の写真パネルの展示及びミニ迷彩服の試着を行い、訪れた市民に自衛隊機関誌やパンフレット等を配布した。中でも高機動車は大人気で、子供から大人まで車両に乗り込み記念撮影を楽しむ姿が見られた。自衛隊ブースを訪れた市民からは、「実物の自衛隊車両に乗せてもらい感動した」「この子が大きくなったら本物の迷彩服を着させたい」などの声が聞かれた。
 群馬地本では、「今後も県内各地のイベントに積極的に参加し自衛隊に対する理解を深めてもらうとともに、募集・広報基盤の強化を図っていきたい」としている。

退職予定者が企業研修
就職への意識改革図る
《新潟地本》
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 新潟地本(本部長・佐藤末明1陸佐)高田援護室は10月14日、上越市内にある環境整備企業「Jマテ・ホールディングス株式会社」において企業研修を実施した。
 この研修は、就職補導教育の一環として企業の実態、企業と自衛隊の違いなどについて、1年以内に任期満了退職を予定する陸士19名、部隊長、援護担当者等11名計30名に対して実施したものである。
 同社の説明者は、「企業人としての基本は会社のルールを守ることや礼儀である」と心得を紹介するとともに、企業人にとって必要な基本事項である5つの意識「顧客意識・原価意識・協力意識・安全意識・改善意識」について説明した。
 この研修を通して参加者の多くは、営利を目的とする企業の経営理念と徹底した統率力が形となって現れている現場を確認し、営利企業の実態を把握していた。
 新潟地本高田援護室では、今後も企業研修など創意工夫をもって退職予定隊員の見識の向上・意識改革を図りたいとしている。

《和歌山地本》
港湾整備に協力
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 和歌山地本(本部長・三上繁1陸佐)は10月6日、和歌山市にある南海フェリーターミナル周辺の港湾整備に参加した。
 この港湾整備は日頃利用する港湾関係の企業や管轄する行政機関などの事業所が毎年2回実施しているもので、今回は9事業所約50名が参加した。和歌山地本では艦艇広報を行っていることから、県の機関(和歌山県下津港湾事務所)の呼びかけに応じて参加した。
 当日は朝9時にフェリー乗り場に集合。それぞれの持ち場に分かれて草刈やごみ拾い、溝掃除などを行い、約80袋、約3?のごみを集めた。秋晴れで少し汗ばむ天候の中、参加者からは日頃の和歌山港に対する思いや感謝の気持ちなどが聞かれたほか、「非常に清々しい気分になった」という声もあった。

《呉音楽隊》
中高生に生演奏届ける
島根地本が支援
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 島根地本(本部長・森茂敏1陸佐)は10月21日、開星中学・高等学校で海上自衛隊呉音楽隊(隊長竹内弘美1海尉)による学校演奏会を支援した。
 演奏会は「トランペット吹きの休日」で華やかに始められ、クラシックの名曲やコブクロの「蕾」、管楽9重奏による「ディズニーメドレー」、ルパン三世メドレー等が演奏され、特にコブクロの「蕾」が演奏されると、会場中に歓声が響き渡り、曲に合わせて拍手をしたり、手を振る生徒が多く見られ、生徒たちは呉音楽隊の演奏に目を輝かせ聞き入っていた。
 アンコールでは、アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓15の君へ」が演奏された。この曲は開星中学・高等学校で行われる校内合唱コンクールでの合唱曲で毎日練習している曲ということもあり、生徒たちは呉音楽隊の前岡3曹の透き通った歌声に、大きな拍手を送るとともに、その素晴らしさにため息をもらしていた。
 演奏会終了後、楽器毎の演奏指導が行われ、吹奏楽部員の生徒たちは、音楽隊員から多くのテクニックを吸収しようと真剣な眼差しで指導をうけていた。
 参加した生徒は「短い時間でしたが呉音楽隊の皆さんの演奏指導はとてもわかりやすかったです。次にお会いできる時にはもっと上手くなれるように頑張ります!」「迫力ある生演奏をまた聴きたいです」と所見を述べていた。
 島根地本では、自衛隊の幅広い活躍の理解を深めるべく、今後も積極的に学校演奏会を支援し、更なる防衛基盤の拡充を図っていくとしている。

募集キャンペーン
自衛隊カレー大人気!
《神奈川地本》
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 神奈川地本厚木募集案内所は10月24日、海老名市役所前広場で実施された海老名市消防本部が企画する「えびな安全・安心フェスティバル」にあわせて、募集広報活動を行った。
 当日は曇り空の天候だったが、約500名の座間分屯地第4施設群の提供するカレーに大行列ができた。炊事車で作られた自衛隊のカレーに来場者は大喜び。自衛隊カレー試食のあとには、車両や炊事車など自衛隊の装備品に親子連れの列ができ、広報官の話に耳を傾けていた。募集ブースでは海老名地区の募集相談員を中心に、市役所職員、海老名婦人会の協力を得て賑やかなブースとなった。
 神奈川地本では、今後とも様々な機会を捉えて県民に自衛隊への理解を深めてもらうために一般広報・募集広報を積極的に行っていくとしている。

防災訓練に参加
《山梨地本》
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 山梨地本(本部長・池原伸浩1陸佐)は第1特科隊とともに10月24日、山梨県と都留市合同で行われた地震防災訓練に参加した。
 当日は、第1特科隊の炊事車による炊き出しや警察及び消防などの他機関と連携した救出訓練が行われ、参加者は炊き出しの手際の良さや救出訓練の迅速で機敏な動作に感心した様子を見せた。
 この訓練は地元住民も積極的に参加するなど、地域と一体となった合同訓練。この中で、山梨地本は自衛隊災害救助活動PRビデオの放映や近年起きた災害派遣の活動状況などのパネル展示を行った。山梨県知事や都留市長をはじめ地域住民の関心も高く、多くの質問が寄せられ、地本部員らは丁寧に答えていった。
 山梨地本では、今後も各機関との連携を図り自衛隊に対する地域住民の理解を深めたいとしている。


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