防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年11月1日号
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スポーツよもやま話
根岸直樹
改名が契機に!
新十両・剣武に注目!
大相撲九州場所初日は11月14日
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 先月中旬スタートした秋巡業を終え、力士達は続々と博多(九州・福岡)へ集ってきた。14日(日)から始まる九州場所(福岡国際センター)に向け、最後の総仕上げに入っている。
 一連の不祥事も何とか乗り越え、再出発を計る大相撲にとっては、今場所も一致団結しての「いつになく激しい場所になりそう」というのが、関係者始めファンの大方の予想。
 記録を伸ばし続ける62連勝の横綱・白鵬を筆頭に、夏場所で千代の富士(現九重親方)に次ぐ通算1000勝を挙げた地元出身(福岡・直方)の人気大関・魁皇(37)=友綱=が、どこまで頑張れるかも注目の的。
 そんな中で、もうひとり気になる力士がいる。今場所から十両に昇進した剣武(31)=本名・宮本一輝。武蔵川=だ。01年(平成13年)春の初土俵から、何と58場所での関取昇進で、大卒力士としては最も遅い出世力士なのだ。
 剣武は筆者と同郷ということもあって、以前から気にしていた。小学校時代は柔道をしていたそうだが、素人相撲の横綱を張り、立派なシコ名(猛ノ花)まで持っていた父親・猛治さん(60)=旅荘・宮本荘経営=の影響もあり、地元中学(長若中)から相撲に転向、高校(県立秩父農工科学高校)、大学(日体大)と県、全国大会の常連として活躍し続けてきた。
 大学卒業後の01年、大相撲の武蔵川部屋に入門、その年に序ノ口で優勝するなど、将来を期待されてきたが、相次ぐ故障やケガ(網膜剥離で4度の手術、ヒザなど)で一進一退の状態が続いた。それが秋場所幕下3枚目で4勝3敗と勝ち越し、ついに十両昇進を決めたのだ。
 「大学卒業のとき、残って指導者の道を進む話もあったようでしたが、いまにして思えば、自分の一番好きなことをやってこられて幸せだったんじゃないか。中・高・大といい指導者に恵まれたこともあったが、入門10年、本当によく頑張ってくれた。私の息子としては上出来」と父・猛治さん。母親のアキ子さん(63)も「昇進を聞いたときは涙が出るほど嬉しかった。九州では頑張って勝ち越してほしいです」と話している。
 「いろいろな方の後押しがあって、ここまで来られたんだと思う。挫折しかけたこともあったが、あきらめずに続けてきてよかった。10年かかってつかんだ関取の座。けいこに精進して、まずは勝ち越したい。(幕下で)間を空けて7番取るよりも、連続15番の方が緊張を維持できて、いい結果が出ると思う」と剣武。
 郷里・秩父(剣武は小鹿野町出身)を代表する山・武甲山(1336m)にちなんで一時「武甲山」を名乗ったこともあった。「宮本」「武甲(たけかぶと)」と改名して「剣武」は先場所からのシコ名。武甲山は急速な石灰岩の掘削で年々、低くなり「縁起が悪い」などといわれていた。「シコ名のおかげ? そうかもしれませんね」と苦笑する剣武。九州場所での大暴れに期待したい。

HOME's English Class (防衛ホーム英語教室)
Can I talk to you?
キャン アイ トーク トゥ ユー
ちょっと話をしたいんだけど
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 北海道では、初雪がふりましたね。ついこの間まで、「暑い、暑い!」と口にしていたように感じますが、すでに季節は冬ですね。気温の日較差が大きくなりますので、着る物にちょっとした配慮が必要ですね。冬支度も急ピッチですね。
 今回の表現は、“Can I talk to you?"「ちょっと話をしたいんだけど。」です。話しかけるときに便利な言葉です。仕事場の上司と部下の関係で使えば、相談事があると思います。何かの集まりで、友達の友達に気にかかる男性(あるいは女性)がいたら、友達に“Can I talk to her?"と言えば、その友人は気を利かせて紹介してくれるはずです。紹介がない場合は、みずから積極的に、挨拶をしましょう。ただし、初対面でこのフレーズは強烈かも知れませんね。まずは挨拶して、いろいろな話題を出しながら、コミュニケーションを図りましょう。アメリカ人はそういった社交に長けているといいます。実際、会話が面白く、魅力的なパーソナリティをもった人は多くいます。が、彼らの話題の豊富さやコミュニケーション能力は、実はしっかりと準備や訓練されたものなんです。社交の場へ出席する前に、話題を3つぐらいは用意しておくと安心ですね。
 今年の冬は例年より寒くなりそうですね。急な気温の変化で風邪をひきやすくなります。外出の際は、ちょっとした防寒の備えをしていくといいかもしれません。それでは、今週もストレスのない陽気で楽しい生活をお過ごしください。
〈スワタケル〉

防衛ホーム 俳句コーナー
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喝采のごと木の葉降る川下り  本多令佳
海峡を越えて来たりし初時雨  鈴木余汐
子ら走り子ら振り返る落葉径  中條弘道
日の差すは再び時雨来る兆し  船本峰月
病窓や冬空に鳥見ゆるだけ  越後小吹
先づ遅刻詫びてたたみし時雨傘  亀井桂泉
トラックに牛を追ひ上げ牧閉ざす  戸部弘美
千年の榧の木仰ぎ七五三  広田忠男
遠汽笛聞くとなく聞き十三夜  都築由佳
大家族たりし日もあり衣被  米田ふさゑ
よくもまあ剥きたるものよ吊し柿  井戸田盛男
ひとり居の身に大きすぎ掘炬燵  菊池 緑
山茶花の咲く試歩の径杖を突き  齋藤利恵
落葉して林に流れあらはるる  坂元順一
椅子に掛け貝掘る老の冬帽子  立川美佳
秋晴の上着脱ぎある百度石  小田知佳
しぐれ来て笙の音寂し一の宮  高木智念
予後の母信濃に遊ぶ小春かな  南雲浩一
   選 者 吟
立冬の鳶の高舞ふ神の庭  成川雅夫
(「栃の芽」誌提供)

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