防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年7月1日号
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HOME's English Class(防衛ホーム英語教室)
She is elated with her promotion
シー イズ イレイティド ウイズ ハー プロモウション
彼女は昇任して有頂天だよ
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 Hi! 皆さん。いかがお過ごしですか。7月ですね。沖縄では梅雨が明けました。夏はそこまで来ていますね。6月から衣替え、社会一般では、クールビズということで、上着とネクタイは着用しなくてもよく、半そでのワイシャツということになっています。ただし、例外は就活中の学生で、マニュアル本には、しっかりと上着とネクタイ着用で、さらに涼しい顔で面接をという難しい要求が書かれています。職場にエアコンが入っている環境が特別だった私にとっては、夏のエアコンは苦手なものの一つで、ジャケットは必需品です。特に帰宅時の通勤電車のクーラーで体調を崩すことも良くあります。皆さんは、いかがでしょうか。

 今回のフレーズは、“She is elated with her promotion"、「彼女は昇任して有頂天だ。」です。Elateは「元気をつける、嬉しがらせる、得意がらせる」という意味です。自分自身最高の気分を表現するときには“I'm elated"「有頂天だ」といえば表現できます。楽しいことは、世の中にあふれていますから、他人の喜びを我がことのように喜ぶことが出来れば、四六時中幸せな気分になりますね。考え方次第でしょうか。

 今月も大きな歴史のうねりがありそうですね。変化の年です。毎日を楽しくストレスをためない、陽気な生活を心がけていきましょう。See ya!
〈スワタケル〉


スポーツよもやま話
根岸直樹
頑張れ!! 雄星投手(西武)
フレッシュ・オールスター戦出場
夏に向け、一歩一歩前進続ける
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 時間が空いたので、久し振りに埼玉・西武ドーム近辺を散策した。高台のしょうしゃな住宅地で、辻発彦さん(元西武、現中日総合コーチ)の家の前を通りながら、現役時代の華麗なプレーを回想したりして、楽しいひとときだった。
 球場へ向かう道すがら、西武担当時代、球団の記者クラブでよく出前を取った「さやま食堂」を思い出し、立ち寄ったところ、メニューに「雄星ラーメン」というのがあり、興味津々で注文。ゆず胡椒(こしょう)のきいた塩味にニンジン、白菜、もやし、きくらげなどをあしらったいい味のラーメンが出てきた。
 「雄星人気にあやかってウチも勝負してみようと…。一軍で勝ち星を挙げるごとに、ニンジンを星型に切って入れていくつもり」という店主・山崎さんの応援ぶりがうかがえて嬉しかった。
 さやま食堂へは、以前から西武の選手がよく出入りしていて、現巨人中継ぎのエース格・豊田清投手なども顔を出し、山崎さんに人生相談までしていたと聞いた。入団の年なかなか勝てず「オレ、プロでは通用しないかも…」と嘆いたことがあったとも聞いている。
 いま、雄星投手は左腕不調のため、リハビリを兼ね「下半身の徹底強化」に励んでおり、早朝6時から合宿に隣接した第2球場で行う大ベテラン・工藤公康投手(47)との“特訓"もフル回転でこなしている。
 「28才も年上の大先輩、しかもお手本の左腕投手と一緒ですから、気合いも入ります。石井貴コーチからは“一挙手一投足をよく見習っておけ。必ず役立つ日がくる"とハッパをかけられている」とか。
 5月初旬、仙台で投げたとき(対楽天二軍戦)は、5回、3安打無失点で初勝利を飾った。「故郷に錦」といいたいところだが高校時代(花巻東)の投球と比較して「かなり出来が悪かった」と観戦したかつての球友たちの評価は低かった。
 「豪快さがない」「内角を強気で攻められなくなっている」「高校時代のMAX157キロにはほど遠いピッチング」…。最高の施設、最高の指導者に恵まれながら一体、雄星投手はどうなっているのか。足踏みの原因は?
 それは、雄星自身が一番身にしみて感じていることではないか。「とにかく必死でやるだけ。フォームも固まってきているし、体に異常はないし、夏に入ったら…」と話す口調にも張りが出てきている。模索しながらも高校時代以上に野球漬けの日々を送りながら、雄星投手は一歩一歩前進を続けているようだ。
 「2010年フレッシュ・オールスター戦」(7月22日、長崎・ビッグN)イースタン・リーグ代表にも選ばれている。「自分が選ばれるなんて、栄光という以上に、こんな状態で選んでもらえたことに戸惑っています、でも、もし投げるチャンスがあるなら、しっかり投げて結果を出したい」という雄星投手。
 高校出即プロ入り、13連勝した堀内(巨人、甲府商、16勝2敗で新人王、投手の賞総ナメ)、打撃投手として一日500球も投げて制球力をつけ、1年目21勝、6年目には42勝もした鉄腕・稲尾(西鉄、別府緑ヶ丘)などとは比ぶべくもないが、雄星投手「長い目で見てやりたい」(西武・渡辺久信監督)。ちなみに、座右の銘は「万策尽きたと思っても、最後まであきらめない」ということだそうだ。
 「オレだって最初の3年で3勝しかできなかった。雄星? これからどこまで成長していくか楽しみ」とは大先輩・工藤の弁。工藤は29年間で224勝(140敗、6月終了現在)している。
 頑張れ! 菊地雄星投手。


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