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自衛隊ニュース   2010年6月15日号
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市ヶ谷台ツアー
10周年記念イベント開催
体験試乗、記念館初の演奏会も
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 6月5日、「市ヶ谷台ツアー」の10周年記念イベントが開催された。午前と午後の2回行われ、合わせて200人が参加した。このイベントは予約制で、4月21日に申込みを開始してから3週間で定員に達するなど高い人気を見せた。
 ツアー参加者は案内役のスタッフから説明を受けながら儀仗広場や市ヶ谷記念館、UH―1ヘリ展示などを見学。この日だけの特別企画として自衛隊車両体験試乗なども盛り込まれ、参加者にとって大満足の内容となった。

10周年記念セレモニー
 午前の部に市ヶ谷記念館で開かれたセレモニーでは、中江事務次官がツアー参加者に対して歓迎の言葉を述べるとともに、「今日は市ヶ谷台ツアーをゆっくり楽しんでいただいて、防衛省・自衛隊への理解を深めていただければ幸いです」と挨拶。続いて、陸自東部方面音楽隊のミニコンサートに移り、アンコールを含め5曲を演奏した。市ヶ谷記念館で演奏会が行われるのは初めてのことで、その他にも自衛隊グッズが当たる抽選会が行われるなど、参加者は貴重な経験を味わった。

ツアー支えるスタッフ
 案内スタッフたちをまとめる現場担当者の須賀芳夫陸曹長は、「始まる前は多くの不安があったが、最後は参加者から本当に楽しかったというコメントもらってホッとしている」とツアーを終えた感想を述べた。これからも一般の人たちへのアピールに重要な役割を果たしていく市ヶ谷台ツアー。それを支える須賀曹長は「防衛省・自衛隊が大好きなので、まずはその気持ちを持ち続けたい。その気持ちを持っていれば私と会う人は防衛省をプラスに見て頂けると思う。これからも正々堂々と勤務していきたい」と話している。
(田中宏範)


森永2曹が人命救助
研究本部・部隊医学実験隊
東京消防庁から感謝状
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 研究本部開発実験団部隊医学実験隊の森永武志2曹が人命救助を行った功績で渋谷消防署長から感謝状を受けた。
 5月12日21時30分頃、森永2曹は恵比寿駅近くで割れたガラス片で足を切って出血している男性を発見。すぐさま店員に119番通報を依頼するとともに、タオルで右足動脈を緊縛止血する救急処置を施し、到着した救急隊員に男性を引き渡した。当時、現場には多くの人がいたが、負傷者を見てとっさに救急処置を行ったのは森永2曹だけであり、部隊医学実験隊の隊員としての知識や経験、自衛官としての使命感と救急法の技術が、人命救助に貢献したと言える。感謝状は5月25日、部隊医学実験隊(三宿)を訪れた東京消防庁渋谷消防署の寺西忠裕署長から直接手渡された。
 森永2曹は「実際の負傷者に対して救急処置をするのは初めてでしたが、119番への通報依頼と止血処置は、普段の業務や訓練の延長で自然と実施できました。救急現場に居合わせた自衛官として、やるべきことを確実にやれたのは自信と誇りにつながりました」と話している。


雪月花
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 明治23年日本を訪問した帰りに和歌山県串本沖で台風により座礁沈没したトルコの軍艦「エルトゥールル号」事件。地元の人たちは総出で救出にあたったが、乗組員587人が命を落とした。生存者69人は日本海軍の「比叡」「金剛」が3万キロ以上離れたトルコに送って行った。死者は丁重に葬り、以来地元では毎年慰霊祭を続けている。120年目にあたる今年、和歌山県は三笠宮ご夫妻にも出席していただき6月3日から6日まで過去最大のメモリアルを行った。海上自衛隊でも呉音楽隊演奏や護衛艦「せとゆき」を船上追悼式典に派遣した。99年9月、トルコ大地震のとき海上自衛隊は「ぶんご」「ときわ」「おおすみ」で仮設住宅500戸をイスタンブールまで届けた。日本からの救援ということでトルコ中は大歓迎、揚陸港では小学校の子どもたちが日の丸をうち振って出迎えてくれた、あのシーンは忘れられない。街に出てタクシー料金を払おうとしたら「日本から家を運んでくれたんだから要らない」と言われた隊員もいた。たまたま6月1日にはトルコ海軍のウール・イイト司令官が防衛省を訪れ赤星慶治海幕長と儀仗、会談を行った。しかし本国では地中海ガザ地区の事件が起こり一行は予定を繰り上げて帰国になった。ゆっくり日本の親トルコぶりを見てもらえなかったのが誠に残念。


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