防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2010年4月15日号
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共済組合ニュース

あなたのさぽーとダイヤル
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 防衛省共済組合では、相談窓口「あなたのさぽーとダイヤル」を開設して組合員の心のケアに積極的に取り組んでいます。上記のQRコードを携帯電話で読み込むと「あなたのさぽーとダイヤル」の電話番号と携帯サイトURLが一括登録できます。お気軽にご利用下さい。
 この「あなたのさぽーとダイヤル」は、国内に住む組合員と被扶養者を対象として専門家による悩み事の解決に向けてのアドバイスが受けられる相談窓口です。全国どこからでも通話料と相談料が無料で、匿名でも受け付けているためプライバシーは守られます。相談内容は、心の相談、健康保持・増進、妊娠不安、赤ちゃんの発育、介護、遺産相続、住宅の取得・処分、贈与、借財、職場における問題、離婚問題、異性問題、近隣トラブル、冠婚葬祭マナー、悪質商法、嫌がらせ、ストーカー、交通事故など生活全般にわたります。
 相談方法は電話、メール、面接の3つ。まずは電話かメールで連絡をしてください。面接によるカウンセリングを希望する場合は、その際に申し出てください。尚、面接は2回目以降、有料になる場合があります。

えらべる倶楽部NEWS! 春号
おトクな情報が満載!
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 防衛省共済組合各支部に配布される「えらべるクラブNEWS」の2010年春号が発行されました。
 今回もレジャーや宿泊施設のお得な情報が満載で、心浮き立つ季節になり、「春を見つけに行こう!」と思っている会員の方にピッタリの内容です。その他、人間ドック等及び生活習慣病健診の案内、保険の見直しやマイホーム購入といったライフプランなど、日々の生活を豊かに暮らすヒントがたくさんつまっています。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
株式会社 山口銀行 「明徳寮」独身寮管理人 平松 茂
平松氏は平成22年2月、下関基地隊第43掃海隊「とよしま」船務長を経て1海尉で定年退職。54歳
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 私は、平成21年12月、下関基地隊第43掃海隊「とよしま」船務長を最後に定年付となり、夫婦で山口銀行「明徳寮」(山口県下関市)管理人・寮母として、3月1日付をもって採用されました。
 再就職については、予てから退職後の生活設計等を妻や家族と十分話し合っており、特に妻とは「二人で働ける仕事」を望んでいたところ、幸いにも希望どおりの再就職先を紹介して頂きました。
 さて、山口銀行「明徳寮」は独身の男性行員50人が入寮しており、私共の一日の仕事は、朝4時半に起床し、朝刊を食堂に用意し、寮内の見回り、朝食の準備にかかり、献立は、味噌汁、漬物類に加え、特に寮員の食欲を高めるため、日替わりで私が掃海艇でよく食べた「特製豚みそ」「高菜の油炒め」及び「ひき肉のそぼろ」を添え、抜群の人気を得ております。
 その後、朝食の片付け、玄関、各階のトイレ、浴室等の清掃を8時から出勤のパートの3人を加え5人で分担して行い、午後は5人で夕食の準備、その傍らで私は当日購入した食材の伝票整理と注文、郵便物の配布、寮内の見回りを済ませ、夕刻5時半で終業となりますが、大半の寮員は帰りが遅く、夕食を摂られる時間が夜9時以降となることが多く、特に食事には気を遣っていますが、温かい食事をお出しすることができず苦労していました。
 しかし、ある日、栄養と嗜好面で寮員の方々がすぐに温めて、おいしく食べられるものはと考え「カレー」を思いつき、前部隊の第43掃海隊「とよしま」艇長(桐生3佐)のご好意により、「とよしま」調理員長の「海軍カレー」のご指導を得て実践したところ寮員にも好評を得て、現在では寮員の方々から前日から食堂に漂う食欲をそそる仕込みの香りに「明日はカレー、金曜日ですね」と声を掛けられ、特製カレーは、いつの間にか「海軍カレー」と呼ばれ、寮員から「これからもずっと「海軍カレー」を作っていただけるでしょうか」との問い掛けに「NO」とは言えず、それ以来「金曜日の夕食は海軍カレーの日」となり、現在はより一層の味を求め、気を引き締めて、栄養バランスに富んだ「海軍カレー」作りに奮闘しております。
 これら試行錯誤で戸惑う日々が続き寮員の方々には十分なことができているのかと自問自答を繰り返しますが、私の子供と同年代の寮員さんとは日頃から挨拶を交わしながら積極的なコミュニケーションを図ることで活路は開けるのではと考えており、真心のこもった食事や寮内のお世話をするように心がけることで、仕事から帰ってこられる方々の疲れを癒し、心の安らぎを保てるように努力しなければと考えております。
 これも振り返れば、現職の時は日々訓練に追われがちだった海上勤務(掃海艇勤務)でしたが、再就職がスムーズに実現できた背景には、部隊指揮官をはじめ艇長及び乗員、特に就職援護(課・室)担当者の支援と協力により、早め早めに再就職へ向けた意識の切換えと準備が功を奏したものと感謝しており、それに加え「健康」であったことと痛切に感じております。
 「健康」なくしては明るい将来は望めないのではないでしょうか。私は、現在も現職の時より以上に健康維持・管理のため、趣味であるランニングを毎日行い汗を流し、心身ともにリフレッシュしており、今後とも夫婦共々「健康」で頑張っていく所存です。

〈訂正とお詫び〉3月1日号10面紙面のキャプションの中で、第3特科連隊とあるのは第6特科連隊の誤りでした。訂正してお詫び致します。(編集部)

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