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自衛隊ニュース   2009年11月15日号
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秋の叙勲・褒章 8面
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サンダーバーズ5年ぶりに来日
航空祭などでアクロバット飛行
サンダーバーズ
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 米空軍「サンダーバーズ」が平成16年以来、5年ぶりに来日した。10月13日、千歳基地に到着したサンダーバーズは、隊長のグレッグ・トーマス中佐が記者会見で「米空軍のパフォーマンスの正確さや、プロ意識の高い飛行を楽しんでもらいたい」と抱負を語った。翌14日は、田清北空司令官がサンダーバーズに体験搭乗、2空団のF―15戦闘機2機とともに日米初の編隊飛行を行った(=写真)。サンダーバーズは千歳基地(15日)を皮切りに、浜松基地航空祭(17日)、三沢基地航空祭(18日)で見事なアクロバット飛行を披露、50万人の観客から歓声と大きな拍手が送られていた。また、サンダーバーズのメンバーは、空自ブルーインパルスの隊員をはじめ地元関係者と様々なイベントで交流、日米間の友好を一層深めた。


米国ヤキマで実動訓練
《北部方面隊》
陸自350隊員と米陸軍が総合戦闘力向上図る
機動・火力、日米相互の連携要領を演練
射撃
広大な米国ヤキマ演習場で75式自走りゅう弾砲を射撃した瞬間
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 陸上自衛隊は9月8日から25日までの18日間にわたって、米国ワシントン州ヤキマ演習場で「平成21年度米国における米陸軍との実動訓練」を実施した。
 これは、効果的な訓練施設などを有する米国に部隊を派遣し、機動と火力を連携した諸職種協同要領や日米による相互連携要領を演練するとともに、戦闘団等の総合戦闘力発揮のための能力向上を図ることを目的としたもので、担任官は北部方面総監の酒井健陸将。主要実施部隊は、陸自が第11旅団司令部、第10普通科連隊、第11特科隊、第11戦車大隊及び北部方面対舟艇対戦車隊、米陸軍が在日米陸軍などであった。
 また、陸自の規模は、人員約350名、主要装備は120o迫撃砲、75式自走155oりゅう弾砲、90式戦車、96式多目的誘導弾システム、96式装輪装甲車、軽装甲機動車、戦車回収車、重装輪回収車などで、これらの各装備品の性能を最大限に発揮させて戦術技量の一層の向上を図った。

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