防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年6月1日号
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寄せ書き
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確認
第130地区警務隊 久居派遣隊長1尉
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 警務連絡班長時代のある日のこと、事件関係者からの事情聴取を先任に担当させたところ、関係者が約束の時間になっても現れない。
 しばらく待ったが、さすがにしびれを切らして、相手に電話を入れると「聞いていない」との返事。電話を切り、先任を呼ぶと「班長が調整してくれているのでは」と驚いた表情。
 どうやら、私が別の用事で部隊に行ったのを、その調整に行ったものと勘違いしていたようだった。
 日頃、捜査の方向性さえ示せば先任が調整を進めていくなか、互いに相手が調整をしてくれたものと信じ込んでいたために起きた失敗である。
 日常的な業務であっても、命令・指示、報告、実行の確認の流れを怠ると、思わぬ誤解や間違いを生むことがあるが、上下の風通しが悪いと感じる部隊は、このどこかに抜けがあることも多い。
 こうした誤解や間違いが生じないよう、今の警務派遣隊では、命令・指示を具体的に与え、些細な事象でも報告を受けるよう心がけている。上司としても、部下からの「あの件は今こうなっています」という報告が一つあれば、安心して仕事を任せられるのである。
 当たり前とも思われる仕事上のルールを、もう一度振り返ってみてはどうだろうか。

航空自衛隊浜松基地研修に参加して
坂東市役所職員 予備士長 中山英樹
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 私は、この度(2月22、23日)、公募予備自衛官と予備自衛官補の浜松研修に参加させていただきました。
 一日目の浜松基地では、広大な敷地に滑走路、管制塔など航空自衛隊ならではの空気を楽しむことができました。厳しい訓練の中、選び抜かれた現職パイロットの方から中等練習機T―4の説明や様々な話しを聞くことができ、空の魅力を存分に感じることができました。また、内部のスイッチや計器類などに囲まれた操縦席に乗り込み、貴重な体験ができました。空中をもの凄い速度で飛行し、何倍もの重力と重圧の中で、冷静に状況を見極め、任務を遂行していく精神力・忍耐力の一片を見ることができました。
 二日目の浜松広報館(エアーパーク)では、航空自衛隊の装備品やヘリ、戦闘機など数々の展示物があり、非常に楽しめました。また、航空機やジェットエンジンの複雑なメカニズムや、航空自衛隊の平時・有事の任務についても理解を深めることができました。
 全天周シアターでは、航空救難隊の一刻を争う緊迫した救難活動を、臨場感溢れるスクリーンと音響で鑑賞できました。自らの危険を顧みず、救助を待つ人の下に向かっていく姿や、隊員の救難にかける熱い思いに胸を打たれました。日々の厳しい訓練の賜物だと感じました。
 今回の研修で、参加者の皆さんと、訓練など自衛隊に関する共通の話題から仕事、趣味まで楽しく会話ができ、親睦を深めることができました。私が公募予備自衛官になってよかったことは、いざというとき社会に貢献するために意識を高く持てることは勿論のこと、自衛隊組織の一員として、様々な方々と繋がりを持てたことです。今後とも、予備自衛官として、社会に貢献できるよう、微力ながら頑張りたいと思います。

「喧嘩をしてもお弁当は作る!」
第12普通科連隊本部管理中隊 3曹 井上亜希
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 私達は、平成18年4月18日(主人の父の誕生日と給料日!)に入籍しました。長男「颯真(そうま)」の誕生、主人の入校が終わり、昨年11月24日に無事、結婚式を挙げることができました。たくさんの方々に祝福して頂き、思い出に残る結婚式となりました。
 私達は、同じ職場で働いています。主人は、演習・特別勤務等で多忙な中、私に代わり子供の送り迎えや、時には料理もしてくれます。子供が病気で数日間休まなければいけない時は、交代で休みを頂いたりもします。主人の協力や職場の方々、双方の両親の理解があって、共働きができることに本当に感謝しています。
 「夫婦円満の秘訣は愛妻弁当!」「喧嘩をしてもお弁当は作る!」結婚する際にアドバイスして頂きました。これからもお弁当作りを欠かさず、全ての原点である家庭を大切に頑張っていきたいと思います。

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