防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年3月1日号
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寒中水泳大会に参加
《小松島航空隊》
若手17隊員が阿波踊り披露
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 徳島市繁華街の中心部を流れる新町川の水際公園で「新町川寒中水泳大会」が1月27日に開催され、小松島航空隊(司令・大原義英1海佐)で参加の希望を募ったところ、若手隊員等17人が名乗りを上げた。
 この大会は、水質汚濁などで中断されていたが、新町川の美化活動に取り組む主催団体が水質浄化をアピールするため、市民に呼びかけて平成7年から毎年開催している。今では徳島市の冬の風物詩としてすっかり定着し、市民に親しまれている恒例行事だ。 澄み切った青空の下、気温5度、水温11度という冷たさの中で泳ぐ姿を見物しようと家族連れや報道関係者、アマチュアカメラマンなど約1200人の観客が集まった。
 主催者の挨拶と徳島市長の祝辞で幕を開けた大会は、まず徳島大学水泳部員や徳島市水泳協会員が近代泳法の展示を行った。そして橋の上からのダイビングに続き、メインイベントである水中阿波踊りが始まった。松空隊員を含む約40人の若者がハッピ姿で入水し、川の中で円陣を組みながら阿波踊りのリズムに合わせて立ち泳ぎする見事な水中阿波踊りを披露した。
 全身を震わせながら耐え泳ぐ若者たちに観客からは「ヤットサー、ヤットサー」の掛け声や、「がんばれ!」との温かい声援がかけられ、会場は大いに賑わった。
 参加した隊員は、「冷たいというより突き刺さるような痛さに自然の厳しさを体感したが、良い想い出になった」と話した。

合同渡河訓練を実施
《三軒屋》
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 第305施設隊(=三軒屋駐屯地)は1月15日から19日にかけて、岡山市瀬戸町吉井川河川敷で第304施設隊とともに合同渡河訓練を実施した。
 寒風吹きすさぶ中、隊員は軽門橋、徒橋、漕舟及び架柱橋架設に汗を流し、練度を向上させた。18日には漕舟競技会が実施され、隊本部、各小隊とオープン参加の6舟により競われた。競技はスタートからゴールまで約2kmの間、6舟がひしめき合う混戦となったが、熟練者を揃えた交通小隊が制した。
 19日は、昨年度に引き続き訓練公開を実施した。部外関係機関や地元住民ら約100人に対して、各種橋梁等架設の場面を捉えた防災訓練展示、装備品展示及びボート試乗を行うなど、移駐して2年目、着実に地歩を固めつつある。

7普連が予備自補招集教育訓練行う
《福知山駐屯地》
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 第7普通科連隊(連隊長・岸良和典1陸佐)は1月30日、福知山訓練場で予備自衛官補に対し、ロープ訓練を実施した。
 8人の予備自補は、さっそく教官の櫻井1尉とレンジャー隊員によるロープ訓練の展示説明を受け、訓練を開始した。当初は緊張していた予備自補も教官や助教の指導により、訓練終盤には現役のレンジャー隊員も太鼓判を押すほどに上達していた。
 今回の招集訓練に参加した永吉雄予備自補は、「一般社会で経験できない訓練に参加でき良い経験になった。この訓練に参加させてくれた会社や家族に感謝する」と語った。また、三木ともみ予備自補は「今回のロープ訓練は、全体的にバランスがうまくとれず、思うような訓練ができなかったが、隊員のみなさんが親身になって教えてくれた」と語り、それぞれの成果を持って駐屯地をあとにした。

手打ち蕎麦同好会を発足
《長崎地本》
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 長崎地本(本部長・濱田暢喜1海佐)では昨年8月27日、地本部長を会長に19人で手打ち蕎麦同好会を発会した。
 平成18年度のもちつき大会で地本部員が手打ち蕎麦を打ったところ、約1週間の準備期間にもかかわらず出来栄えが良く、「次の年末行事では自分もやりたい」などの意見が多数寄せられたことが同好会発会のきっかけとなった。
 長崎地本の手打ち蕎麦は、使用している蕎麦粉が「100%純国産」であることが特徴。蕎麦粉だけでは匂いは控えめだが、蕎麦粉に水を合わせる時から蕎麦の濃厚な香りが立ち上がり、小麦粉などの「つなぎ」を使用せず水だけで打つ十割蕎麦の味は格別との評判。
 長崎地本が行った餅つき大会では、実演を交えて蕎麦を打ったところ、招待した保育園等の子供たちや先生、町内会の人たちにも大好評だった。

練艦隊名古屋入港で広報活動を支援
《愛知地本》
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 海上自衛隊練習艦隊が1月27日から30日の間、名古屋港ガーデン埠頭に寄港し、愛知地本(本部長・盛一丈嗣1陸佐)が艦艇広報を支援した。
 今回入港したのは練習艦「かしま」「しまゆき」「あさぎり」と護衛艦「うみぎり」の4隻。各艦には3月下旬に海上自衛隊幹部候補生学校を卒業する予定の幹部候補生約190人が乗艦しており、近海練習航海のため主に西日本周辺海域を航海していた。入港している間、陸に上がった実習員は伊勢地区、三菱重工業小牧南工場及び川崎重工業岐阜工場等を訪れ、名古屋近傍で研修するなどした。
 一般市民に対しては艦内公開が行われ、3日間で約2900人の見学者が訪れた。また、海上自衛隊入隊予定者66人が艦艇見学をし、入隊後の自衛隊での勤務を思いながら、乗組員の説明を熱心に聞いていた。
 練習艦隊は30日午前10時、地元協力者や多数の市民の見送りを受けるなか、次の寄港地へ向けて進路を取った。

父兄会婦人部の駅伝支援隊員慰問を支援
《徳島地本》
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 徳島地本(本部長・神宮万和1海佐)は1月4日、自衛隊父兄会徳島県支部連合会婦人部による徳島駅伝支援隊の県出身隊員に対する慰問を支援した。
 大野定子婦人部長から「徳島駅伝の支援ご苦労様です。今回で私たち婦人部がこの駅伝支援隊の慰問へ訪れるのも10回目となりました。最後まで無事に任務を全うできるように願っております」と挨拶したあと、支援隊長の末永准尉をはじめ、隊員を激励した。
 続いて、隊員らと懇談し、徳島駅伝支援のエピソードや婦人部の子弟などの話題に盛り上がり、終始和やかな雰囲気のなか親睦を深めた。

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