防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年3月1日号
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音楽まつり開催
《神奈川》
入隊・入校予定者180人を激励
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 神奈川地本は2月11日、パシフィコ横浜国立大ホールで行われた「神奈川自衛隊音楽まつり」を支援した。これは入隊・入校予定者を激励するとともに、音楽を通じて県民との交流を図る目的で毎年行われており、今回で29回目を迎えた。会場には入隊・入校予定者とその家族、はがき等で公募した一般市民など約4200人が訪れた。
 第1部・入隊予定者激励会では、松沢成史県知事、半田謙次郎横須賀総監がそれぞれ祝辞を述べたあと、石破茂防衛大臣のビデオメッセージが放映された。激励を受け、約180人の入隊予定者を代表して杉本しほさんが謝辞と入隊後の決意を語った。
 第2部の音楽まつりは在日米陸軍軍楽隊の華やかな演奏で始まり、武山自衛太鼓の重厚な和太鼓で観客の心をつかんだ。そして、今回の音楽まつりの特色となった入隊予定者と同世代の出演者によるステージが続く。横浜市消防音楽隊の演奏に合わせて女性隊員「ポートエンジェルス119」がステージドリルを披露、ストレートトランペットを使用した清冽な演技で観客を魅了した。次に会場から感嘆の声が聞こえたのは、少年工科学校ドリル部によるファンシードリル。5キロ弱の銃を用いた演技に観客から拍手が巻き起こった。今回、一番動きのあるダンスを見せたのは、横浜創英中学・高等学校ダンス部の「ハマこい踊り」だ。扇を使って全身を躍動させた若さ溢れる演技は、入隊予定者の輝く未来を表現しているかのようだった。
 最後に海上自衛隊横須賀音楽隊が登場、堂々とした演奏で「星条旗よ永遠なれ」「千の風になって」などを披露した。フィナーレでは横須賀音楽隊が演奏する中、出演者全員が舞台へ。「翼をください」を観客とともに合唱して感動と興奮に包まれつつ音楽まつりは幕を下ろした。

職業説明会に参加
《埼玉地本》
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 埼玉地本熊谷地域事務所は2月5日、熊谷市立妻沼東中学校で実施された「なるには学習会」に参加した。
 これは同校が生徒に色々な様々な職業を紹介し、将来就職する際の参考になるよう企画された説明会で、自衛隊のほかには消防や看護職などが集まって行われた。1年生160人はあらかじめ興味のある職業を選択し、各コーナーに移動して説明を聞いて回った。
 自衛隊コーナーには47人の生徒が集まり、陸海空の制服を着た部員が、自衛隊の任務や概要及び自衛隊生徒などについてスクリーンを使って説明した。質疑応答では「自衛隊に入ってやりがいを感じたことは何ですか?」「自衛隊に入って、ついやってしまう癖などありますか?」など、小さな瞳を輝かせながら興味を示していた。

ホームビジットを支援
《新潟》
日米交流図る
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 新潟地本高田援護室(室長・所朋2陸尉)は2月2日、第12旅団が実施した日米共同訓練親善行事の一つであるホームビジットを支援した。
 今回、高田援護室の呼びかけにより、米陸軍3人の受け入れに協力した企業は新潟県自衛隊援護協会上越支部の(株)齋藤商事。当日は、齋藤昇治社長以下従業員とその家族を含めた25人が、会社の業務終了後、全員が協力して受け入れ準備を行った。
 緊張した面持ちの大柄な3人が到着すると、参加者は割れんばかりの拍手で出迎えた。通訳による紹介、プレゼント交換が行われ、引き続き懇親会へと移行した。参加者たちはお互いに身振り手振りでコミュニケーションをとり、すっかり打ち解けるなかビンゴゲームや日米対抗腕相撲、豆まきなどで交流を深めた。
 ホームビジット終了後、米陸軍の3人から感謝の気持ちが伝えられ、また受け入れた企業側からは共同訓練の成功と3人の健康を祈る言葉が送られた。
 高田援護室では、「米陸軍と援護協力企業との相互融和、そして日米友好親善に寄与できた。今後とも各種行事を通じて防衛・援護基盤の育成に努めたい」としている。

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