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青森県スキー大会で3冠に輝く
《 5連隊》
社会人チームとして14年ぶり優勝(40kmリレー)果たす
青森駐屯地、第5普通科連隊(連隊長・田草川茂人1佐)スキー部は、1月19日から23日までの間、青森県野辺地町まかど温泉スキー場で行われた青森県スキー選手権(国体・全日本予選)に参加した。
22日に行われた男子40キロリレー(10キロ×4)に参加した5連隊のスキー部「陸自青森」チーム(1走=重迫中・板橋雄人3曹、2走=3中隊・吉田岳士長、3走=重迫中・鳥谷部彰洋士長、4走=1中隊・横浜未来士長)が序盤からトップグループに入り、地元の高校勢とデッドヒートを繰り広げ、スタミナや経験豊富なレース展開で上回った陸自青森が他チームを押さえ、2位の野辺地高校を8秒差でかわし、社会人チームとしては14年ぶりの優勝を果たした。翌23日、距離男子30キロフリーが行われ、横浜士長が他を寄せつけず圧勝。10キロクラシカル、40キロリレーに続き、見事、選手権3冠に輝いた。また、連隊スキー部が上位6人中4人を占める健闘ぶりを見せ、5連隊「陸自青森」チームの存在感を示した大会となった。
32連隊で弁論大会実施
優勝は田中3曹
第32普通科連隊(連隊長・曽田健史1佐)は1月16日、大宮駐屯地講堂で平成19年度連隊弁論大会を実施した。
この大会は、1師団弁論大会への連隊代表選考を兼ねて行われ、各中隊2名の計12名の代表で争われた。
各弁士は、日頃内に秘めた自分の考えや思いを熱く語り、会場に集まった審査員や大勢の聴衆者をうならせていた。
結果は、「初級陸曹特技課程(准看護師)における自らの体験をもとに教育する側の責任の重大さと、技術及び知識の再確認の必要性」を語った田中新悟3曹(本部管理中隊・衛生小隊)=写真が優勝の栄冠に輝き、「同期との友情」について熱く語った廣川哲也士長(第3中隊)が第2位の成績を収めた。
優勝した田中3曹は「自分の考え、思いが皆さんに通じたのが何よりうれしい。師団大会もがんばります」と語っていた。
41連隊が別府大分毎日マラソン支援
第41普通科連隊(連隊長・杉山利行1佐)は2月3日、第57回別府大分毎日マラソン大会を支援した。
この大会は、日本4大クラシックレースの一つで、世界で初めて2時間30分の壁を破った大分県出身の名ランナー故池中康雄氏の「オリンピックで日本人選手を優勝させるため大分でマラソン大会を開こう」との熱い想いから誕生したもので、「新人の登竜門」と呼ばれる。今年は、国内外から457名の有望選手が参加、白熱したレースを展開した。
連隊は、第3中隊長(舟木3佐)以下人員40名、車両14両をもって大会を支援。スタート前の音楽演奏、5kmごとの関門資材や各給水地点へのドリンクなどの輸送、また、観察車両の運行等を整斉と行い大会の運営に協力した。
一方、前日放映されたOBS放送「かぼすタイム」には、支援隊代表として3名の隊員が出演、観察車の車長(北川1曹)と操縦手(藤原3曹)の2名は、積極的な支援と車両の安全運行を誓い、選手として参加の平林3曹はその意気込みを述べるなど、自衛隊のPRにも大いに貢献した。
なお、今大会のレース結果は、マラソン初参加の地元大分県出身、足立知弥選手が2時間11分59秒で初優勝を果たし、連隊から参加した平林3曹は、2時間34分41秒でゴールした。
《論陣》
黒人初のアメリカ大統領誕生?
さえないブッシュの共和党
大方の見るところ、誰しもが次期アメリカ大統領にヒラリー・クリントン上院議員が就任するだろうと予想した。知名度と資金力に反ブッシュ政策、さらに2期務めた夫・クリントン前大統領が後方支援している。顔立ちも悪くない才媛だ。国民がいらだっている医療問題についての政策もいい。前大統領は双子の赤字を解消した実績もある。いいことずくめ、である。せいぜい「どうして夫婦がそろって大統領になるのよ」が唯一のやっかみくらいである。
対するに、バラク・オバマ上院議員の政治経歴は短い。知名度も少ない。白人優位のアメリカでは、ケニア人の父を持つ黒人であることもハンデと見られていた。
ところがどうであろう。専門家もたじろいでしまうような赫々たる戦果を上げている。上げ潮が続いており、結局のところ、民主党の大統領候補に指名されて、そのままゴールを切る勢いなのである。そうさせているのは、いうまでもなく主権者であるアメリカ国民である。変化を求める米国民のいらだちが、本命のヒラリー議員を通り越しているのだろう。
そうしてみると、ブッシュ政権が多くの国民に支持されていないだけでなく、その政策に怒りが込められている何よりの証拠なのだ。ブッシュ政治の批判は広範なだけではなくて、強い批判となっていると理解すべきであろう。
思えば数年前、機内で隣り合わせた米国人女性に「ブッシュは好きではない」といった途端、大変な歓迎を受けたものである。軍需産業やエネルギー産業は、ブッシュ政策のお陰で有卦に入っている。「イラク戦争が終われば10年間は静かになろう」といった声も聞こえてきている。
いまや専門家は、ヒラリー研究からオバマ研究に舵を切っている。貧しくも差別を受けた幼少期、麻薬にも手をつけた苦悩の日々から、一転して名門大学・ハーバードの法律学校で弁護士資格を取得するや、アメリカの恥部である貧困地区にもぐりこんで奉仕活動する。これらは日本の世襲議員など寄せ付けない強さを、否応なしに見せ付けている。それはまた、アメリカの強さでもあろう。
他方、ブッシュの共和党はどうか。マケイン上院議員が候補者指名を獲得したかにみえる。ところが、高級紙ニューヨーク・タイムズは、彼が上院商業科学運輸委員会の委員長時代、関係する電気通信関連企業の女性ロビイストとの親密な関係を暴露した。同紙は、米国の好ましい大統領として民主党オバマ、共和党マケインを推薦していた。それでいてマケイン・スキャンダルを記事にしたのである。
これに対して、当人は「私は国民の信頼を裏切っていない。特定グループに利益を与えていない」と反論したものの、国民は誰も信用していない。当然のことである。米国マスコミの優れている点である。
思うに、共和党の候補者指名がはっきりしない時点での報道を遠慮していたものの、もはや民主党の勝利が確実視される場面で、大勢に影響がないと判断して報道したものであろう。もっとも、これで決まったわけではない。暗殺を予想する専門家が少なくない、というのもアメリカならではである。
アメリカの今は日本同様にいいことがない。イラク・アフガン戦争に加えて原油高による物価の値上がり、そこへとサブプライムローン問題と景気減速である。財政の大赤字である。問題山積である。いわば大統領選挙熱がブッシュ批判を吸収してくれている。救われているのはブッシュ一人なのだ。
オバマ登場に比例して対日政策は大きく変わるかもしれない。その日本も変化を見せている。時代の節目が2008年かもしれない。
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