防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年2月1日号
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精力的に募集活動行う
《島根地本》
地道な街頭広報でアピール
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 島根地本(本部長・吉永春雄1陸佐)は1月15日、JR松江駅前で今年度5回目となる街頭募集を実施した。これは「募集の日」として高校生や大学生、社会人を対象に、優秀な隊員を獲得するため地本本部各課室の隊員が一丸となり募集活動をおこなったもの。
 街頭募集では、松江駅北口及び南口の出入口3カ所にそれぞれ分かれ、朝の通学、通勤途中の学生及び社会人に対し、「おはようございます。自衛官募集中です」の掛声と共に試験案内、連絡先が記されたティッシュ及び募集広報資料を手渡した。
 当日、テレビ局記者のインタビューを受けた島根地本募集課長は、記者の「自衛官の募集状況は厳しいですか」との質問に、「高校卒業生の減少、大学・専門学校等の進学率の増加、企業の就職雇用数の増加で非常に厳しい状況です」と答えた。また「公務員は色々あって厳しい状況ですが」との質問には「国の防衛、災害派遣、国際貢献を一生懸命がんばって頂ける方をお待ちしていますので、よろしくお願いします」と熱く語った。島根地本の街頭募集がテレビ放映されたのは今回初めてであり、募集広報もさることながら、島根地本のPRにも大いに貢献した。
 島根地本では、今後も地域事務所の広報官のみならず、本部員も積極的に広報を行い地本一丸となって入隊予定者の獲得及び目標達成のため募集活動に臨んでいくとしている。

地本協力者が訓練研修
《埼玉》
空挺初降下見学で理解深める
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 埼玉地本(本部長・園田郁夫1陸佐)は1月13日、地本協力者24名の第1空挺団初降下研修を支援した。
 習志野演習場では、石破大臣の視察のもと訓練が開始され、降着戦闘訓練等が行われた。研修者は空挺隊員やヘリコプター、戦車などの戦闘行動を間近で見学し、その迫力に感嘆の声を上げるとともに、空挺団の精強さや訓練の厳しさを改めて認識した。
 午後は野宴会場に場所を移して空挺団心づくしのバーベキューを楽しんだ。参加者らは野宴の醍醐味を満喫し、地本部長を中心に和やかに歓談した。
 今回の初降下訓練研修を通じて、地本協力者が自衛隊に対する認識を深めた有意義な研修となった。埼玉地本では、今後も協力者に対する研修支援を行い、自衛隊に対する理解増進に役立てるとともに防衛基盤拡充を図りたいとしている。

「だるまの目入れ」で新年のスタート切る
《静岡》
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 新年を迎えた自衛隊各駐屯地・基地では、様々な訓練始めの行事が行われ、静岡地本(本部長・深瀬尚久1空佐)でも1月8日、恒例の年頭行事が実施された。
 深瀬本部長は整列した部員を前に現在の厳しい募集状況に触れ、非常事態宣言を発令するとともに、「フォー・ザ・静岡PCOを合言葉とし、任務達成に向けて部員全員の奮闘を期待する」と訓示した。
 安全祈願は静岡県護国神社で行われた。多くの参拝客が訪れる中、地本部員約70名が社殿に参列し、車両の運行や業務の安全を祈念する宮司の厳かな詔に神妙な面持ちで聴き入っていた。
 続いて、地本庁舎玄関前で任務達成を誓っての「だるまの目入れ」をし、新年のスタートを切った。

協力団体会員が隊員に温かい声援送る
《香川地本》
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 香川地本(本部長・溝越正信1陸佐)は12月18日、国分台演習場で行われた「第14旅団武装障害走競技会」の協力団体会員の見学等研修を支援した。
 今回の競技会研修には、父兄会員及び隊友会の総勢26人が参加し、激走する隊員に厚い声援を送った。競技は、小銃を含め約10kmの装具を装着した7名が4チームを組み、一丸となって山あり谷ありの悪路を走る厳しい内容のもので、研修参加者は沿道から「頑張れ!頑張れ!」と声をからし、また汗みどろで走る選手の中に自分の子供や知人の姿を見つけると、ひときわ大きな声援となって応援していた。

合同説明会に参加
《山梨》
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 山梨地本(本部長・鈴木昌芳1陸佐)は1月17日、甲府市内で行われた甲府商工会議所主催の「新春合同企業説明会」に参加した(写真)。当日は、自衛隊を含む県内企業37社が参加し、主に来春3月卒業予定の大学3年生と短大1年生で就職活動をしている学生220人が対象となった。
 山梨地本ブースにも多くの学生が訪れ、広報官が幹部候補生や一般曹候補生、2等陸海空士の採用制度、試験日程等とともに、自衛隊の職種や処遇についても詳しく説明した。説明を受けた学生からは、「自衛隊のイメージが変わった」「職種の多さに驚いた」などの声が聞かれ、自衛隊への高い関心が伺えた。
 山梨地本広報では、「今回の説明会を通じ、自衛隊の一端を知ってもらう良い機会となった。今後もこのような説明会に積極的に参加し、募集基盤の拡充を図っていきたい」としている。

不足時期に献血協力
《山形地本》
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 山形地本(本部長・丸山祐二事務官)は12月13日、地本本部で献血に協力した。
 山形県では、夏の猛暑の時期と冬の酷寒の時期に特に血液が不足する状況にある。そこで山形市からの依頼を受け、部員らは献血協力した。
 献血車が地本に到着すると大雪の中、市内の募集案内所からも隊員が駆けつけ、特に需要が高い400cc献血を主に行った。献血した隊員は「輸血を必要とする人の尊い生命のために役立つということを嬉しく思います」と話した。
 山形地本では、これからもボランティアとして定期的に献血の協力を行っていくとしている。

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