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潜水無事故を祈願
「これが精鋭・即応のEOD」
《佐世保水処隊》
12名が寒中水泳
佐世保警備隊(司令・江見雅博1海佐)では1月15日、佐世保水中処分隊による平成20年の潜水始めとして、佐世保湾で寒中水泳を実施した。
この日は暖冬とはいえ、水温11度、気温10度の厳寒の中、処分隊所属の水中処分員精鋭12名が処分隊長・高橋幸治1尉を先頭に佐世保警備隊S-O岸壁から次々に海に入り、約15分間にわたり海水パンツ一枚で完泳した。
佐世保水中処分隊の平均年齢は42歳。年令相応に潜水員としての勤務年限が長く、知識・技量は高く、士気もすこぶる高い。佐世保地方隊はもとより、他地方隊から参加する潜水員の各種訓練の指揮官として、潜水技量の向上、潜水無事故に貢献している。また、各自治体の爆発性危険物等の除去、処分等に貢献し、民生の安全に貢献している。
処分隊による年始の寒中水泳は1年の潜水無事故を願って実施しているもので、警備隊司令をはじめ自衛官等多数の声援を受けながら実施された。実施後、処分隊員の一人が「これが精鋭・即応のEODです」と語る姿は実に頼もしく、潜水無事故とともに一層の活躍が期待できるものとなった。
バス転落事故で9師隊員が人命救助
1月4日、11時頃、青森市雲谷地区の国道103号線において酸ヶ湯から青森市へ向かっていたツアー客35人を乗せた大型観光バスが横転し5メートル下の沢へ転落。
近くの萱野茶屋付近でスキー訓練を終え青森駐屯地に向かっていた第9化学防護隊(隊長・菅2佐)と第9師団司令部付隊(隊長・外崎3佐)の35人は沢の下に転落しているバスを発見。バスは乗降口がある左側を下に横転しており、乗客の悲鳴が聞こえていた。バスの運転手から「フロントガラスを割って助けてくれ」と頼まれたが、寒風吹きすさぶ中に怪我人を出すことは危険と判断し、救急車の到着を待って、ガラスを割り救出した。また、消防隊の要請により、荷物を降ろした大型トラックに軽傷者19人を乗せて市民病院に搬送した。
隊員の献身的な救助活動が地元テレビ・新聞に報道され、市民から賞賛の声があがっていた。この救助活動功績により、それぞれの部隊は、師団長より第4級賞状が与えられた。
20歳の決意高らかに
青森駐で成人祝賀行事
青森駐屯地(司令・越智正典陸将補)では1月15日、駐屯地屋内訓練場において駐屯地成人式を行い、新成人102名の門出を祝った。
式典には、駐屯地各部隊長、駐屯地所在隊員をはじめ青森市長(代理)、駐屯地協力団体等の各代表者、防衛・駐屯地モニター並びに隊員家族等、来賓が多数参列した。
越智司令は式辞の中で、「チャレンジ精神を持って自分自身の充実向上を図り、自らの行動に責任を持ち、立派な自衛官、立派な社会人を目指してほしい」と激励した。
また、新成人者を代表して、山川毅3曹(9通大本管中)は、決意表明の中で「自衛官として、社会人として、心身の鍛練に励み自己の人格形成に努力します」と力強く誓った。
この後、記念品として、駐屯地司令からペンセット、修親会・曹友会からアドレス帳がそれぞれ贈られた。記念品を受け取った、大関士長(5普連1中)は、「普段の生活で使う物であり、20歳の記念として大切に使いたい」と喜びを語ってくれた。
式典後の会食では、来賓から激励の言葉を頂くとともに新成人の抱負が発表されるなど終始なごやかに行われた。また、報道機関の取材を受けた新成人代表の、佐藤士長(9後支連補給隊)は記者の質問に対し、緊張しながらも自衛官らしく20歳の決意を力強く答えていた。
宮崎県駅伝競争大会で都城自衛隊Aが連覇
松山駐屯地(司令・幸野英明1陸佐)は、1月12日から14日の間、第14特科隊第2中隊長の麻生3佐を担当官とし、松山市内の新田高校野球部(平成2年春の選抜高校野球大会で準優勝、ミラクル新田の愛称で活躍・平成17年にも甲子園出場)47名の生徒に対する隊内生活体験を実施した。
この生活体験では、野球部監督の要望である「集団生活、集団行動を通じて人間性を高める」を合言葉に基本教練、体力検定、徒歩行進(12キロメートル)、持続走、救急法等を主に、喫食、入浴、清掃、点呼など日常的な隊内生活を体験した。
初めて参加した生徒達は緊張も見られたが、担当中隊長以下の温かい出迎えもありすぐに馴染み、着隊説明後に行った班編成時には大きな声で対応していた。普段から部活動などで団体生活に慣れているせいか、特に集合動作、移動間の部隊行動及び基本教練等では整斉と行動していた。また、行動訓練、持続走等では、野球で培った体力で一人の落伍者もなく全員完走完歩、元気溌剌若さを見せた。
担当中隊長は、「この経験を生かして夢の大舞台である甲子園出場を目指し、頑張ってもらいたい」と述べ生徒達を見送った。
巨大氷像の製作開始
紋別流氷まつり支援
《25普連(遠軽)》
連隊(連隊長・手塚信一1佐)は1月16日、紋別市紋別海洋公園で2月8日から始まる「紋別流氷まつり」のメイン氷像製作隊の受け入れ式に参加した。連隊は毎年、紋別市が行う同まつりのメイン像製作を本部管理中隊作業小隊(小隊長・福田宣俊3尉)主力の支援隊が作成しており、今年も同市の依頼により福田支援隊長以下33人が製作を担当する事となった。
受け入れ式は午後2時に始まり、実行委員長の畑中正義紋別観光協会会長から「厳しい寒さの中で大変な作業が続きますが、立派な氷像が完成することを信じています」と激励、続く宮川良一紋別市長も「このまつりは市の一大イベント。素晴らしい氷像を楽しみにしています」と挨拶した。これを受けた福田支援隊長は「皆さんの期待に応えられるよう全力を尽くします」と力強く答えた。支援隊は2月8日の引き渡し式に向け、メイン氷像である全高9・5メートル、幅25メートルに及ぶ「ザ・ウインザーホテル洞爺」の完成を目指す。
安全願い初飛行
《北宇都宮駐》
1月8日、陸上自衛隊北宇都宮駐屯地航空学校宇都宮校(分校長・下池賢一1佐)は、総合編成訓練を実施した。この訓練は編隊行動の練度向上と一年の航空安全祈願を目的とし、年明け最初の訓練として行われている。
訓練に先立ち、航空安全を祈願し達磨に目が入れられた。分校長は訓示の中で「空は、みんなのもの。感謝して飛行せよ」と、日頃から駐屯地にご理解を頂いている近隣住民の方々に対し感謝の言葉を述べた。
その後OH-6D、UH-1Jなど計10機が編隊を組みながら、雪化粧した日光連山上空を約40分飛行。平成20年の「初飛行」を無事終了した。
初飛行の模様は、各報道機関の取材を受け、当日夕方のニュースや翌朝の新聞に掲載された。
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