防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2008年1月15日号
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新年に飛躍を誓う
《山口》
悪戦苦闘で伝統の門松づくり
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 山口地本(本部長・中原茂樹1空佐)では、年末の恒例行事として12月19日に協力諸団体とともに、約120名の参加を得てもちつきを催すとともに、27日には庁舎玄関に設置する部員手作り伝統の門松づくりなど、新年を迎える準備を行った。
 地本の門松づくりの匠は、昨年定年を迎えたことから今年は伝統引継ぎが心配されていたが、総務課の小方1曹を中心とした数名のメンバーが、昨年の門松の写真を見たり、書物を調べたりと暗中模索しながら作成した。作りは山口に伝わる一般的な作り方で、孟宗竹を中心に松竹梅と縁起をかついだ作りとなっている。根じめには、南天や熊笹・こも(稲わら)などを使用し、悪戦苦闘して手づくりの門松が完成した。それだけに、部員は「初めて門松づくりに取組んだにしては、昨年の匠とそん色ない。よく出来ている」と、出来栄えに驚いていた。
 仕事初めの1月7日には、年頭行事を行い、県内各地域事務所等から本部に集合した部員全員に対し玄関先に設置された伝統を引き継いだ立派な門松が披露された。年頭行事では、中原本部長から「どのような環境であっても与えられた職務や目標は達成する」と熱意が述べられ、部員一同は英知を結集し、職務にまい進することを誓い新年がスタートした。
 山口地本では、伝統の門松の縁起にあやかって飛躍ある1年にしたいとしている。

入隊予定者が部隊見学
《山形》
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 山形地本(本部長・丸山祐二事務官)は12月8日、神町駐屯地で入隊予定者とその家族を対象とした部隊見学を実施した。この見学は、入隊までの不安を払拭させることを目的とし、隊内生活を送る上での疑問などを隊員に直接質問する機会を設け、自衛隊を正しく理解してもらうため毎年行っている。
 当日は県内各地から入隊予定者とその家族208人が参加した。4つのグループに分かれ、装備品展示、生活隊舎や駐屯地の各施設を見学したあと、隊員食堂での体験喫食を行った。生活隊舎の見学では、実際に住んでいる隊員が説明し、「不安を残さず入隊していただきたい。小さなことでもいいので質問してください」と未来の後輩たちに温かく声をかけた。
 一緒に見学した家族からも「子供が実際に生活する部屋や駐屯地を見学することができて安心した」「隊員の話を聞くことができてよかった」という声が聞かれ、入隊予定者だけでなく家族にとっても貴重な見学となった。

防災教育で部員の意識向上など図る
《島根地本》
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 島根地本(本部長・吉永春雄1陸佐)は11月28日、本部庁舎で各課室及び東部地区隊参加者26名に対し、松江北消防署の支援を受けて平成19年度防災教育を実施した。
 はじめに安達消防司令による防火講話が行われ、火災原因、火災死亡原因、火災時の対処方法及び火災予防のための各種施策等の説明を受けた。
 引き続き、実際に火災発生を想定した避難訓練及び訓練用消化器を使用し、初期消火訓練を行うとともに、地本消防隊編成、任務及び作業分担の確認を実施した。
 近年の建物は耐久性建材で建築されていること、コンクリート構造であることから地本庁舎は、全焼に到る大火にはならないものの島根地本では、防火教育を通じ火災事故の未然防止に一層務め、地域との連携を強化していくとしている。

ラジオで募集PR
《函館地本》
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 函館地本(本部長・日向錦次郎1海佐)では12月13日、地元ラジオに渉外班長と広報班長が出演して地本が参加するイベントの告知や自衛官募集などについて広報活動を行った(写真)。
 イベントの告知では、子供用陸海空自衛隊のミニ制服の試着、「南極の氷と石」の展示、パネル展示など、盛りだくさんの実施内容でアピール。自衛官募集に関しては、2士採用試験を行うなど広報した。最後に2月2日、函館市民会館大ホールで空自音楽隊演奏会の案内と、自衛官を目指す人へのメッセージを話して約15分の出演を終えた。

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