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   2006年11月15日号
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
「自ら発想の転換図る」
ケイ・エイチ・ビー(株) 清水喜四郎
清水氏は昨年5月、4空団を3空尉で定年退職。55歳
 昭和45年3月、航空自衛隊入隊以来36年間、良き上司先輩、同僚に支えられ、大過なく勤務できたことに感謝しつつ平成17年5月、第4航空団を最後に思い出多き自衛隊生活を終え、早1年が過ぎました。退官時における再就職については、通勤等の多少のリスクは承知で、地元に拘らず、職務内容を優先したい旨を松島基地援護室の方々にお願いしたところ、仙台市に在ります株式会社「東日本放送」の関連会社「ケイ・エイチ・ビー開発株式会社」をご紹介いただき、無事就職できましたことに改めて感謝申し上げます。
 弊社は、東日本放送社屋内にあり、警備、清掃、空調・電気設備等の運用管理やマンション・アパート等の不動産仲介・管理、医療・損害保険等の代理店業務、人材派遣、登録、その他マスコットキャラクター「ぐりり」のグッズ販売等、多種多様にわたる業務を行って、本社業務の一端を担っている会社であります。
 私の職場は、空調・電気設備等の保守管理業務の部門であり、主に空調機・電気設備等の点検、中央監視盤でのスタジオ等の温度監視や消防設備等の点検を24時間体制で運用管理するのが私達保守員(現在はOB4名)の任務概要です。
勤務はシフト制で夜間は一人になり、不測事態が発生しても初期対応は頼る相手がいないため、即判断即実行、その厳しさはありますが、やり甲斐もあり、その任務達成のためには生涯勉強なんだと痛感しております。
 入社当時の保守員は企業出身の先輩方もおられましたが、自衛隊地方連絡部勤務での経験を生かすことができたために人間関係で悩むことなく、日々の業務も現役時代の特技に近いものを優先選考したため不安もなく、社内の「快適な職場環境作り」を目標に楽しく頑張って、時には職場の上司、先輩仲間や現役後輩達とゴルフをしたり、充実した人生を送っています。
退職を迎えられる皆さん、厳しい雇用状況を乗り切るためには、健康であり、自ら発想の転換を図ることが肝要ではないでしょうか。

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