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   2005年8月15日号
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地連 東西南北
市民参加のイベントなど各地で開催
掃海艇おぎしまにチビッコ歓喜
海自・海保が合同で体験航海
<香川地連>
 香川地連(部長・進藤進1陸佐)は7月5日、海自呉地方隊第42掃海隊掃海艇「おぎしま」が参加して行われた海自・海上保安部合同の一般公開・体験航海を支援した。地域住民等に防衛業務、海上保安業務に対し理解を深める事を目的に、香川県地区小型船安全協会4分会(土庄分会・渕崎分会・池田分会・内海分会)が主催したもの。
 歓迎式には、自衛隊からは阪神基地隊第42掃海隊司令(住田篤生2海佐)、掃海艇「おぎしま」艇長(白木健政1海尉)が参加し、地域住民が見守るなか、地元小学生からの歓迎の言葉や花束贈呈、草壁保育園児鼓笛隊の演奏など盛大な歓迎を受けた。その後、一般公開では、地元住民はもとより幼稚園児、保育園児がバスで駆けつけるなど大勢人々が訪れ盛り上がりをみせた。
 園児たちは、珍しい大きな船に大はしゃぎ、艇内の装備に興味深々で喚起の声を上げていた。
 体験航海では、一日司令に草壁保育園保育士の黒島三紗さんが、一日艇長には同保育園保育士の岡田早耶香さんが任命され、2人の号令で「二十四の瞳」で有名な小豆島の美しい海へ出港、約1時間のクルージングが行われた。

上空からの眺めは最高!
夏休みに体験ヘリ搭乗
<千葉地連>
機から降りる参加者の顔には笑みが
 千葉地連(部長・山本克彦1海佐)は7月23日、習志野演習場において自衛隊受験希望者及び募集協力者等35人の航空機体験搭乗を習志野駐屯地と合同で行った。
 東部方面航空隊から2機のUH−1の支援を受けた体験搭乗には、地連側から夏休み中の学生が多く参加した。習志野駐屯地協力者など40人とともに眼下に広がる郷土を約20分間にわたって楽しんだ。
 参加者からは「普段、遠く感じていた駅から学校までの道のりが上空からは小さく見え、距離も短く感じられた。夏休みのよい思い出になった」「ヘリコプターに乗るのは初めて。物が小さく見え視野が広がった感じ」との感想が聞かれた。

「整備職に興味」
113人がCH−47搭乗
<青森地連>
 青森地連(部長・鈴木修1海佐)は7月24日、空自第3航空団と三沢ヘリコプター空輸隊の支援を受けCH−47Jの体験搭乗を行った。
 当日は募集対象者、協力者、援護協力者など113人の搭乗となった。
 雲ひとつない晴天のなか、三沢〜下田〜八戸〜十和田の上空、約20分間の飛行を満喫することができた。
 搭乗した募集対象者の一人は「この鉄の塊が飛行するなんて驚きます。緊張して搭乗しましたが、上空の景色がすばらしく楽しい飛行となりました。私達が体験搭乗するためには、パイロットのほか、誘導員や整備員などたくさんの航空自衛隊員が仕事についていることがわかりました。私は整備に興味があり今後自衛隊を志すつもりでいますが、この体験搭乗で航空機整備に興味がわきました」と語った。

キャプテンは“人魚姫”
護衛艦「ちくま」釧路へ初入港
 帯広地連(部長・長谷川儀蔵1陸佐)は7月9日・10日の両日、釧路港で護衛艦「ちくま」(艦長・大久保幸彦2海佐)の体験航海と一般公開を行った。
 同艦の釧路港入港は初めて。8日の朝には入港後関係者約50人が集結し、釧路地方自衛隊協力団体連絡協議会(栗林定徳会長)主催の入港歓迎式が行われた。
 入港歓迎式では、主催者を代表して栗林会長が「釧路の食や自然に触れ疲れを癒してください」と挨拶。伊東良孝釧路市長も「釧路の街は港を拠点として発展してきた。船舶航行の安全確保は皆さんの活躍のおかげ」と日頃の任務に謝意を表した。
 隊員を代表して、同護衛隊司令の小野秀樹1海佐は「海上が任務の場所なので、なかなか市民に見ていただく機会がない。明日以降の体験航海や一般公開で隊員一同、皆様を精一杯もてなしたい」と答礼した。
 9日には、2005年"マーメイドくしろ"の小林香奈子さんが一日艦長に任命され、真っ白の制服姿で指揮を執るとともに、来艦者との記念撮影に快く応じていた(=写真)。
 今回初の試みとして装輪装甲車3両の展示(第27普連)、結索法などの体験、ミニ制服コーナーを設置したところ、予想を遥かに上回る人々が訪れた。あいにくの雨にもかかわらず両日合わせて、一般公開に約1200人、体験航海に800人もの人々が海男の仕事ぶりに触れた。

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