防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2005年8月15日号
1面 2面 3面 6面 7面 8面 9面 10面 11面 12面

連隊総合射撃競技会
各中隊の名誉かけ技を競う!
<48普連>
 第48普通科連隊(連隊長・麦田敬業1陸佐)は7月8日から11日迄の間、即応予備自衛官招集訓練(訓練タイプD)に併せて、各種射撃訓練の集大成ともいえる小銃班射撃競技会、81mm迫撃砲縮射弾射撃競技会及びATM実距離誘導訓練競技会を関山演習場で行い、宇都宮・相馬原・新発田・高田・松本の各駐屯地の予備自204名が競技に参加した。
 小銃班射撃競技会は今回初めてで、予備自のみで編成された小銃班ごとに行い、第1状況(小銃・機関銃射撃)は風船的、第2状況(84RR・LAM縮射弾射撃)は戦車的を用いて、中隊対抗で競った。結果は大差をつけて第2中隊が本競技会を制した。
 81mm迫撃砲縮射弾射撃競技会は、3回目の実施で常備自衛官・予備自混成の小隊で実施し、射撃精度点・射撃速度点を中隊対抗で競った。各中隊は日頃の訓練成果を遺憾なく発揮して競技に臨んだが、速度に勝った第2中隊が優勝し2本の優勝旗を手にした。
 ATM実距離誘導訓練競技会は、前回実施した縮尺誘導から実距離誘導へ変更し、予備自のみで編成された分隊ごと個人対抗で行った。張り詰めた空気の中競技が進行し、競技に参加した予備自は常備自衛官に勝るとも劣らない命中精度を見せた。集中力を最後まで保った第1中隊の小澤即応予備士長が、全弾命中及びほぼ100%の追随精度で優勝を決めた。
 また10日には、初の120mm迫撃砲実弾射撃を実施し、重迫撃砲小隊の予備自29名が参加した。

雪月花
 「亡国のイージス」を上野の映画館に見に行った。大きい入れ物だったが3分の入りというところか、若い女性同士や一人できているのにもびっくりした。時代が変わったとは言うがたしかに「戦国自衛隊」のときもそうだった。ストーリーも人のつながりが最後まで伏せられており興味をつないだ。「沈黙の艦隊」ではスティーブン・セガールの料理長がひとりで暴れたのに対してこちらは先任伍長の真田広之が「死ぬなよ」と叫びながら大活躍、東京の、日本の危機を救う。観終わった後、若い人たちと話してみると、あんな大きい艦が東京湾にはいれるのか、日本人ではない14人もの工作員がどうして乗れるんだろう、某国の工作員は高度の訓練をうけているはずなのにどうして副艦長を仕留められなかったのか、三沢基地から飛び立ったF−2はかっこよかったが30分も東京までかからないよ、イージス艦の核洗滌装置はあんなんだなどなど。某国と組んだ副艦長らは、国家の態をなさなくなった日本人を目覚めさせるために決起した、たしかにそう感じることももあるが、今日この映画を見た若い人たちはしっかりしていた。
 最後に東京湾に沈むイージス艦はなんとももったいない1200億が… またこの後の撤去作業も大変だろうな、記者の心配のタネはつきない。(所谷)

Home
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc