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   2005年7月15日号
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「頑張っています」 新しい職場
活躍するOB シリーズ
警固屋船渠(株)  脇崎 幸一
脇崎氏は平成16年3月、海自呉教育隊(教官)を1尉で定年退職。55歳
 私は、昨年3月10日に海上自衛隊を定年退職し、1万トンクラスの貨物船を年間2〜3隻建造している呉市内の警固屋船渠(株)に勤務しています。現在、検査課長兼安全課長として、日々検査、安全業務に苦闘し、約1年経過しましたがやっと仕事にも慣れたかなというところです。
 造船所の仕事は、海上自衛隊での勤務で概略の内容は理解していたこともあり、職種選びには、迷いはありませんでした。仕事の内容は、次の二つの仕事を兼務しています。
 一つ目の検査業務は、新造船のブロック溶接部の検査、諸タンクの内部検査、圧力試験等諸試験を起工かち竣工まで一つの船が出来上がるまで約半年間お付き合いします。造船に興味のある方には有意義な職場です。夏は暑く、冬は寒い現場での作業になり、若者には人気のない職種ですが、私もそれなりに造船に興味があり、充実した毎日です。
 二つ目の安全業務は、毎日の朝礼での安全教育から始まります。警固屋船渠(株)でも年間数件の事故が発生していますが、事故が発生すれば事故現場に駆けつけ、警察署、労働監督署等の対処並びに事故対策を行い、事故撲滅をめざしています。また、毎朝の安全教育で話の題材を考え、社員、協力会の人を前にして安全についての話をすることは大変ですが、海上自衛隊で培われた不撓不屈の精神で、安全意識の高揚と事故撲滅に奮闘しています。そのほか、全国造船安全推進員広島支部幹事として、広島県内の造船所の安全パトロールに参加し、安全指導を行っています。
 仕事上で苦労したことは、新造船に備える国籍証書、機器の証明書などが全て英文であり、また、検査申請が英文、監督(検査宮、検査員)が韓国人、中国人、台湾人等であり、英語に悩まされました。もっと勉強しておけば良かったとしきりに反省しています。電子辞書が活躍しています。
 警固屋船渠(株)に入社して、60歳代、70歳代の人が多数働いている姿を見て自分がまだ若者の域であることを実感しています。これから定年を迎えられる皆さんに申し上げたい。50歳代は、まだ「若いんだ」という気持ちで再就職されることを祈念致します。

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